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今回は『後宮の涙 第41話』をご紹介します。皇上の命で沈嘉敏が長広王妃に指名されたという衝撃の展開が飛び込み、陸貞は再び深い絶望の淵に立たされてしまいます。果たして、高湛と陸貞の未来はどうなってしまうのでしょうか?波乱必至のエピソードを一緒に見ていきましょう!
それでは第41話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第41話のあらすじ
高湛が皇上に無断で東嶺へ行った一件からあまり時間が経たないうちに、長公主が突然「皇上が下した聖旨」として、沈嘉敏(しん・かびん)を長広王妃に迎えると宣言します。高湛はこれに驚きと怒りを隠せず、「まさか皇上がそんなことを決めたなんて信じられない」と長公主を問い詰めますが、聖旨はまぎれもなく皇上名義のものだと突きつけられ、混乱が拭えません。
沈嘉敏の結婚話が急に具体化すると、陸貞はどうなるのでしょうか…胸がざわつきます
沈嘉敏は喜々として屋敷を飾り、周囲の人々には祝いの金をばら撒き、盛大に婚礼の準備を始めます。そんな様子を目撃した陸貞は、沈嘉敏こそが高湛の正妻になることを知らされ、大きなショックを受けてしまいます。しかも、つい先日ケガを負って右手が思うように使えなくなったばかりで、深く傷心していたところ。彼女は力なく外をふらつき、ついには沈嘉彦(しん・かげん)の腕の中で意識を失ってしまうのです。
自分の体は不自由になり、愛する人に別の結婚話が…あまりにも過酷すぎて言葉がありません
高湛は「沈嘉敏を妻に迎えろ」と強要する長公主に逆らい、何とかして陸貞との絆を守ろうと固く誓います。ところが、長公主は高湛がもし反抗すれば「青鏡殿の侍女たち全員を処刑する」と脅し、皇上が聖旨を下したということで後に引けない雰囲気を作り出すのです。高湛は「どうして皇上がこんなことを…」と憤りながらも、何らかの意図があるのではと疑いを拭えません。
いっぽう、萧唤云(しょうかんうん)は皇上と和解ムードになっており、一緒に外出して遊んだりと関係修復を進めていましたが、「高湛の婚礼」を知って動揺を隠せません。皇上は「仕方のないことだ」と説得しつつ、実は皇上自身も「高湛が本当に沈嘉敏と結婚したいはずがない」と感じている様子。どうやら裏で長公主と萧唤云が画策し、高湛が王位に相応しい立場になるため「公候の家柄の女性を妻に迎えるべき」という古い慣例を実行しようとしているようです。
皇上まで自分の母を倒すほど決意を固めたのに、また兄弟間に大きな亀裂が生まれるのかと心配です
そんな中、陸貞は突然に沈嘉敏の婢女に騙され、「もっと早くに嫁入りの事実を教えたかったけど言えなかった」と嘲笑される形で屋内に閉じ込められます。出られないまま時が過ぎ、気づけば沈嘉彦が関与していないことが判明。釈放された陸貞はショックに打ちひしがれ、さらに医師から「右手を治す方法はほとんどない」と告げられたため、どうしても前向きになれず、ついには絶望のあまり手首を切って自殺を図ろうとするのです。
しかし、その現場に沈嘉彦が駆けつけ、ぎりぎりのところで陸貞を救い、事情を知った高湛もあとから現れて陸貞を強く抱きしめ、「もう二度と君を苦しませない」と宣言。この感動的な再会シーンは視聴者の胸を打ちますが、同時に沈嘉敏や長公主、萧唤云らが黙っているはずもない……という不安が頭をよぎります。最後に高湛は「自分は決して沈嘉敏を娶るつもりはない」と明言し、沈国公府とも正面から対立する構え。物語はいよいよ佳境へ突入していくでしょう。
後宮の涙 第41話の感想まとめ
何と言っても、皇上の“聖旨”として沈嘉敏を長広王妃に指名するくだりには驚きでしたね。陸貞が深く傷つき、自ら命を絶とうとするシーンは見ている側も辛い気持ちになります。ただ、高湛が必死に陸貞を抱きしめて「君だけを守りたい」と叫ぶ場面は感動的でした。
二人がようやくお互いを支え合う強い愛情を再確認できたことは、一筋の光ともいえるでしょう
ただし、長公主と沈嘉敏をはじめ、宮廷内の権力者たちが黙って許すわけもなく、今後も障害が山積みの予感。皇上自身も決して望んでいないはずの“沈嘉敏との婚姻”を誰が仕掛けたのか、その背景にある思惑が気になるところです。高湛と陸貞はもう絶対に離れないと固く誓っている一方で、太后派や萧唤云らとの衝突は避けられないかもしれません。次回も目が離せない展開になりそうですね。
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