風起西州 第3話あらすじと感想|珊瑚の悲劇、姉妹の因縁と宮廷の冷酷

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クルミットです♪
今回も中国ドラマ「風起西州」第3話のストーリーと感想をお届けします。珊瑚の運命をめぐる緊張感と、姉妹や家族の複雑な想いが絡み合うエピソードでした。ドラマの核心に迫る展開から目が離せません。それでは第3話を一緒に見ていきましょう!

風起西州 第3話のあらすじ

宴の場で、珊瑚(サンゴ)は琉璃(ルーリー)と裴炎(ペイ・エン)が人目を忍んで逢っていたと大声で非難します。そこへ裴炎の妻・岑娘(シンニャン)が現れ、騒ぎ立てることなく、冷静に一同に事情を問いただします。裴炎は「自分は呼び出された」と事情を説明しますが、肝心の侍女はその場におらず、証言も得られません。

珊瑚は侍女とともに、琉璃が裴炎と“不適切な関係”を持ったと嘘を並べ立て、命がけで自分は訴えているのだと主張します。

嘘と策略で誰かを陥れる姿は、見ていてとても苦しい気持ちになりました。

琉璃は証拠や時間経過をもとに冷静に反論。岑娘も、自分の侍女である翠竹(スイチク)が一部始終を見ていたと証言したことで、珊瑚の嘘は次々に暴かれていきます。珊瑚はなぜ翠竹が岑娘の侍女だったのか分からず、戸惑いを隠せません。

真実が次第に明らかになる場面は、胸がすっとしました。

岑娘はさらに真相解明を求めて騒動は広がり、阿崔(アスイ)は慌てて止めようとしますが、岑娘の強い意志は変わりません。琉璃は阿崔から「洛陽の田地を譲る」と取引を持ち掛けられますが、「家の名誉は土地で買えない」ときっぱり拒絶し、世子(セイシ)も怒って席を立ちます。

一方、大長公主(チョウコウシュ)は珊瑚が罰を受けて部屋にこもっていると知り、激しく怒ります。自ら珊瑚のもとへ行き、水を浴びせて激しく叱責。珊瑚は土下座して許しを請いますが、大長公主は容赦なく珊瑚と阿崔に厳しい罰を命じます。

大長公主の冷酷さに、思わず身震いしました。

大長公主は表向き「姉妹の不仲が原因」として外部に話をまとめるよう指示し、すべてを珊瑚に押し付ける策を巡らせます。

琉璃の家では、珊瑚の母・阿曹(アソウ)が娘をかばおうとするも、家族から「今は巻き込まないでくれ」と突き放されます。裴行俭(ペイ・コウケン)が訪ねてくると、阿曹は必死に助けを求めますが、裴行俭は過去の誓いと因果応報を語り、冷たく突き放します。

過去の因縁が今の悲劇に繋がっているのを感じ、なんともやるせない気持ちになりました。

その後、阿成(アセイ)が、重傷の珊瑚を阿卢(アルー)が連れてきたと報告します。阿卢は「すべて珊瑚が悪い」と責任を押し付け、世子からの休書(離縁状)も渡します。琉璃の父は娘のため、休書を受け取り、家に連れて帰ることを決めます。

診察の結果、珊瑚は重傷で回復の見込みがなく、命はあとわずかだと判明。さらに、口がきけない薬を盛られており、何も語れない状態です。

罰を受けた珊瑚の姿は、敵であっても胸が痛みました。

琉璃は「河東公府こそ珊瑚を大事にすべきだ」と訴えますが、実際には珊瑚の重傷も名誉もすべて切り捨てられようとしていました。阿卢は大長公主の指示で、表向きは「姉妹不和」を強調し、責任転嫁を続けます。

裴行俭は自宅に琉璃たちを連れ戻し、珊瑚の母・阿曹が「全て自分の責任」と訴えるも、もうどうすることもできませんでした。

やがて珊瑚は命を落とし、葬儀が執り行われます。阿曹は怒りの矛先を琉璃に向けますが、琉璃は「私も傷ついている」と静かに伝え、父は「これが珊瑚の報いだ」と諭します。

愛情も憎しみもすべて飲み込んで、静かに涙を流す琉璃の姿に心が締めつけられました。

葬儀から帰った後、琉璃はひとり涙を流します。裴行俭はそっと彼女を抱きしめ、優しく涙を拭います。

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風起西州 第3話の感想まとめ

第3話は、姉妹の因縁、家族の選択、権力者の冷酷さが色濃く描かれました。
ひとつの嘘や陰謀が人の人生を大きく変えてしまう――そんな重さを強く感じた回でした。

「誰かを陥れれば、いつか自分に返ってくる」――ドラマだけでなく現実にも通じる教訓だと思います。

琉璃は冷静さを失わず、最後まで自分を見失わない強さがありましたが、家族や身近な人の悲劇にはやはり心を痛めていることが伝わってきました。
権力争いに翻弄される家族たちの姿は切なく、今後も波乱の展開が予想されます。

琉璃と裴行俭が互いに寄り添いながら、どう困難を乗り越えていくのか…ますます見逃せません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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