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クルミットです♪
今回は中国時代劇「安楽伝」第3話を、主婦目線でくわしくご紹介します。
今回は華やかな翎湘楼(れいしょうろう)での花魁(おいらん)宴が舞台。
ところがその最中、まさかの転落死事件が発生!?
ドロドロの権力争いにミステリー要素も加わり、どんどん目が離せなくなってきました。
この記事では、第3話のストーリーと気になる登場人物の動き、私なりの感想もたっぷり交えてお伝えします。
それでは第3話を一緒に見ていきましょう!
安楽伝 第3話のあらすじ
大理寺少卿(だいりじしょうけい)としての任安楽(にん・あんらく)は、日々事件の調査に奔走中。
ある日、事件の資料を読み進めるうちに、古雲年(こ・うんねん)が裴沾(はい・せん)を使って、たくさんの冤罪事件を仕組んできたことを突き止めます。もし裴沾を失脚させれば、朝廷の権力バランスも一変するかもしれません。
ですが、太子・韓燁(かん・えつ)は古雲年と正面から争うタイプではなく、こういう駆け引きにはやや不利。
今は「動かず、じっと機会をうかがう時期」だと任安楽も感じています。
この“静観”の姿勢、主人公らしくないけど、あえて今は我慢する判断が大事なんですよね。
そんな中、洛銘西(らく・めいせい)が任安楽に「会試(かいし:官僚登用試験)を利用して古雲年派を揺さぶろう」と提案。
ちょうど今回の会試(中国版センター試験のような超重要な国試)は、主考官が古雲年派の李崇恩(り・すうおん)という人物。きっと何か裏で企みがあるはずです。
洛銘西は古雲年派のリストを“美男ランキング”風にまとめて手渡しますが、これは火であぶると真の名簿が浮かび上がるしかけ。
こういう小道具が出てくると、推理ドラマの雰囲気が増してワクワクします!
その時、韓燁と温朔(おん・さく)が洛銘西を訪ねてきます。
任安楽と洛銘西が親しげに話しているのを見て、ちょっとヤキモチ?
任安楽はわざとおどけて場を和ませ、韓燁に2人の関係を怪しまれないよう立ち回ります。
こうして、今後も洛銘西と表向きは自然な関係を築くことに成功。
この駆け引きの上手さ、本当に“女狐”みたいでお見事です!
計画はまず古雲年の息子・古斉善(こ・せいぜん)から崩すことに。
洛銘西は情報屋の琳琅(りんろう)に「花魁の夜」に動くよう指示。
こうして待ちに待った花魁宴(おいらんえん)がやってきます。
任安楽・韓燁・洛銘西・温朔は、京城で一番の遊郭・翎湘楼(れいしょうろう)に集合。
この日は“大靖一の花魁”琳琅が舞う特別な夜。
そこに古斉善と林聡(りん・そう)も他の名門子弟を連れて登場し、貧しい学子たちを横暴に追い出そうとします。
名家のボンボンたちの横暴、見てて腹が立つけど、それが時代劇の醍醐味でもありますよね。
舞台では琳琅が華やかに踊り、古斉善も夢中に。
琳琅が「花球を取った人には曲を作ってあげる」と発表し、若者たちは我先にと競争。
そんな中、韓燁だけは冷静で、全く興味なし。その様子を任安楽がからかい、楽しい雰囲気が広がります。
ところがその最中、林聡が突然高い場所から転落して死亡する事件が発生!
誰が犯人なのかまったく手がかりなし。
ここで任安楽が一計を案じ、鮮やかに真犯人を見破ります。
急に推理パート!普段はおちゃらけてる任安楽の鋭さが光る瞬間です。
一方、古斉善は「こんな宴、もう興ざめだ」と帰ろうとしますが、
任安楽は林聡の服から“会試カンニングリスト”を見つけ出し、
そこには不正に関与した学子たちの名前がビッシリ。
韓燁はすぐに全員を逮捕・収監するよう命令。
古雲年は息子を助けるため、任安楽を呼び出して圧力をかけます。
任安楽は「助けます」と口では言いつつ、うまく相手を安心させます。
古雲年も「これなら簡単に取り込めそうだ」と油断してしまうのです。
この二枚舌ぶり、怖いくらい見事!大人の女の計略って感じです。
事件後、韓燁は徹夜で皇帝に証拠を提出。
皇帝・韓仲遠(かん・ちゅうえん)は古雲年への配慮もあって、「3日以内に事件を解決せよ」と命じ、会試の答案も封印、関係者の出京も禁止に。
夜になり、任安楽は落ち込む韓燁を訪ね、理由を問いただします。
「自分で真犯人を突き止めたら、太子妃にしてもらう」と約束を交わし、2人の距離も少しずつ縮まっていきます。
大理寺では、黄浦(こうほ)が「全員しっかり尋問すべき」と主張する一方、
裴沾は「有力者の子弟を敵に回したくない」とビクビク。
任安楽は裴沾に“替え玉を作って早く片付けたら?”と提案し、裴沾は大喜びで任安楽に事件の全権を委任。
黄浦はこのやりとりに憤慨して去り、任安楽は侍女・苑琴(えんきん)に裴沾の監視を命じます。
安楽伝 第3話の感想まとめ
第3話は一気にサスペンス色が強くなってきて、めちゃくちゃ面白かったです!
花魁宴の華やかな舞台で突如発生する転落死事件、そこから一転して任安楽の推理劇が始まるギャップ。
“ただの明るいヒロイン”じゃない彼女の多面性が存分に発揮されていました。
個人的には、任安楽の“食えない大人”っぷりが最高!誰を信じていいのか全く読めない緊張感もたまりません。
また、韓燁や洛銘西、黄浦、裴沾など、複数のキャラクターの思惑が絡み合い、
単なる恋愛・復讐劇にとどまらない人間ドラマの面白さが増してきました。
「会試」のカンニングリスト、権力者の息子たち、冤罪事件…
ここまでくると、本格ミステリー時代劇の雰囲気。
次回は任安楽がどうやってこの事件を解決し、誰が味方・敵なのか、ますます目が離せません!
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