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クルミットです♪
薬師谷を包む冷たい銀世界の中で、シュエ・ズーイエがフォ・ジャンバイの命を繋ぐために限界を超えた治療を続けています。ただ、その献身は彼女自身の体を確実に蝕み、二人の絆が深まるほどに過酷な運命が牙を剥いてきました。そこに忍び寄る元紫教の刺客ミャオ・フォンの影。誰かを守りたいという純粋な願いが、皮肉にも二人を崖っぷちへと追い詰めていく第20話、その緊迫の展開を一緒に見ていきましょう!
七夜雪 20話のあらすじ
薬師谷で、シュエ・ズーイエはフォ・ジャンバイの負傷した体と毒を克服させるべく、一切の妥協を許さぬ治療を続けています。医者としての責務を全うする姿勢の裏で、彼女の中でフォ・ジャンバイに対する特別な感情が育まれていました。一方のフォ・ジャンバイは、亡き友の遺児であるモールを救うため、伝説の薬草を探す旅を急いでいます。満身創痍の体で無理を重ねるフォ・ジャンバイを叱りつけながらも、シュエ・ズーイエの瞳には隠しきれない情が宿っています。
冷徹を装っているのに、フォ・ジャンバイが無理をするたびにシュエ・ズーイエの視線が揺れるの、本当に見ていて苦しい。あの表情だけで、胸の奥がキュッと締め付けられました。
第20話において、シュエ・ズーイエは自身の体力を極限まで削るほどの大胆な治療法を選択します。自分の限界を理解しながらも、フォ・ジャンバイが一日も早く回復することを最優先に考えていたのです。そんなシュエ・ズーイエの異変に、鋭い感性を持つフォ・ジャンバイも気づき始めました。日に日にやつれていく彼女の顔色を見て、フォ・ジャンバイは耐えきれず治療を拒もうとします。互いを想うからこそ、あえて突き放し合う二人のやり取りには、張り裂けそうな空気が流れていました。
「これ以上、自分を犠牲にしないでくれ」と訴えるフォ・ジャンバイの不器用さが本当につらい。治療を拒むことでしか相手を守れないと信じ込んでいる姿に泣けてきます。
そんな折、薬師谷に元紫教の刺客であるミャオ・フォンが現れます。恐るべき暗殺者であるミャオ・フォンと、シュエ・ズーイエの間には、計り知れない過去の因縁があるようです。シュエ・ズーイエはフォ・ジャンバイに悟られぬよう平静を装いますが、その緊迫感は隠しようもありません。異変を察したフォ・ジャンバイは、ボロボロの体で剣を手に取り、立ち上がります。
あのボロボロの状態で、震える手で剣を握るフォ・ジャンバイ。命を懸けてシュエ・ズーイエの前に立ちはだかる姿、見ていて全身が震えました。
夜の庭で、ようやく二人は静かに言葉を交わす機会を得ます。フォ・ジャンバイはモールのために戦う理由と、過去の悔恨を吐露しました。それに応えるように、シュエ・ズーイエも孤独に生きてきた自分の半生を語ります。これまでお互いの心に深入りすることを避けてきた二人でしたが、この夜、ついに心の境界が崩れ去りました。しかし、その刹那、シュエ・ズーイエが激しい咳き込みと共に崩れ落ちてしまいます。フォ・ジャンバイが抱きかかえた彼女の手は、驚くほど冷たくなっていました。
倒れたシュエ・ズーイエの手が冷たいと気づいた時のフォ・ジャンバイの表情が忘れられません。絶望という言葉では足りない、あの呆然とした顔が目に焼き付いて離れません。
フォ・ジャンバイは混乱の中でも、すぐさまシュエ・ズーイエを助けるための策を講じます。周囲にはミャオ・フォンが潜み、逃げ場はどこにもありません。フォ・ジャンバイは、自分の目的である薬草探しを一時中断し、シュエ・ズーイエを救う道を選択します。彼は彼女を背負い、雪に閉ざされた山道へと足を踏み入れました。背中から伝わるシュエ・ズーイエの微かな鼓動を頼りに、フォ・ジャンバイは一歩ずつ吹雪の中を進んでいきます。
雪の山道で見えた二人の本心
今回のエピソードで一番目に焼き付いたのは、雪の中を二人で進むラストシーンです。ただでさえ体力が底をついているフォ・ジャンバイが、さらに命を削ってシュエ・ズーイエを背負い歩く姿。映像が美しければ美しいほど、この先に待ち受ける運命の重さに心が押しつぶされそうになりました。
シュエ・ズーイエという女性の強さと、その裏にある悲しいまでの献身。彼女は医者として、自分の命さえも取引材料にするような生き方を選んできました。その重荷に気づいた時、フォ・ジャンバイはどんな思いで彼女を背負っているのでしょうか。これまでずっと「助けられる側」だったはずの彼女が、実は誰よりもボロボロになりながら彼を支えていたという事実は、あまりに残酷です。
そして、ミャオ・フォンという存在が、いよいよ物語の均衡を崩しにかかっています。シュエ・ズーイエが必死に隠してきた過去のすべてが、この雪の中で暴かれようとしています。フォ・ジャンバイが雪道を突き進んだ先には、彼女を癒やす道があるのか、それともさらなる試練が待っているのか。モールの命、シュエ・ズーイエの心、そしてフォ・ジャンバイが守り抜こうとする愛。すべてが氷点下の世界で静かに燃え上がっています。雪に消えそうなほど儚い二人の絆が、この試練を乗り越えて何をもたらすのか。彼らが雪山を抜けた先にある景色を確認するまでは、一瞬たりとも目が離せません。
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