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クルミットです♪
中国ドラマ「風起西州」第4話では、雨奴の策略や庄園の争い、大長公主の新たな圧力が次々と襲いかかります。けれども、琉璃と裴行俭は信頼と機転で危機を乗り越え、夫婦の絆を一層深めていきました。今回も見どころたっぷりの内容です。
それでは第4話を一緒に見ていきましょう!
風起西州 第4話のあらすじ
琉璃が屋敷で絵を描いていると、庄園で働く者たちが大長公主の命令で新夫人・琉璃に挨拶にやって来ます。明らかに下心のある訪問だと感じた琉璃は最初こそ断りますが、最終的には彼らを主人らしく堂々と迎え入れ、手作りの手編みブレスレットを配り、宴席でもてなします。
琉璃の思い切りの良さと柔らかさが、とても印象的でした。
一方、古参の老庄頭は「前の奥様・陸琪娘よりも気前がいい」とお世辞を言いながら、琉璃に「庄園の人々のために救済を」と要求。しかし琉璃はすぐに帳簿の疑問点を突きつけ、逆に彼らの不正を匂わせます。老庄頭は動揺しつつも、「これ以上騒ぎ立てたら自分たちが危ない」と周囲からもたしなめられ、最終的に5万匹の布を納める契約を結ばざるを得なくなりました。
逆転の展開にスカッとした気持ちになりました。
その後、老庄頭は大長公主に「琉璃は簡単にはいかない相手だ」と報告。納める布の量は実は全体の三割ほどですが、それでも大長公主は「一人の女に負けては家の威信が保てない」と怒りをあらわにします。
琉璃はこの出来事を裴行俭に報告。裴行俭は大長公主の執念深さを案じ、「もうこれ以上危ない橋は渡らないでほしい」と伝えますが、琉璃は「あなたがいるからこそ戦える」と微笑み、ふたりの絆がより深まっていきます。
夫婦の信頼が根底にあるからこそ、どんな困難も乗り越えられると感じました。
そんな中、裴行俭が帰宅すると、琉璃は後院の景色を描いていました。実は最近、琉璃は後院を避けていて、それは雨奴が頻繁に後院に現れては「自分は陸琪娘にそっくりだ」と裴行俭夫婦の心を乱そうとしていたからでした。
雨奴の存在が本当に不穏で、見ているだけでそわそわします。
雨奴は夫婦の間に疑念を植え付けるため、こっそり香丸(香り玉)を裴行俭の衣服に仕掛けます。しかし実際にその服を着ていたのは阿成で、計画は見事に裏目に。裴行俭と琉璃は「香りが阿成の体についている」と下僕たちの前で明かし、「それなら責任を取って結婚してもらおう」とあえて雨奴を追い込んでいきます。
雨奴が策にはまって追い詰められていく展開が痛快でした。
続いて雨奴の部屋を捜索すると、やはり同じ香粉が発見されました。阿成も「絶対に違う!」と抗議しますが、実は最初から琉璃と裴行俭が仕組んだ“罠”だったのです。雨奴はついに自分が策略にはめられたことを悟ります。
この後、琉璃は雨奴を大長公主のもとへ連れていき、「すべては誤解だった」と弁明させます。琉璃が核心を突いて詰め寄ると、雨奴はついに膝をついて許しを請うしかありません。大長公主は仕方なく「陸琪娘のために仏経を写経しなさい」と命じ、雨奴を裴行俭邸に残すことに。
どんな場面でも、冷静に筋を通す琉璃の強さが光りました。
屋敷に戻ると、雨奴には仏経の写経や祠堂の掃除といった仕事が次々と割り振られ、さらに“毎日一時間の立ち姿勢”まで課されます。結局、雨奴は作戦がことごとく裏目に出てしまい、愚痴をこぼす暇もなくなってしまいました。
その後、裴行俭の休日。ふたりで外出する約束をしていた琉璃のもとに、雨奴が「今日は陸琪娘の命日なのに、なぜ出かけるのか」と水を差します。ですが、実は琉璃は最初から裴行俭と共に陸琪娘の墓参りをするつもりだったのです。
亡き人への思いも大切にする琉璃と裴行俭の優しさに心を打たれました。
裴行俭はそっと琉璃の手を取り、ふたりは静かに陸琪娘を偲びます。その様子を見ていた雨奴は、またしても自分の目論見が外れたことに呆然とするしかありませんでした。
風起西州 第4話の感想まとめ
第4話は、琉璃の聡明さと度胸、そして裴行俭との信頼関係が存分に発揮された回でした。
雨奴や大長公主の策略も、琉璃と裴行俭の前では通用しません。
相手の術中に落ちるどころか、逆に相手を追い詰めてしまう展開は見ていて本当に爽快でした。
雨奴の陰謀にも屈せず、過去の妻・陸琪娘のこともきちんと敬いながら、新しい夫婦の絆を築いていくふたりの姿がとても印象的でした。
また、琉璃の「女性らしい柔らかさ」と「厳しさ」の使い分けが随所に表れ、危機に対する強さと優しさを両立しているのが素晴らしかったです。
夫婦で寄り添いながら困難に立ち向かう姿に、改めて温かな気持ちになりました。
これからも大長公主や雨奴たちの陰謀が続きそうですが、琉璃と裴行俭がどのように乗り越えていくのか、とても楽しみです。
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