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クルミットです♪
千秋儀の現場から大切な鳳凰の頭が消え、都は大騒ぎになります。
正直すぎる張屏は、またしても命の危険にさらされてしまいました。
巻き込まれた蘭珏と一緒に課された期限は、わずか二日間です。
無謀な謎解きに挑む二人はどうなるのでしょうか?
それでは12話を一緒に見ていきましょう!
君子盟 12話のあらすじ
張屏は千秋儀の工事現場へ潜り込みます。
現場の職人たちに、鳳凰の頭が偽物だと伝えました。
純金ではなく銅の上に金色の漆を塗った安物です。
目にはめ込まれた紅宝石も、貼り合わせた模造品でした。
なぜ職人たちは気づかなかったのでしょうか?
職人たちは驚くどころか、見張りの兵士に訴え出ます。
張屏が太后様の鳳凰頭を侮辱したと告発したのです!
良かれと思って教えてあげたのに、すぐに役人へ突き出すなんてひどい話です!
捕まった張屏は、工部を束ねる王大匠の前に引き出されました。
工事現場への不法侵入は重い罪です。
そのうえ皇室を冒涜するデマを流した罪まで問われます。
張屏は、馬おじさんから鳳凰が血を流したと聞いて調べに来ただけだと説明します。
しかし王大匠は聞く耳を持たず、張屏を薪小屋へ閉じ込めました。
王大匠からの抗議を受け、やって来た大理寺の主簿が張屏を引き取ります。
鳳凰頭は太后の面目に関わるから余計なことは言うなときつく叱られました。
自宅へ戻った張屏のもとに、祁朱からの誘いが届きます。
指定された皇家猟場へ向かった張屏。
祁朱の正体が今の皇帝であることを見抜いていました。
以前会ったときの名前から察していたようです。
皇帝は自分で焼いた羊の肉を張屏に振る舞います。
貴重な隴右の塩灘羊の肉でした。
皇帝は張屏と別れた後、部下たちと隴右の奥深くへ行って持ち帰ったと語ります。
隴右の反乱がいまだ治まらない現状を、若き皇帝は悔しがっていました。
いつか必ずすべての土地を取り戻すのだと強い決意を口にします。
自分のやりたいことに突き進む張屏の姿。皇帝は羨ましかったのです。
科挙に受かって、危険を恐れずに難事件を解決してほしいと励ます皇帝。
皇帝がそこまで張屏を気にかけるのはなぜでしょうか?
皇帝自らお肉を焼いてくれるなんて、すごく気さくな皇帝ですよね。
しかし庶民の間では、すでに不穏な噂が飛び交っていました。
張屏の麺の屋台でも客たちが噂話をしています。
太后が天子の権力を奪った怒りで、天が鳳凰頭を持ち去ったという内容でした。
太后が偽物で誤魔化していると語られ、その噂の出所が張屏だと名指しされます。
噂が広がったせいで、王大匠が部下を連れて張屏を捕らえに来ました。
連行された先で、張屏は目を疑います。
そこには酷い私刑を受けて血まみれになった馬おじさんの姿がありました!
ただの噂話のせいで無関係なおじさんを拷問するなんて、本当に胸糞が悪くなります!
王大匠は張屏に、あれは嘘のデマだったと世間に向けて釈明するよう要求します。
しかし張屏は首を縦に振りません。
自分は噂を流していないし、鳳凰頭が偽物なのは事実だと突っぱねました。
意地を張る張屏に激怒した王大匠は、容赦なく私刑を命じます。
張屏が連れ去られたと知った陳籌。必死で蘭府へ助けを求めに走りました。
知らせを受けた蘭珏は現場へ急行します。
張屏の命が危ない寸前で、間一髪救い出すことに成功しました。
すると、そこへ太后が姿を現します。
太后は鳳凰頭の紛失を隠そうとしていた王大匠を一喝しました。
司天監の玄機は、騒ぎの発端となった張屏を処罰すべきだと強く求めます。
そこで蘭珏が前に進み出ました。
張屏は自分の門生であり、いい加減なデマを言う性格ではないと擁護します。
誰かがこの混乱を利用して、故意に噂を広めたのだと訴えました。
蘭珏は、張屏と一緒に捜査して真犯人を捕まえてみせると名乗り出ます。
太后は冷徹な眼差しで二人を見据えました。
結果のわからない勝負はしないのが太后の流儀だったのです。
もし犯人を捕まえられなければ、相応の覚悟をしておけと脅されます。
期限はたったの二日間。
失敗すれば全員が死罪という過酷な条件でした!
二日という短い時間で真相に辿り着けるのでしょうか?
張屏の命を救うために、太后の前で自分の命まで懸けてしまう蘭珏の覚悟が凄まじいです。
蘭府に戻った張屏は、助けてくれた蘭珏に頭を下げます。
蘭珏は張屏を静かに諭しました。
お前の言っていることは真実だが、世の中には言ってはならない本当のこともある。
どんなに事実を叫んでも、相手が変わるわけではないと説きます。
大理寺の文書庫で働かせたのも、張屏を事件から遠ざけて守るための配慮でした。
でも張屏の意志は揺らぎません。
黒は黒、白は白。
どんな世の中であっても、真実は曲げられないと言い切ります。
そして二日以内に必ず鳳凰頭と盗賊を見つけ出すと約束しました。
二人は千秋儀の工事現場へ向かいます。
張屏は王大匠から盗難当夜の様子を聞き出しました。
十日前の昼に巡回したときは何の変化もなかったそうです。
しかし深夜の子時に見回りを担当した林右校が、鳳凰頭の消失に気づきました。
まるで鳥が自ら夜空へ飛び去ったかのようだったと言います。
張屏は林右校を呼び出して詳細を確認しました。
消えたのは鳳凰頭だけではありません。
組まれていた木製の足場も、現場を覆っていた大きな布も丸ごと消え失せていたのです。
なぜ現場から足場まで消えてしまったのでしょうか?
周囲を丹念に調べていた張屏は、焼け焦げて死んでいる虫を見つけます。
犯人は犯行時に火を使ったと考えられませんか?
しかし工事現場は厳重な火気厳禁でした。
油や燃料の出入りは厳しく記録されています。
蘭珏が帳簿を調べることになり、張屏は現場に残された手口の解明に挑みました。
あっという間に最初の一日が過ぎ去ります。
蘭珏が屋敷で物資の記録を洗っていると、出張から戻った王硯が駆け込んできました。
王硯は張屏と組んで危険な賭けに出た蘭珏を厳しく問い詰めます。
もし失敗すれば、これまでの十年間の努力も、父親の無実を晴らす悲願もすべて灰になってしまいます!
しかし蘭珏の胸中はさらに重苦しいものでした。
太后が鳳凰頭を盗んだ黒幕を、政敵である柳太傅に仕立て上げたがっているからです。
黒幕は本当に太后が疑う人物なのでしょうか?
ただ真相を暴けば良いという話ではありませんでした。
自分の出世や父親の復讐がかかっているのに、友人のために怒ってくれる王硯もいい人ですね。
張屏は寝る間も惜しんで盗難の手口を考え続けます。
どうやってあの重い鳳凰頭を運び去ったのでしょうか?
答えは出ないまま朝を迎えます。
そのとき、陳籌がお湯を沸かしているやかんが目に入りました。
注ぎ口から勢いよく噴き出す湯気。
その湯気を見た瞬間、張屏の頭に稲妻が走ります!
犯人が点火したのは熱気を得るためだったのです。
張屏のひらめきは正しいのでしょうか?
犯人は足場の骨組みと覆い布を使って、巨大な孔明灯を作り上げました。
※孔明灯とは、熱気で空へ浮かび上がらせる大きな灯籠のようなものです。
夜の闇に紛れて、熱気球のように鳳凰頭を吊り上げて空へと運び去ったのでした。
張屏は燃料の記録を確かめるため蘭府へ急ぎます。
迎えた旭東から、現場から生桐油の漆が四樽消えていたという調査結果を聞かされました。
張屏の推理は的中します。
桐油は布に塗って空気漏れを防ぐために使われたのです。
張屏は旭東に、蘭珏へ兵を集めて雲霄山へ向かうよう伝言を頼みました。
君子盟 12話の感想まとめ
馬おじさんが血を流して倒れている姿を見たときは、本当に胸が痛みました。
何も悪いことをしていない優しい庶民が、役人の身勝手な保身でいたぶられるなんてあんまりです!
王大匠の残忍さには心底イライラしました。
張屏まで同じ目に遭わされそうになった瞬間は、息が詰まりそうになります。
危機一髪で蘭珏が駆けつけてくれて、心の底からほっとしました。
それにしても張屏の頑固さは相変わらずですね。
拷問の道具を前にしても「黒は黒、白は白」と一切折れない姿には、呆れるのを通り越して感服します。
見ているこちらは気が気じゃありません。
「本当のことでも言ってはいけない時がある」と説く蘭珏の気持ちも痛いほど伝わってきました。
朝廷の冷酷な争いを生き抜いてきた蘭珏だからこそ、張屏を必死で守ろうとしているのですね。
正反対の生き方をしてきた二人が、少しずつお互いを理解し合っていく過程はじわじわと胸に響きます。
太后の冷酷な佇まいも怖すぎました。
事件の解決を命じる裏で、政敵の柳太傅を陥れようと企んでいるなんて恐ろしいお方です。
王硯が血相を変えて蘭珏の元へ怒鳴り込んできた場面も心に残りました。
蘭珏がどれほどの苦労を背負ってきたかを知っているからこその激怒です。
口は荒いけれど、友人を心から心配する王硯の優しさが伝わってきます。
巨大な孔明灯を使ったトリックには完全に一本取られました!
お湯が沸くやかんの湯気から、熱気球の仕組みをひらめく張屏の観察眼は見事です。
消えた生桐油の行方も判明し、いよいよ舞台は雲霄山へと移ります。
張屏からの知らせを受けた蘭珏が、あの山で無事に盗まれた鳳凰頭を取り戻せるのか見守りたいです。
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