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クルミットです♪
今回は中国ドラマ「安楽伝」第4話を主婦目線でレビューします。
会試(かいし/官僚登用試験)のカンニング事件が、ついに決着!?
でも表向きはあっさり解決したものの、裏ではまだまだ大きな駆け引きや思惑が渦巻いています。
この記事では第4話のストーリーをわかりやすく紹介し、個人的な注目ポイントや感想も盛り込んでみました。
それでは第4話を一緒に見ていきましょう!
安楽伝 第4話のあらすじ
会試不正事件の後始末で、任安楽(にん・あんらく)は“大理寺少卿”としての立場を守りつつも、周囲との軋轢(あつれき)も深まっていきます。
中でも黄浦(こうほ)は任安楽に強い不信感を持っていて、「どうしてこんなに不正を見逃すの?」と疑いの目を向けます。
そこで任安楽は、太子・韓燁(かん・えつ)に頼んで黄浦宅を訪問。
意外にも、四品官である黄浦の家はとても質素で、毎日のご飯も粳米(うるちまい)と野菜ばかり。「本当に清廉潔白な人なんだ…」と任安楽も驚きます。
こういう真面目な人がドラマにいると、物語に重みが出ますよね。
黄浦は自らも五度目の挑戦で科挙に合格した苦労人。
だからこそ、裕福な家の子がずるをして合格枠を奪うのを許せないのです。
「自分の官位などどうでもいい。貧しい者の努力を踏みにじるのは我慢ならない」
…この言葉に、思わず胸が熱くなりました。
“正義”を貫く黄浦の姿勢、すごく共感できるし感動します。
でも、任安楽は古斉善(こ・せいぜん)たち有力子弟の中で、周福と呉越を“替え玉”として選ばせ、裴沾(はい・せん)もホッと一安心。
古云年(こ・うんねん)にも報告され、事件はいったん収束します。
その一方で、任安楽のやり方に韓燁も不信感。「本気でこんなことしてるの?」と責められますが、任安楽は“好きな人(韓燁)のために朝廷に仕えている”と照れ隠しでおどけて見せます。
韓燁も思わず優しい表情になり、「これからも正しいやり方をしていけば、俺が味方になる」と約束。
この2人の距離がまた少し近づいた感じ、見ていて微笑ましいです。
この様子を陰から見ていた洛銘西(らく・めいせい)は、複雑な気持ちに…。
後で任安楽に「やりすぎないように」と注意しますが、任安楽は「進めるための戦略」とあっけらかん。
一方、黄浦は徹底的に学子たちを調べ、みんなの持ち物を調査。
それなのに、古斉善のカンニングは見つからず。
結局、周福と呉越だけが“替え玉”として罪をかぶる流れに。
こういう“弱い立場の人”が損をする構図、現代でもよくある話…考えさせられます。
裴沾は事件が終わって大満足。
でも実は、黄浦と任安楽はこっそり協力関係を結び、「最後は必ず悪を暴く」と約束していたのです!
ところが、その夜。
古云年は裏工作を続け、李府(りふ)に刺客を送り、李崇恩(り・すうおん)は自殺。
遺書には「呉越と周福は親戚。家が貧しいから助けたかった」とありましたが、やはり古云年親子の力が働いているのは明らかです。
実際、任安楽は周福を“おとり”にして事件を深掘り。
呉越は古云年のすべての秘密を握るキーパーソンでしたが、口を割る前に暗殺されてしまいます。
ここで一気にサスペンス色が強くなって、緊張感が高まりました。
任安楽は古斉善を釈放し、「あなたを“切り札”にするつもりよ」と、次なる駆け引きへ。
韓燁は、任安楽の策略と才知を見て「彼女は本当に特別な女性だ」と実感します。
ただ、任安楽も帝梓元(てい・しげん)も、“ただの恋愛相手”以上に深い個性を持った女性たち。
韓燁は自分がなぜ彼女たちに惹かれるのか、改めて考える場面も。
古斉善は事件がまだ終わっていないのに、自由気ままに遊び歩こうとしますが、父の古云年に叱られ仕方なく大人しく。
ラストは、任安楽が花魁宴(おいらんえん)に登場し、太子・韓燁がやって来ると大げさに抱きつく“作戦行動”!
裴沾は黄浦の反対を無視して事件を強引に幕引きし、黄浦ら官僚たちは怒りと失望で役服を脱ぎ捨てて去っていきます。
そして任安楽は舞台上で自分の“事件解決アピール”。
古斉善が酒臭く現れると、耳打ちで「逃げなさい、太子がもうすぐ逮捕しに来る」とそっと伝えるシーンで第4話は終わります。
安楽伝 第4話の感想まとめ
第4話は、事件の“幕引き”と見せかけて、実はまだ全然終わっていない…そんな二重構造が面白かったです。
正義感あふれる黄浦の孤軍奮闘、任安楽の“二重スパイ”ぶり、そして韓燁や洛銘西との関係の変化など、見どころがたくさん。
特に、任安楽の本当の狙いや黄浦との密かな協力、裏で進む復讐劇の緊迫感は圧巻!
周福や呉越のような立場の弱い者が犠牲になっていく苦しさも、時代劇ならではのリアルな描写。
一方で、韓燁と任安楽の距離が近づいたり、洛銘西の複雑な表情が見えたりと、キャラ同士の心理戦もすごく楽しめました。
「事件は片付いた」と油断した敵に、任安楽がどう逆転劇を見せてくれるのか——
次回もますます期待が高まります!
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