楽游原 第7話あらすじと感想|すれ違う想いと、灯火に映る二人の心

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クルミットです♪

『楽游原』第7話は、戦と恋が交錯するドラマチックな展開でした!
崔琳(さいりん)と李嶷(りぎょく)の距離は近づいたかと思えば遠のき、
さらに新たな女性・顧婉娘(こえんじょう)の登場で、物語がまた一段と複雑に――。
戦場での策略と胸の奥の嫉妬、どちらも熱く燃え上がった回です。

それでは第7話を一緒に見ていきましょう!

楽游原 第7話のあらすじ

崔琳が崔家軍を率いて再び出陣!
戻るや否や、彼女は並州(へいしゅう)への総攻撃を命じます。
戦況は崔家軍の圧倒的勝利。守軍は一戦ももたずに崩壊し、韓立(かんりゅう)は親衛に守られて逃亡しました。

しかし、崔琳はすでに全てを見越していました。
彼女は城門を閉鎖し、四方に兵を配置して韓立を包囲。
「鎮西軍より先に必ず捕えよ」と厳命します。

崔琳の指揮ぶり、まさに知略と胆力を兼ね備えた女将軍そのものでした!

一方、鎮西軍も韓立の行方を追っており、
李嶷たちも行動を開始します。
逃げ込んだ先の屋敷で、韓立は顧相の庶女・顧婉娘(こえんじょう)の部屋に踏み込みます。
彼女は刺繍をしていたところでしたが、乱入した韓立に臆することなく皮肉を言い放ちます。
「堂々たる将軍が女の部屋に逃げ込むとは、情けないこと。」

この言葉に逆上した韓立が手を上げようとした瞬間――
扉が開き、李嶷が登場!

混乱の中、韓立は顧婉娘を突き飛ばして逃亡。
危うく転落しかけた顧婉娘を、李嶷が飛び込み救い上げます。

その瞬間、駆けつけた崔琳がその光景を目撃。
複雑な表情を浮かべながらも、「この戦、あなたの勝ちね」と冷静に譲歩し、並州城を明け渡す決断をします。

……が、崔琳がそんなに甘いはずもありません。
実は彼女、すでに城の軍糧と物資をすべて搬出済み!
空の城を残して鎮西軍に譲り渡していたのです。

まさに“戦場の狐”崔琳。李嶷も一本取られたようですね。

鎮西軍がそれに気づくと激怒し、両軍は一触即発の状態に。
しかし、当の崔琳と柳承鋒(りゅうしょうほう)は、
争いをよそにのんびり点心を食べながら談笑。
柳承鋒が崔琳の口元についた餡を拭う、その優しげな仕草を――李嶷が目撃。

彼の胸の中で、嫉妬の炎が燃え上がります。
「住手!」
怒鳴り声が響き、場が凍りつきました。

普段冷静な李嶷の、思わず出た“嫉妬の一言”。ここは名場面です!

しかもその時、柳承鋒の目に映ったのは――
李嶷の頭に挿さっている簪(かんざし)。
それは、崔琳が「無くした」と言っていた母の形見の簪そのものでした。

その夜、李嶷はひとり部屋で思い悩みます。
崔琳と柳承鋒の親しげな姿が頭から離れず、
手にした簪をいじりながら、ため息を漏らします。

そこへ軽やかな足音。
「崔琳だ」と期待して扉を開けると――現れたのは顧婉娘。

彼女は礼を述べ、さらに顧家の財を軍へ提供すると申し出ます。
ただし、条件がひとつ。
「私を連れて京へ行ってください」

李嶷は困惑し、最初は断りますが、
彼女の真剣な願いを聞き入れ、男装して随行することを許可するのでした。

夜、戦勝を祝うため城では灯会(とうかい)が開かれます。
灯籠が揺れ、無数の孔明灯が夜空を彩る――幻想的な光景。

李嶷は崔琳を誘い、二人は小舟に乗って灯籠を眺めることに。
月光に照らされた水面を見つめながら、李嶷は静かに語ります。

「子どもの頃から京に住んでいてね。
馬を覚えてからは、よく一人で“楽游原”へ駆けていったんだ。」

崔琳は詩を口にします。

「万樹鳴蝉隔岸虹,乐游原上有西风……」

その詩を聞きながら、李嶷が続けようとした言葉を、
崔琳が先に言い当てる――。

互いの心を読み合うような瞬間。
戦場では敵として刃を交えるかもしれない二人が、
この夜だけは穏やかな心で向かい合うのでした。

孔明灯の明かりに照らされる二人の横顔が、とても美しく切なかったです。

一方、都では――。
魏国夫人が再び動き始めます。
太子妃・萧氏(しょうし)を宿敵視し、
「自分こそ正室だ」と権力争いに火をつけようとしていました。
宮中の緊張が高まる中、再び不穏な空気が漂い始めます。

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楽游原 第7話の感想まとめ

第7話は、戦と恋、嫉妬と策略が絡み合った見応えたっぷりの回でした!
特に、崔琳の軍才と女性としての強さ、そして李嶷の揺れる感情が対照的に描かれていて、
二人の関係が“同志”から“特別な存在”へと確実に変化しているのを感じました。

嫉妬する李嶷、冷静に笑う崔琳――この温度差が最高にエモい!

また、灯会のシーンは映像的にも美しく、
このドラマのタイトル「楽游原」が初めて物語の中で詩的に重なった瞬間でもあります。

ラストの宮廷パートでは再び政治の火種がちらつき、
次回からは戦と権力、そして恋の三つ巴へ突入しそうな予感。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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