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クルミットです♪
今回は中国ドラマ「風起西州」第5話の内容と感想をお届けします。雨奴の過去や本心が明らかになり、琉璃や裴行俭との関係に新たな動きが生まれました。そして大長公主の策略もいよいよ加速していく中、夫婦の絆がどのように深まっていくのかに注目です。それでは第5話を一緒に見ていきましょう!
風起西州 第5話のあらすじ
琉璃(ルーリー)は、雨奴(ウーヌー)を連れて裴行俭(ペイ・コウケン)とともに陸琪娘(ルー・チーニャン)の墓前に参ります。雨奴にもきちんと頭を下げさせ、「いつも口では言っているけれど本当に墓所を知らなかったでしょ」と優しく諭します。琉璃自身は、刺繍した庭園の絵をこの日のために用意し、陸琪娘の命日に手向けます。
琉璃の思いやりと細やかな気遣いに心を打たれました。
裴行俭は、自分がいまだに陸琪娘のことを想っていることを琉璃がどう感じているか気にしていましたが、琉璃は全く気にせず「あなたのまっすぐなところが好き」と笑顔で応えます。そして陸琪娘の墓前で「必ずあなたの無念を晴らします」と誓います。
裴行俭は過去を悔やみ、陸琪娘とその子を守れなかったことを深く自責します。大長公主が裴家の財産を奪い返し、陸琪娘母子を追い詰めたことも改めて語られました。
一方、裴行俭と琉璃は雨奴を連れて大長公主の元を訪れ、土匪から「見つけた」と称して偽の買奴契(身分証明書)を差し出します。大長公主は動揺しつつも、表向きは買奴契を認めざるを得ず、琉璃の手に渡します。
実はこの買奴契は琉璃が自分で印鑑を彫って偽造したものでしたが、大長公主としてもこれ以上追及できません。
琉璃の機転と度胸が本当に頼もしいです。
買奴契を手に入れた雨奴ですが、大長公主から「どこへ行ってもお前は河東公府の人間」と釘を刺されます。表向きは自由になったようでも、心はまだ縛られたまま。
帰り道、裴行俭は「雨奴に初めて会った時は、琉璃が自分を疑うのではないかと不安だった」と打ち明けますが、琉璃はまったく疑わずに全幅の信頼を寄せていたことが伝わり、ふたりの間に一層の信頼が生まれます。
相手を信じることができる関係性が、とても素敵だと感じました。
琉璃は「買奴契は私の手元にある。二年後には必ず雨奴を自由にしてあげるから、それまでおとなしくしていなさい」と伝えます。雨奴が去ろうとした時、再び裴行俭の入浴を狙って部屋に忍び込むも、浴槽にいたのは琉璃。
琉璃は雨奴に「もうこれ以上裏切るならば処分する」と厳しく告げ、さらに「本当に自由を望むなら、武昭儀のもとに行かせる」と宣言。雨奴は怯えながらも、自分が実は良家の出身で、大長公主に無理やり買われたことを告白します。
雨奴の境遇が明かされ、同情の気持ちが強くなりました。
琉璃はすぐに調査を命じ、雨奴が本当に良家出身なら身分を回復させることを約束。雨奴は涙を流して感謝しますが、琉璃は「助けになれば十分」とだけ伝えます。
屋敷では阿成(アセイ)が新居を見つけてきたものの、琉璃は今の家を離れたくないと主張。裴行俭はそんな琉璃の手をそっと握り、「好きなように」と応じます。
琉璃が裴行俭のために手料理を作っていると、裴行俭は「大長公主からすべての地契が届いた」と伝えますが、琉璃は「絶対に裏がある」と用心深く、家庭を守り抜く決意を新たにします。
家を守るための琉璃の覚悟と行動力がまぶしかったです。
裴行俭は張伯英の真筆を鑑定することになり、褚遂良や蘇夫人ともやりとりを重ねます。琉璃は周囲の思惑を気にしつつも、裴行俭の「好きなことをさせてあげたい」という思いに触れ、ふたりの関係がより穏やかになっていきます。
やがて大長公主の家宴の日、彼女は琉璃に「芙蓉宴の件を謝罪する」と言いつつ、裴家の財産問題を公の場で語り、「この家の財産は裴行俭個人のもの」と断言。他の家族は不満を抱き、琉璃に対する妬みや敵意が募っていきます。
大長公主の言葉一つで空気が一気に重くなる場面は、本当に怖かったです。
宴席では、琉璃の家事能力や財産管理の手腕が表向き称賛されつつも、裏では新たな対立や火種が生まれ始めました。
風起西州 第5話の感想まとめ
第5話では、雨奴の過去や本音が浮き彫りになり、琉璃の優しさと強さがより一層際立ちました。
表面的な勝利だけでなく、心の深い部分での葛藤や、人としてどう生きるかが問われる回だったと思います。
人を疑わず信じ抜く琉璃、どんな状況でも誇りを失わない姿に勇気をもらいました。
そして、夫婦としての信頼と、家族を守る覚悟。これからどんな困難や陰謀が襲ってきても、きっと琉璃と裴行俭なら乗り越えていける、そんな確信が持てる回でした。
物語が進むほど、琉璃の凛とした生き方に惹かれていきます。
次回の新たな展開も楽しみです!
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