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クルミットです♪
極寒の薬王谷で、死に物狂いでマツジの命を救おうとするカク・テンハク。そんな彼を冷徹な視線で見つめながらも、少しずつ心の仮面が剥がれ落ちていくセツ・シヤ。第5話では、雪の中で酌み交わした酒が、これまで誰にも触れさせなかった二人の孤独な心を静かに溶かし始めました。過酷な刺客との死闘から、夜の静寂に響いた切ない本音まで、二人の距離が少しだけ近づく様子を、それでは5話を一緒に見ていきましょう!
七夜雪 5話のあらすじ
薬王谷に身を置くカク・テンハクは、己の深い傷も顧みず、マツジを救うための薬草探しに執念を燃やし続けていました。彼に手当てを施すセツ・シヤは、口を開けば素っ気ない言葉ばかりですが、その手つきは極めて丁寧で、彼の無鉄砲な性格を誰よりも把握していることが伝わってきます。
この二人の距離感、見ているこっちまでソワソワしちゃいます。患者と医者なのに、この妙な緊張感はどういうことなの!?
ある夜、二人は降り積もる雪を見ながら緑蟻酒を飲むことになりました。酒の勢いもあってか、カク・テンハクは普段は決して見せない弱音をこぼし始めます。亡き親友と交わした誓い、そしてその遺児であるマツジをどうしても救い出したいという張り詰めた想い。彼が絞り出すように語る言葉に、セツ・シヤの瞳にはかすかな揺らぎが浮かんでいました。
あんなに強気なカク・テンハクが、お酒の力とはいえ弱さを見せるなんて。ギャップが強すぎて、胸がギュッとなりました。
セツ・シヤの脳裏には、凍りついた湖に沈んでいった少年の姿が焼き付いています。彼女が他人を遠ざけ冷徹に振る舞うのは、大切な人を救えなかった深い絶望に心が囚われているからでした。カク・テンハクは「君も、忘れられない人がいるんだね」と、彼女の痛みを真っ直ぐに見抜きます。図星を突かれたセツ・シヤは一瞬言葉を詰まらせましたが、すぐにいつもの冷たい態度へと戻っていきました。
自分の心を見透かされた瞬間の、あのセツ・シヤの戸惑った表情。あんなに悲しげな顔をされると、もう直視できません。
翌朝、カク・テンハクは3つ目の薬を求めて再び過酷な旅へ出る準備を始めます。セツ・シヤは、そこが極寒で生還者がいない危険な場所だと警告します。出発の間際、彼女は「死なれたら治療が無駄になるから」と口にし、体力を維持するための貴重な薬丸を手渡しました。カク・テンハクは「必ず戻ってくる」と約束し、吹雪の中に姿を消します。セツ・シヤはその背中を、降り積もる雪の中でじっと見送っていました。
「治療が無駄になる」なんて言い訳をして薬を渡すなんて!その素直じゃない不器用さが愛おしくてたまりません。
その頃、カク・テンハクを監視する魔教の刺客たちが距離を詰めていました。傷が癒えぬまま山道を進むカク・テンハクは、鋭い敵の攻撃を受け窮地に立たされます。絶体絶命の瞬間、彼の脳裏に浮かんだのは薬王谷で自分を待つセツ・シヤの顔でした。
あんなにボロボロな体で、一体どこにそんな力が残っているの!?画面越しに思わず「もう無理しないで!」って叫んでしまいました。
激闘を終え、カク・テンハクは雪の中に倒れ込みます。意識が薄れる中でセツ・シヤにもらった薬を飲み、再び立ち上がった彼の執念は人間離れしていました。同じ頃、薬王谷で彼が残していった古い剣を眺めるセツ・シヤ。彼女の心の中で、カク・テンハクという存在が無視できないほど大きくなっていることを、自分自身でも認めざるを得なくなっていました。
緑蟻酒の夜と、二人の不器用な情愛
この回で一番心が揺さぶられたのは、やはり夜の静寂の中で二人が緑蟻酒を酌み交わすシーンです。あの映像の美しさは、まるで一枚の絵画を見ているようでした。言葉少なに語るカク・テンハクの情熱が、セツ・シヤの閉ざされた心に少しずつ触れていく様子が、こちらにまで痛いほど伝わってきました。
セツ・シヤの不器用すぎる優しさにも胸を打たれます。「治療が無駄になる」という理屈をつけて薬を渡すなんて、それはもう「生きて戻ってきてほしい」という本心の裏返し。ツンデレな行動の裏にある、凍てついた心の柔らかい部分が垣間見えた気がします。
一方で、カク・テンハクのボロボロ加減には主婦として「もういいから温かいスープでも飲んで横になって!」と背中を叩きたくなってしまいました。それでも、限界まで自分を追い込み、執念で雪山を突き進む姿は力強く、つい応援したくなります。刺客の影が濃くなる中、彼がどうやってこの過酷な道のりを切り抜けるのか。吹雪の中で立ち上がる彼の生命力に、物語の続きが気になって仕方がありません。
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