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『楽游原』第4話は、ついに李嶷(りぎょく)と崔琳(さいりん)が“夫婦”に!?
もちろん本物ではなく潜入のための偽装ですが、二人の息ぴったりな掛け合いに思わずニヤリ。
戦乱の中での笑いと、崔琳の過去が明かされる切なさが絶妙に織り交ぜられた回でした。
それでは第4話を一緒に見ていきましょう!
楽游原 第4話のあらすじ
幼なじみの柳承鋒(りゅうしょうほう)は、昔から崔琳に想いを寄せていました。
彼にとって崔琳は、他のどんな女性とも違う特別な存在。
彼女の無事を知ると、薬を飲んで体を奮い立たせ、再び彼女を探しに出発します。
一方、郭直率いる軍が望州へ迫り、守将の裴源(はいげん)は兵力の差に撤退を決断。
そんな中、崔琳は無理がたたり倒れてしまいます。
李嶷はすぐに医者を呼び、自ら薬を煎じて看病。
崔琳は悪夢にうなされながら幼い日の記憶を思い出します――
城が敵に襲われ、母が自分を逃がすために命を懸けて戦ったあの日。
血に染まった城壁、吊るされた女性たちの姿。
母が言った「生き延びなさい、そうすれば人を救える」という言葉が、彼女の信念の原点でした。
崔琳の強さの裏に、こんな悲しい過去があったとは…。思わず胸が熱くなりました。
目を覚ました崔琳は、李嶷が近くにいることに気づき、反射的に暗器を放ちますが、
李嶷は眉ひとつ動かさず避け、淡々と薬を塗り続けます。
その姿に崔琳の表情が少し柔らぎ、二人の距離がわずかに縮まっていくのでした。
夜更け、焚き火を囲んで語り合う二人。
老夫婦を救えなかった後悔、戦で失われた人々への思い――。
静かな夜に、二人の心が少しずつ触れ合っていきます。
翌朝、道中で見たのは、避難する民の長い列。
誰もが飢えと不安に苦しみながら、「興(おこ)るも苦、亡ぶも苦」とつぶやきます。
その言葉に李嶷は何も言えず、ただ拳を握りしめるばかり。
そんな中、二人は次の目的地――並州(へいしゅう)を目指します。
並州の城主・韓立(かんりゅう)はずる賢く、朝廷にも反乱軍にもつかず、
情勢を見ては裏切るような男。
しかし、彼が支配する並州と建州は水運の要。ここを押さえれば情勢が変わるのです。
ちょうど韓立の家では孫の誕生祝い「洗儿宴」が行われる予定。
李嶷はそこに潜入する計画を立てます。
まずは情報を集めるため、乳母の身内・徐娘子(じょじょうし)に接触する作戦。
李嶷と崔琳は、夫婦に変装して潜入することに。
崔琳はお腹に布を詰め、見事な“妊婦姿”を完成させます。
李嶷は布を買いに走り、すっかり尻に敷かれる夫状態。
夫婦ごっこなのに、どこか本当にお似合いで微笑ましかったです。
二人は市場で徐娘子の豆腐・豆乳の屋台に立ち寄り、自然な会話を装いながら情報を探ります。
崔琳はお世辞を交えつつ、徐娘子の心を掴むのがうまい!
「お腹の子のために」と優しく話しかける徐娘子に、崔琳は“同じ女性”として心を開くように見せ、
韓立家の内部事情を巧みに聞き出していきます。
その中で得た情報――
韓立の孫は最近病を患っており、医者を頻繁に呼んでいるとのこと。
この情報が、二人の次の潜入作戦のカギとなるのでした。
“女の勘”と“男の計略”、二人の連携プレイが見事すぎました!
楽游原 第4話の感想まとめ
今回は、李嶷と崔琳の“偽装夫婦”が見どころ!
戦や復讐の話が多いこのドラマの中で、ちょっとしたコメディ要素が心地よい緩和剤になっていました。
夫婦を演じながらも本気で心を通わせ始める二人の姿に、ドキドキが止まりません。
また、崔琳の過去が明かされ、彼女の“生きる強さ”がどこから来たのかが描かれたことで、
ただの武人ではなく、心に深い傷と覚悟を抱えた女性だと感じられました。
李嶷も少しずつ“遊び人の皇孫”から、“民を思う将”へと変わり始めています。
二人の成長と関係性の変化が、今後どう進むのか本当に楽しみですね。
次回は、潜入作戦の続き!
二人が韓立の城にどう入り込み、どんな危険が待ち受けているのか――
スリル満点の展開になりそうです!
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