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クルミットです♪
13話は戦後の後始末が続く、少し重めの回でした。でも、その重さの中に程少商の行動力が光って、見てよかったと思える話になっています。
戦いは終わっても、町には死者と傷ついた人たちが残されていて。そこでどう生きていくかを、この話はじっくり描いています。
それでは13話を一緒に見ていきましょう!
星漢燦爛 13話のあらすじ
骅県(カ県)の惨状は、もう隠しようがありませんでした。
県衙(県の役所)の屋根には白い旗が立ち、老県令が一族ごと命を懸けて城を守ったことが誰の目にも明らかになります。あの老県令は六十を超えていた。そのお年で、家族全員を囮にして敵の注意を引くという決断をしたんです。
老県令のこと、序盤ではそこまで印象なかったのに、亡くなって初めてその覚悟の重さが分かる感じ、きつかったです。
程少商の父・程止は素服に着替えて、部屋に閉じこもってしまいます。一方、母の桑舜華は「乱世には能ある者が立つべき」と静かに言う。この二人の違いが、なんとなく面白いです。
その夜、別の場所では凌不疑の傷が急に悪化します。皇帝(文帝)はすぐに御医を呼んで、息子のように心配しました。
凌不疑の母方の叔父と文帝は幼馴染で、叔父は一家ごと国のために命を落とした。その後ろめたさから、文帝は霍家の栄誉を全部凌不疑に与えてきたんですね。
文帝がただの「厳しい皇帝」じゃなくて、ちゃんと人間的な理由で凌不疑を大事にしてるのが分かって、この場面は好きでした。
文帝はもともと凌不疑に裕昌郡主を娶らせようとしていた。でも凌不疑は遠征を口実にして逃げてしまったんです。城陽侯が妻を捨てて母親を恨ませたような結婚はしたくない、好きな人と結ばれるか、一人でいるかのどちらかだと思っている。
そんな話をした後、文帝は梁氏兄弟に骅県の様子を尋ねます。梁邱飛がうっかり口を滑らせて、程少商と凌不疑が個人的に仲がいいと話してしまう。文帝は大喜びで、程少商の顔立ちや人柄をあれこれ聞き始めました。
梁邱飛、喋りすぎ!でも文帝がそんなに嬉しそうにしているのが、ちょっとかわいかったです。
程止が老県令のために喪に服していたそのころ、骅県では傷を負った「囡囡(ナンナン)」という女の子が見つかります。囡囡は重傷で、もう長くないかもしれない状態でした。
程少商は囡囡の傍に付き添います。幼いころの自分に重ねたのかもしれません。当時の程少商も、親や兄と一緒にいたくて、それがなかなか叶わなくて、意地悪もよくされていた。
囡囡は年齢のわりにしっかりした子で、痛みに歯を食いしばって、意識がなくなっても「お父さん、お兄ちゃん」と呼び続けていました。
この場面は見ていて胸がいたかったです。小さい子が必死に生きようとしている、それだけで十分すぎるくらい。
程少商は稀少な薬の調達に走り回り、囡囡のために動き続けます。
一方で、町の傷ついた人々の中には、希望を失って治療を拒む人たちも出てきました。程少商は彼らの前に立って、真っ直ぐに問いかけます。老県令が命を懸けて守ったその命を、あなたたちは本当に大切にしているのかと。
強い言葉でした。でも怒鳴ったわけじゃなくて、どこか静かな強さで言ったんだと思います。あれは効く。
この呼びかけで人々はようやく治療を受け始めます。楼垚も、その姿を見て心から尊敬する顔をしていました。
再建のためには木材が必要で、でも府庫のお金は足りない。楼垚は自分の持ち物を全部差し出して、「今まで家の恩恵を受けてのんびり生きてきた」と正直に言いました。
楼垚のこの場面、自分に素直すぎて逆に好感持ちました。かっこつけないんですよね。
程少商はそこからヒントを得て、城内で募金活動をしようと提案します。多く寄付した商人には表彰を、という案。程止は感心して即採用。足りなかった資金はあっという間に集まって、程少商の設計図を元に町の再建が始まりました。
囡囡は窓から外の賑やかな様子を眺めながら、将来のことを語ります。程少商はその声を聞きながら、黙って隣にいる。
「未来の話をしてる」と分かったとき、思わず息をつきました。生きたいって気持ちが、ちゃんとあったんだと。
梁氏兄弟が凌不疑に「骅県はきっとすぐ元気になる」と報告したとき、凌不疑は目立たないようにしろと釘を刺します。実は今回の再建でいちばん多かった匿名の寄付は、凌不疑のものでした。程少商は最後まで知らないままです。
楼垚は程少商のそばで何でも気が利く動きをして、彼女から褒めてもらっています。愛情はどんどん深まっていて、周りの人間には全部バレているような様子です。
程少商が何気なく「父のところへ連れて行ってあげる」と言うと、楼垚は嬉しすぎて食べ物を買いに飛び出してしまいます。程止と桑舜華が廊下でそれを聞いていて、二人で顔を見合わせて笑いました。
そして宮中では、文帝が凌不疑に程止の上奏文を見せながら程少商を褒めます。凌不疑は急に生き生きしてきて、老県令の功績を称えるために自分が骅県へ行くと申し出ます。文帝はもう全部お見通しでしたが、わざと知らないふりをして行かせてあげた。
皇甫儀も桑舜華の安否が気になって骅県へ向かうことにして、袁慎も程少商が心配だから一緒に行くと言い出します。
星漢燦爛 13話の感想まとめ
いちばん印象に残ったのは、凌不疑の匿名寄付です。
誰にも言わず、目立たないようにしろと指示しながら、自分は黙って一番多く寄付している。程少商は知らないし、きっとこれからも教えないつもりなんだと思います。
好きな子のいる場所を密かに支えるって、伝わらないのが前提の優しさで、それがちょっとせつなかったです。
囡囡のことも、今話はずっと気になっていました。重傷を負ったまま意識がなくなっても父と兄を呼び続ける姿、見ていてつらかった。
程少商が「老県令の犠牲を無駄にするな」と人々に言った場面は、すごく真っ当なことを言っているのに熱くなりすぎていないのがよかったです。感情をぶつけるんじゃなくて、淡々と問い詰める感じ。
楼垚については、正直に言うと「いい人すぎて逆に心配」になっています。自分の持ち物を全部出して、気が利いて、誰も文句の言えないくらい完璧なんだけど、程少商はぜんぜん気づいていない。この片思いの先が、少し不安です。
父・程止と母・桑舜華が廊下で笑い合う場面は、重い回の中でちょっとだけ息ができるような場面でした。悲しみや怒りの多い回に、こういうひとコマが入るとほっとします。
今話でいちばん静かに刺さったのは、囡囡が窓から外を見ながら未来の話をしているシーンです。治るかどうかも分からない状態なのに、それでも先のことを語っている。その声を黙って聞いている程少商の顔が、ちょっと泣きそうな顔をしていたように見えました。
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