恋華-れんか-第16話あらすじと感想|炎越が背負う“斬殺”の宿命と魏枝の運命

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「恋華-れんか-」第16話では、天界・魔界・妖界のそれぞれが思惑を抱えるなか、炎越(えんえつ)が背負う“斬殺”の宿命がついに本人の前に立ちはだかります。恋心を育んできた魏枝(ぎし)の命を、自らが奪わなければならないのかという苦悩がとても切なく描かれます。
それでは第16話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第16話のあらすじ

意児(いじ)は天界での禁足に耐えきれず、魔族大尊(まぞくだいそん)への想いを紛らわそうと瀛洲(えいしゅう)を訪れ、すっかり酔いつぶれてしまいます。
炎越は隠れていた彼女を見つけますが、魔族大尊に対する複雑な感情に戸惑う意児の姿がそこにありました。魔族側では、欧亜(おうあ)が拷問に耐えながらも魏枝の行方を明かさず、妖族の血脈危機を救いたい一心で葛藤しています。
炎越はそんな状況をよそに、牵机落(けんきらく)の解毒法を探すべく紫華書閣へ行きますが、木老からも明確な打開策を得ることはできません。天帝のもとを訪ねると、かつて炎越の生母である曦彩上仙が、邪悪な力を秘めた凤凰を封印するため犠牲になった過去を知らされます。そのうえで天帝は、凤凰が三度目の血脈覚醒を迎える前に斬殺しなければ三界が滅びると断じ、炎越に選択の余地を与えない態度を見せます。封印を解かれた炎越は前世の戦いの記憶が一気に甦り、激しい苦しみに陥ってしまいました。
炎越が抱える使命と、これまで築き上げた魏枝への想いが衝突する展開に胸が痛くなります。
明朗(めいろう)は魏凌月(ぎりょうげつ)の軍勢から顧城を守るために兵を率い、顧氏(こし)は城の秘密の抜け道を明朗に伝えて市民を避難させようとします。
一方で書院では、院長の敬修(けいしゅう)が木老から「時流に乗り、魏凌月につけば安泰だ」とそそのかされますが、きっぱり拒否。混迷を極める情勢のなか、炎越は自らの宿命を受け入れたものの、せめて最後のひとときを魏枝と過ごそうと桃源村へ戻ります。魏枝には本当のことを隠し、ささやかな幸せを演出するように贈り物を渡し、一緒に誕生日を祝います。そんな穏やかな光景の中で、炎越は涙をこらえながら笑顔を見せ、魏枝も「これがずっと続けばいいのに」と願っていました。

まるで儚い夢を見ているような二人の時間が、とても切なく感じますね。
海辺にやってきた二人は、これからも離れず生きていくことを誓い合おうとします。しかし炎越は周囲の時を止め、魏枝に気づかれぬよう眠らせると、泣きながら赤霄剣を抜いて、彼女を刺そうとするのです。守りたいのに殺さなければならないという宿命を前に、炎越の苦しみは頂点に達し、全てが悲壮な雰囲気に包まれていきます。

恋華-れんか- 第16話の感想まとめ

魏枝を笑顔のまま眠りにつかせ、涙ながらに剣を振り上げる炎越の姿に胸が締めつけられました。
これまで互いに想い合い、牵机落の苦しみさえも分かち合ってきた二人なのに、“三界を守るため”という宿命が二人を引き裂こうとする構図が非常に切ないです。
天帝からの厳命、前世の因縁、そして魏凌月や明朗を取り巻く争い――すべてが一気に畳みかけるように描かれ、次回への期待と不安でドキドキが止まりません。炎越が刺そうとした瞬間、いったいどんな展開が待っているのか。魏枝は本当に斬られてしまうのか。それとも奇跡的な救いがあるのか。ここから先も一瞬たりとも目が離せません!
次回のエピソードで二人がどうなるのか、そして三界の行方がどう変わるのかを、一緒に見届けていきましょう♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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