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クルミットです♪
「風起西州」第16話は、琉璃が母の夢であった白叠細布の復活に向けて、技術革新に全力を注ぐ回です。西州の暮らしや仲間たちの人間関係、そして役所の事件も動き始め、新たな波乱の予感が広がりました。それでは第16話を一緒に見ていきましょう!
風起西州 第16話のあらすじ
裴行俭(ペイ・コウケン)は王君孟(オウ・クンモウ)に牛盗難事件の結審を1ヶ月で終えるよう指示しますが、王君孟は消極的。裴行俭は張二(チョウ・ジ)を厳しく尋問し、「三日後に公開裁判で白黒つける」と宣言します。麴崇裕(キク・スウユウ)はこのやりとりに興味津々で、表では王君孟を煽りつつ裏の動きを探ります。
一方、麴崇裕と琉璃(ルーリー)は、それぞれ白叠細布の新しい製法に挑戦中。琉璃は麴鏡唐(キク・ケイトウ)に設計図を渡し、職人と協力して「圧車」を開発。さらに圧車の次は「弾車(たんしゃ)」の設計をスタート。「あと一歩で母の夢が叶う」と焦る琉璃を、阿霓(アゲイ)が心配して励まします。
母の夢を実現させるために懸命に動く琉璃の姿がとても健気でした。
麴崇裕もまた、「圧車で種を取り除く工程はできたが、細布にはならない」と悩みます。琉璃の発想力に舌を巻きつつ、「もし弾車が完成すれば官家で独占したい」と提案。琉璃も「物には価値があるから流出させすぎない」と同意します。
琉璃は麴崇裕に「大長公主との関係」をさりげなく探りますが、麴崇裕は「自分たちは操られていない」と強く主張。ただし琉璃は麴家が大長公主に弱みを握られていると直感。
「王君孟から突破口を探す」と裴行俭に相談しますが、危険だとして反対されます。
男女や立場を超えた知恵比べ・探り合いにハラハラしました。
三日後の公開裁判。張二は堂々と椅子に座り、「自分は悪くない」と主張。裴行俭はその態度を逆手にとり、証人や傍聴者の言葉を利用しながら場を掌握していきます。
その裏では、王君孟や麴崇裕が琉璃の動向を気にしてソワソワ。
「琉璃に詰め寄られるのが一番怖い」と本音が漏れる場面も。
琉璃は裁判所に現れ、王君孟に「私の身にもう変なことが起きないように」と念押し。麴崇裕も「守る側の苦労」を口にしますが、二人のやりとりには思わず笑みがこぼれます。
知恵と駆け引きで場を制する琉璃のたくましさに、見ていてスカッとしました。
このあとも裴行俭の裁判は続き、事件の真相が少しずつ明らかに――。
風起西州 第16話の感想まとめ
第16話は、琉璃と麴崇裕が知恵と技術で競い合う“ものづくり”エピソードが光る回でした。
母の遺志や土地の未来、女性たちの意地と友情、そして西州社会の複雑さが絡み合います。
夢を形にしようとする情熱と、周囲との絶妙な駆け引きがとても魅力的でした。
裴行俭も公開裁判を通じて権力と正義をどう貫くか苦闘中。
琉璃・麴崇裕・王君孟…それぞれの思惑がぶつかり合い、次回も波乱の予感!
家庭・仲間・社会をつなぐ“ものづくり”の大切さを改めて感じました。
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