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クルミットです♪
前回の衝撃的な舞台から、物語は一気に不穏な闇へと足を踏み入れます。
亡くなった楚啓児の過去の悪行や、追いつめられた令嬢の悲しい告白に胸が痛くなりました。
そして蘭珏が胸の奥深くに隠してきた過去と、亡き父親の悲痛な遺言も明らかになります。
次々と発生する不気味な殺人事件に、蘭珏と張屏はどう立ち向かうのでしょうか?
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
君子盟 7話のあらすじ
張屏は蘭珏の屋敷から足早に出てきた龔毓貞の前に立ちはだかり、その行く手を遮ります。
そして楚啓児を死に至らしめるために誰と手を組んだのか、厳しい口調で問い詰めました。
龔毓貞は震える声で涙を流しながら、決して楚啓児を殺すつもりはなかったと訴えます。
すべては楚啓児の嫌がらせがあまりにも度を越していたからでした。
もともと二人は「入画」の資格を激しく競い合うライバル同士だった。
でも楚啓児は龔毓貞を辞退へ追い込むため、耐えがたい屈辱を味わわせる卑劣な罠を仕掛けたのです。
名誉を深く傷つけられた龔毓貞は部屋に引きこもり、毎日声を殺して泣き暮らしていました。
楚啓児はその恥ずかしい出来事を都中に言いふらすと脅迫してきたのです。
追いつめられた龔毓貞は出場を断念し、楚啓児の引き立て役として伴奏を務めるしかありませんでした。
人の弱みを握って脅すなんて本当に卑怯で腹が立ちます!
楚啓児への激しい怨みに震えていた龔毓貞の前に、怪しい黒衣の人物が現れます。
その人物は、憎い楚啓児を代わりに始末してやると冷たくささやいた。
条件は、競技の当日に紅の小箱を暗渠へ投げ入れて道案内をすることだけです。
その不気味な誘いに乗ってしまった龔毓貞に、張屏は容赦なく自首を促します。
凶手と手を組んで手助けをした以上は立派な共犯だと判断したのです。
するとそこへ蘭珏が割って入ってきました。
蘭珏は楚啓児の死を自業自得だと冷たく切り捨てます。
あんな傲慢な女が悲惨な末路を迎えたのは因果応報であり、他人が罪を背負う筋合いはないという考えでした。
しかも龔毓貞の祖父である龔頌明は、生涯を清廉潔白に過ごし、まもなく名誉ある致仕を迎える重臣です。
楚啓児のような者のせいで高潔な名臣の家名に泥を塗るのは割に合わないと蘭珏は庇いました。
しかし張屏は納得がいきません。
蘭珏が龔毓貞の罪を必死に隠そうとするのは、本当に龔頌明のためだけなのかと問い詰めます。
蘭珏は現場で証拠の小箱を密かに拾って隠し、張屏の捜査を露骨に邪魔していたのです。
屋敷へ連れ戻そうとする蘭珏に向かって、張屏は「官吏の資格がない」と言い放ちました。
真実を求める自分は心にやましい点がないけれど、蘭珏は本当に良心に恥じないのかと厳しく迫ります。
蘭珏はその鋭い追及に何も言い返すことができませんでした。
真っ直ぐすぎる張屏の正義感は蘭珏の胸に深く突き刺さりますね。
その夜遅く、蘭珏は一人で尚書府を訪ねます。
隠し持っていた紅の小箱を差し出し、龔毓貞の身を守るために人を増やして警護すると申し出ました。
しかし龔頌明は、蘭珏が礼部尚書への推薦状欲しさに動いていることを見抜いていた。
蘭珏は出世を望む野心を否定しません。
でも龔毓貞は共犯とはいえ死罪になるほどの悪人ではないのです。
か弱い令嬢が冷たい牢獄に繋がれ、過酷な辺境へ流刑になる現実に耐えられるはずがありません!
ところが龔頌明の返答は極めて厳しいものでした。
罪を隠して生き延びるなど、人の上に立つ君子の道ではないと言い切ります。
孫娘を守れなかった責任は自分にあり、不正な隠蔽を受けるくらいなら孫娘と共に罪を背負う覚悟を示しました。
そして龔頌明は、蘭珏の亡き父が獄中で詠んだ詩を静かに口ずさみます。
父親は獄中で忠義と無念の思いを詩に託し、処刑される瞬間まで誰にも真相を明かさなかった。
実は龔頌明は蘭珏の父親と固い友情で結ばれた親友だったのです。
長年にわたって真相を隠し、推薦を避けてきたのは、すべて亡き親友からの頼みでした。
息子にはただ無事に生きていてほしい、絶対に官界へ入れてはならないと懇願されていたのです。
二十年前に重傷を負って倒れていた幼い蘭珏を救い出した龔頌明は、父の仇討ちなど考えずに生きろと言い含めました。
しかし蘭珏は血のにじむような学問に励み、官吏への道を自ら選んでしまいます。
父の冤罪を晴らすために礼部尚書の座を狙っている蘭珏の執念を、龔頌明はずっと知っていた。
それでも親友の子だからこそ、命を落としかねない暗い復讐の泥沼から守りたかったのです。
友の遺言を守れなかったと悔やむ龔頌明は、これ以上は庇えないから自分の足で生きなさいと告げました。
お父さんの悲痛な願いを思うと蘭珏の背負ってきた重荷が辛すぎます!
屋敷へ戻った蘭珏は、従者の旭東に龔毓貞を龔府へ送り届けるよう命じます。
しかしそこへ、血相を変えた侍女が駆け込んできました。
龔毓貞のもとに怪しい手紙が届き、真相を世に明かす話し合いだと信じて一人で出かけてしまったのです。
そのまま龔毓貞は行方不明となってしまった。
危機感を覚えた蘭珏は友人の王硯に助けを求め、凶手を捕まえて彼女を救い出してほしいと頼み込みます。
そこへ張屏が刑部に飛び込んできました。
名医として名高い宝善堂の孫神医が、自宅で不可解な死を遂げたという報せです。
その死に様は、舞台の上で命を落とした楚啓児と寸分違わぬものでした。
張屏は蘭珏を激しく責め立てます。
出世欲のために証拠を隠したせいで捜査が遅れ、凶手に次の凶行を許してしまったのではないか?
蘭珏は言い訳をすることなく、自らの過ちを認めて素直に頭を下げました。
行方の分からない龔毓貞の命を救うためにも、一刻も早く凶手を捕まえたい気持ちは蘭珏も同じです。
蘭珏がプライドを捨てて素直に謝った姿には胸を打たれました!
凶手はすでに二人を手にかけ、さらなる凶行を企てている可能性が高い状況です。
そこで張屏と蘭珏たちは使われた毒の特定に乗り出します。
楚啓児と孫神医が身につけていた衣服や持ち物を隅々まで調べ直しました。
すると蘭珏が、孫神医の執筆した医書『辨症集』に不審な痕跡を発見します。
凶手は本に押された印鑑の印泥に巧妙に毒を混ぜていた。
孫神医がページをめくる際に毒が指につき、体内へ回って絶命した仕組みです。
一方の張屏は、楚啓児を殺害した毒の仕掛けを見破ります。
彼女が舞台の上で最後に開いた蓮の花の芯に毒が仕込まれていたのです。
そして張屏は、蓮の花びらに「因吉天」という奇妙な三文字が刻まれていることに気づきました。
二人は手分けして古い記録や文献を徹底的に調べます。
そこで蘭珏が、因吉天にまつわる古い伝説が記された書物を見つけ出しました。
そこには医聖、舞聖、知恵の聖、農桑の聖、典獄の聖、楽聖という六人の聖賢が記されていた。
これを見た張屏は、凶手が六聖賢の称号に見立てて順番に殺人を犯していると直感します。
すでに舞聖である楚啓児と、医聖である孫神医が命を落としました。
伝説の並びから考えると、次に狙われるのは知恵の聖でしょうか?
当代で知恵の聖と呼ばれる人物として、蘭珏は無名閣の封家四賢の名を挙げます。
胸騒ぎを覚えた二人は、急いで無名閣へと馬を走らせました。
しかし屋敷に踏み込んだ二人の目に飛び込んできたのは、無残にも命を奪われた封家四賢の遺体だったのです。
一足遅くて助けられなかった結末に思わず声が出そうになりました!
君子盟 7話の感想まとめ
何と言っても一番心に残ったのは、龔頌明が蘭珏の父親の遺言を打ち明けた場面です。
処刑される間際まで無実を叫ぶのではなく、息子の生存だけを祈っていた父親の深い情愛には涙が出そうになりました。
その真実を知らされた蘭珏の胸中はどれほど複雑だったのか、想像するだけで胸が痛みます。
父の無念を晴らすために身を粉にして官界を上り詰めてきたこれまでの努力を思うと、本当に切ないですね。
復讐から遠ざけたい恩師の温かい気持ちもよく分かります。
でも蘭珏にとっては、真相を闇に葬ることなど到底できない選択だった。
お互いに相手を思い合っているからこそ激しくぶつかり合う二人の姿に胸が締めつけられます。
そして楚啓児の陰湿な嫌がらせには本当にイライラしました!
才能のあるライバルに罠を仕掛けて辱め、それを盾に脅迫するなんて最低すぎませんか?
龔毓貞が凶手の手を借りてしまったのは決して許されることではありません。
でも都中に恥を晒すと脅されて追い詰められた彼女の絶望を思うと、責めきれない同情も湧いてきます。
弱者を平然と踏みにじる人間がいる一方で、その恨みを利用して殺人を重ねる凶手の冷酷さには寒気がしました。
張屏の頑固さには少し心配になってしまいます。
真実だけを追い求める姿勢は立派ですが、人の心の弱さや逃げ場を一切認めない潔癖さは危ういですよね。
それでも蘭珏が自分の私欲を悔い改め、張屏に対して深々と頭を下げた場面には胸を打たれました。
立場も信念も違う二人が、同じ事件を解決するために少しずつ歩み寄っていく姿は頼もしいです。
六聖賢に見立てた連続殺人はあまりに不気味で、封家四賢がすでに息絶えていた結末には背筋が凍りつきました。
姿を消した龔毓貞の無事を祈る蘭珏の焦る表情が頭から離れません。
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