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クルミットです♪
蕭定権の怒りがついに形となって爆発しました。
趙壅への取り調べがとにかくすさまじく、画面越しにも痛みが伝わってくるような展開です。
そして最後に起きてしまった信じられない悲劇。
それでは29話を一緒に見ていきましょう!
鶴唳華亭 29話のあらすじ
蕭定権は陸文昔を呼び寄せ、自分の腰帯を整えさせます。
二人の距離が近づく様子を、遠くから寇珠がじっと見つめていました。
その瞳の奥には、激しい嫉妬の炎が燃え盛っています。
寇珠の視線があまりにも鋭くて背筋が寒くなりました。
一方、李柏舟は趙壅と張紹筠を法廷の堂上に引っ張り出し、合同での尋問を始めます。
張陸正は趙壅の正面に立ち、なぜ屋敷の中に馬売りの遺体が埋められていたのかと厳しく問い詰めました。
しかし趙壅は何を聞かれても何も知らないとシラを切り、ひたすら愚か者のふりを決め込みます。
そこへ、蕭定権が大殿に足を踏み入れてきました。
蕭定権はすぐに趙壅へ拷問を行おうと準備を進めます。
ところが、李重夔が皇帝の口頭命令を携えて駆け込んできました。
皇帝は蕭定権が趙壅に刑罰を加えることを禁じたのです。
この勅命を聞いた瞬間、趙壅は大声で笑い声を上げました。
皇太子といえども自分には手出しできないのだと完全に高をくくっています。
皇帝が止めてきた時の趙壅の勝ち誇った顔、本当に苛立ちます!
蕭定権はわずかに驚きの表情を浮かべました。
しかし、すぐに気を取り直して冷徹に審問を続けます。
蕭定権は、張紹筠に軍馬の密売に関与した重大な嫌疑があると裁定を下しました。
国の法律に従えば杖刑80回、そのうえ斬首に処されるべき重罪です。
張陸正は息子の身を案じて激しく動揺します。
でも公の場で私情を挟むわけにはいきません。
蕭定権は冷ややかに合図を送り、張紹筠を外へ引きずり出させました。
そして蕭定権は、大公無私という建前を逆手に取ります。
身内を厳罰に処したのだからと、皇帝の命令を押し切って公然と趙壅に杖刑を命じました。
李柏舟は趙壅が痛みに耐えかねて余計な口を滑らせるのを恐れ、必死に止めに入ろうとします。
でも蕭定権の決意は微塵も揺らぎません。
後で父である皇帝からどんな処罰を受けようとも、今日この場で趙壅に痛烈な思いをさせる腹づもりだったのです。
蕭定権の覚悟の据わり方がすさまじくて圧倒されました。
案の定、趙壅は数発板で打たれただけで悲鳴を上げます。
死んだ二人の馬売りが自分の下僕だとあっさり認めました。
それどころか、賭場へ人を送り込んで張紹筠を誘惑し、馬を買わせた罠まで白状します。
蕭定権は厳しい声で、軍馬はどこから調達したのかと激しく問い詰めました。
趙壅はなおも悪あがきをして、東宮の護衛兵から盗んだのだと言い逃れを図ります。
すると、蕭定権は容赦ない一撃を浴びせさせました。
強烈な杖刑を食らった趙壅の口から、鮮血が噴き出して歯が抜け落ちます。
趙壅はここでようやく蕭定権の本気の恐ろしさを骨の髄まで思い知りました。
みっともなく泣き叫びながら命乞いを繰り返し、自分は本当にこれ以上何も知らないと叫びます。
蕭定権は一切の手加減を許しません。
今度はすねの骨を挟んで締め上げる苛烈な拷問具を使わせました。
耐えがたい激痛に趙壅はそのまま白目を剥いて気絶してしまいます。
蕭定権は医者に趙壅の手当てを命じ、傷が少し良くなったらすぐに再尋問を行うと言い渡しました。
歯が吹き飛ぶほどの拷問の壮絶さに息を呑みました。
審理が終わると、張陸正はなりふり構わず蕭定権にすがりつきます。
自分にはこの息子一人しかいないのだから、どうか張紹筠の命だけは助けてほしいと涙ながらに懇願しました。
でも蕭定権は冷たい鉄の仮面を崩しません。
張紹筠の生死を皇太子が決めることはできず、すべては皇帝の裁定次第だと突き放します。
途方に暮れた張陸正は、重罪人が収監される大牢へ足を運びました。
板打ちを食らって息も絶え絶えになっている張紹筠の姿を見て、父親として胸を引き裂かれます。
いたたまれなくなった張陸正が焦燥感を抱えて牢を出ると、李柏舟と真正面から出くわしました。
李柏舟はこの弱みにつけ込み、張陸正を自分の陣営に引き入れようと接触を図ります。
しかし張陸正は冷淡な態度を崩さず、李柏舟の誘いを無視して立ち去りました。
蕭定権はわざと張陸正を連れて宮中に戻り、太子妃を見舞わせます。
そして父親の口から、張紹筠は無事だと太子妃に伝えさせました。
それでも太子妃は弟の安否が心配でたまりません。
そこで陸文昔にすがり、大牢へ行って弟の様子を直接確かめてきてほしいと頼み込みます。
蕭定権から外出の許可をもらった陸文昔は、傷薬を抱えて張紹筠の牢へと急ぎました。
張紹筠の全身は血にまみれて痛々しい状態です。
しかし陸文昔が手渡した姉の手縫いの衣服を目にすると、張紹筠は痛みを忘れたように嬉しそうな笑顔を浮かべました。
そのとき、隣の薄暗い牢房から懐かしい声が響いてきます。
捕らわれている実の兄である陸文普が、すぐそばの妹に語りかけてきたのです。
陸文昔は全身を硬直させ、兄に背を向けたまま立ち尽くしました。
自分の顔を見られて正体が露見することを恐れ、陸文昔は一言も返せず足早に牢を立ち去ります。
目の前に兄がいるのに声をかけることすら許されないなんて辛すぎます。
陸文昔が大牢の外へ出ると、思いがけない人物が待ち構えていました。
現れた姜尚宮は、一包みの薬材を陸文昔の手の中に押し込んできます。
それは身ごもっている女性の体に極めて強い害を及ぼす生薬でした。
陸文昔は、姜尚宮が妊娠中の太子妃の命を狙っているのだと激しく動揺します。
ところが、姜尚宮は冷ややかに言い放ちました。
その薬はお前のために渡したのだ、と。
意味が分からず息を詰める陸文昔に対し、姜尚宮は恐ろしい計算を静かに解き明かしていきます。
太子妃のお腹にいる皇孫が無事に誕生すれば、天下に大赦令が出される。
そうなれば張紹筠は死罪を免れ、命を落とさずに牢を出ることができる。
そして蕭定権が趙壅を徹底的に締め上げて李柏舟の罪を自白させれば、皇太子側が完全な勝利を収める。
その大きな手柄によって張陸正は出世の階段を駆け上がり、次の有力な中書令に登りつめることになる。
権力を握った張陸正が、かつて自分と対立した陸英を生かしておくと思うか?
姜尚宮の言葉が突き刺さります。
父親である陸英の命を確実に救う道は、太子妃のお腹の子を流産させることだけなのだと宣告されたのです。
姜尚宮の言葉が残酷すぎて、陸文昔の追い詰められ方に胸が痛みます。
陸文昔は激しい葛藤に苛まれながら、薬を握りしめて報本宮へ戻りました。
太子妃が薬を飲んで眠りについた後、陸文昔は意を決して蕭定権の執務部屋を訪ねます。
張紹筠の処刑が遅くても秋の処刑期に執行されると知っていた陸文昔は、皇太子が本当はどうするつもりなのかを確かめたかったのです。
蕭定権は正面からは答えようとしません。
ただ、皇孫が誕生すれば大赦が出る手はずになっているから、それまでは何があっても太子妃に処刑の話を隠し通せとだけ命じました。
陸文昔が指示を受けてふと背後を振り返ります。
そこには、起き上がって静かに立ち尽くしている太子妃の姿がありました。
最愛の弟が秋に斬首されるという恐ろしい事実を、太子妃はすべて自分の耳で聞いてしまったのです。
激しい絶望と衝撃に襲われた太子妃は、その場で腹部を押さえて崩れ落ちました。
耐えがたい激痛に苦悶の声を上げます。
そして、見る間に着物の裾を朱色に染め、鮮血が床へと広がっていきました。
あの倒れ方、見てるこっちまで息が止まりました!
鶴唳華亭 29話の感想まとめ
最後の下血の場面、あまりの急展開に頭が真っ白になりました。
太子妃のあの苦しげな倒れ込み方と、足元に広がっていく鮮血の赤さが本当に痛々しかったです。
ずっと温かくて優しかった太子妃が、なぜこんな過酷な目にばかり遭わなければならないのでしょうか?
そして趙壅に対する蕭定権の取り調べも、見ていて体が縮こまるような迫力でした。
皇帝がわざわざ拷問を禁じる命令を出してきたときには、このまま趙壅に逃げ切られてしまうのかと悔しい気持ちになりました。
でも、そこで張紹筠を厳罰に処して逃げ道を塞ぎ、公明正大という大義名分を掲げて趙壅を打ち据える蕭定権の手腕は圧巻です。
板打ちで歯が吹き飛んだ趙壅の姿には、日頃の悪行への怒りもあって胸がすく思いでした。
ただ、その代償として張陸正を完全に突き放した冷徹さには、皇太子の背負う孤独の深さも感じます。
牢獄の場面も胸が締めつけられることばかりでした。
血まみれの体で姉の縫った着物を受け取って無邪気に喜ぶ張紹筠を見ていると、愚か者ではあっても根っからの悪人ではないと思えて切なくなります。
すぐ隣の房から聞こえる兄の声に、振り向くことすら許されず涙を呑んで立ち去る陸文昔の姿にも胸が痛みました。
その陸文昔をさらに奈落へ突き落とす姜尚宮の罠が本当に恐ろしいです。
太子妃の子どもが無事に生まれれば張紹筠も助かり、張陸正が出世して陸英が消されるという理屈。
悪意の塊のような提案なのに、政治の力関係を正確に突いているからこそ陸文昔は反論できません。
自分の父親を救うために無実の太子妃とお腹の子を犠牲にするのか、それとも見殺しにするのか。
こんな残酷な二者択一を突きつける姜尚宮の冷徹さには心底イライラします。
秘密を知って倒れてしまった太子妃と、目の前で起きた惨劇に立ち尽くす蕭定権の表情が忘れられません。
『鶴唳華亭』第60話で、勝利の喜びに沸く中で二通目の急報が届いた際、蕭定権が大量の血を吐いて倒れ込んだ理由は何?
『鶴唳華亭』第1話で、尚服局の張尚服が太子の儀礼服を点検していた際、足りないことに気づいた装飾品は何か?
『鶴唳華亭』第4話で、蕭定権は盧世瑜の机の上で見つけた辞表をどのように処分したか?
『鶴唳華亭』第7話で、盧世瑜は部屋を訪れた蕭定権の体を何を使って激しく打ち据えたか?
『鶴唳華亭』第10話で、趙貴妃は父の命と息子の名誉を守るためと叫び、懐から何を取り出して見せたか?
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