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今回は、中国ドラマ『七時吉祥-しちじきっしょう』第24話のあらすじをご紹介していきます。前回は、性別逆転の歴劫（れっこう）を終えた初空（しょくう）と祥云（しょううん）でしたが、下界では再び激しい戦乱が巻き起こり、さらに魔族の動きも不穏な気配に。二人の運命は、いったいどのような道をたどるのでしょうか？
それでは24話を一緒に見ていきましょう！
七時吉祥-しちじきっしょう 第24話のあらすじ
凡間（はんかん）で肉体を得ていた初空と祥云は、すでに霊力を失っていました。そんな中、錦萝（きんら）が立ちはだかり、二人は大ピンチ。ところが、危機一髪のところで紫辉（しき）が身を挺して守ったことで記憶が戻り、自分の女娲石（じょかせき）の心を奪った“解莺時（かいおうじ）”＝錦萝であると気づきます。錦萝も必死で事情を説明しようとするものの、紫辉の怒りは収まらず、まずは“石心”を取り戻す決意を固めるのでした。
紫辉がようやく真相にたどり着いたシーンは、痛ましくも目が離せませんね。
その後、紫辉と初空・祥云はそれぞれの使命を果たすため別行動に。上界では、昊轩（こうけん）天帝が「李天王が凡間で死亡した」と偽りの情報を流し、钱天王（せんてんのう）を“目撃証言者”に仕立てます。钱天王は疑わず承諾しますが、いったい何の目的なのかは謎のままです。
一方、凡間では衛国との大戦が目前に迫り、初空と祥云は最後の別れを惜しむように月下で酒を酌み交わします。彼女から手づくりのハンカチを贈られ、初空は思わず口づけを交わすなど、これまで築いた愛情を確かめ合う二人。それぞれやらなければならない“役割”に身を投じようとしていました。
やがて初空は前線へ赴き、勝利を収めるものの自らも戦死。後に残った祥云も、朝廷を守り抜いたのち、彼がいない世界に未練はなく、毒酒を飲んで自らの命を絶ちます。こうして二人は“殉情（じゅんじょう）”というかたちで下界を去り、再び天界へ。
悲痛な選択ではありますが、二人が深く愛し合っていた証ともいえますね。
天上では初空と祥云が再会し、緊張をほどくように抱き合います。彼らは今一度、歴劫中の出来事を振り返りながら互いを確かめ合い、李天王の命簿にまつわる話や偽造された“聖凌教の結末”などを追求しようと意気込みます。そこで思い浮かんだのが、下界で見かけた童謡と、玉佩（ぎょくはい）に刻まれていた謎めいた“逐浪九峰”の文字。それを手掛かりに、子どもたちを探すことを決意するのでした。
この童謡がどんな秘密を握っているのか興味津々ですね。
いっぽうで紫辉は単身で摩罗神族に乗り込み、護法・錦蓮（きんれん）の正体が、かつて凡間で親しくしていた千忍（せんにん）だったと知ります。錦蓮と錦萝の兄妹は、紫辉を“復讐の道具”に利用しようとしていたとわかり、裏切られたショックで激怒。錦蓮も「魔族を守り、沧海（そうかい）女帝を復活させるためには石心が必要だ」と譲らず、今まさに対立が決定的になりそうです。
ほどなくして、祥云は紅线翁（こうせんおう）から「李天王が凡間で亡くなったらしい」と聞かされ、大きな悲しみに包まれます。初空はそんな彼女を必死で慰め、姻缘阁（いんえんかく）の一角で肩を落とす彼女をそっと抱きしめるのでした。
七時吉祥-しちじきっしょう 第24話までの感想まとめ
今回のエピソードでは、初空と祥云が再び下界で命を落とし、天界へ帰還するという切ない展開が描かれました。お互いを想い合いながら殉情してしまうところは、見ていて胸が締めつけられます。
でも、天界で再会した際に迷わず抱き合う姿に、二人の強固な愛情を感じてほっとしました。
同時に、紫辉が錦萝の裏切りを知り、摩罗神族の復讐計画がいよいよ表面化。これまで以上に複雑な思惑が絡み合い、ストーリーはますます深みを増しています。李天王の行方不明（？）や天帝の企み、そして童謡が示す秘密など、気になる要素がまだまだいっぱい。
次回はこの激しい動きのなかで、初空と祥云が愛を深め合う一方、六界の危機にどう立ち向かうのかから目が離せませんね。いよいよクライマックスが近づいてきたようで、今後の展開も楽しみです。
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