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「双燕秘抄」第8話では、白鳳瑶(はく・ほうよう)の結婚話が大きく動き、まさかの“万嘉桂(まん・かけい)の未亡人”宣言が飛び出します。茉喜(まき)にとっても複雑な感情が渦巻く回ですが、いったいどんな展開が待ち受けるのでしょうか?
それでは第8話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第8話のあらすじ
前回、白文泰(はく・ぶんたい)が投獄され、娘・白鳳瑶に傻(もののわからぬ)と噂される吳相爷(ごそうや)の息子との縁談を強要する事態になりました。娘を救うことよりも官職や身の安全を優先する白文泰と白二夫人(はく・にふじん)に失望した鳳瑶は、やむなく親の意向に従い、結婚話を受け入れる方針に。その様子に茉喜は罪悪感を募らせます。 家族に見捨てられたも同然の鳳瑶…いちばんつらい立場ですよね。
そんな中、茉喜は「自分が万嘉桂(まん・かけい)の‘本来の婚約’を奪い取ったせいで、鳳瑶を苦しめてしまった」と自覚し、陳文徳(ちん・ぶんとく)に助けを求めることに。吳朗(ごろう)と宿敵関係にある陳文徳なら、鳳瑶の結婚を阻止する手立てを持っていると考えたのです。すると陳文徳は意外にも協力を約束し、「もうすでに鳳瑶にふさわしい人を用意している」と告げます。
まさかの “ふさわしい人” 発言にビックリ…陳文徳、何を企んでいるのでしょう?
一方で、鳳瑶は「婚期を占いで先延ばしにする」策を取り、わずかな希望を持ち続けることに。すると、龍襄軍(りゅうじょうぐん)から使者が訪ねてきて「左朗将・万嘉桂が流寇に襲われて亡くなった」と告げるではありませんか。さらに万嘉桂の“遺書”には、彼が鳳瑶のことをひそかに慕っていた旨が記されていたといいます。
これを受けて鳳瑶は、亡き万嘉桂のために「三年間の喪に服し、嫁には行かない」と宣言。それどころか「生涯、彼に操を立てる」とまで公言するのです。
“未亡人”の道を自ら選ぶなんて、鳳瑶の決断には胸が痛みますね…。
ところが、吳朗は遺書の真偽を疑い、万嘉桂の両親を呼び出して筆跡を照合させます。両親いわく「これは息子の文ではない」とのこと。吳朗側は「遺書は偽物だ」として、鳳瑶との縁談を破断にする気はないようです。しかし、ここで茉喜が万嘉桂の両親を説得。実は万嘉桂が鳳瑶から白家の玉牌を受け取り、ずっと身につけていたことが決め手となり、両親も「息子は白鳳瑶を想っていたのかもしれない」と考えを改め、朝廷に対して「鳳瑶は未亡人」であると証言してくれるようになります。
茉喜の粘り強い説得が実り、万家両親が味方になった瞬間はほっとしましたね。
結果、皇帝は鳳瑶の“気高い節操”を称え、「誥命夫人」として官位を与えると同時に、白家の面々も恩恵を受けることに。白文泰は戸部での役職が与えられ、白鵬鯤(はく・ほうこん)は国子監への道が開けました。
そんな中、鳳瑶は「三年後に再度、吳朗からの縁談を迫られるかもしれない」と危惧し、あえて「私は生涯、万嘉桂の妻である」と公言し続けることを選びます。これには白二夫人も大反対しますが、鳳瑶は自分なりの覚悟を貫こうとしていました。その姿を見ている茉喜の胸中は、なんとも複雑です。
大好きな友達の“夫”を名乗る人が、自分の憧れでもあった万嘉桂…。茉喜の切なさが伝わります。
さらに、出立前の陳文徳が密かに茉喜を見舞いに来たというシーンも描かれ、周囲は「彼が茉喜を気に掛けているのでは?」と囁き始めます。どこかミステリアスな陳文徳の行動に、思わず茉喜は揺らいでしまいそうです。
双燕秘抄 第8話の感想まとめ
今回一番の衝撃は、なんといっても鳳瑶が“万嘉桂の未亡人”になる道を選んだこと。万嘉桂は本当に亡くなったのか確証がないまま、彼への想いを胸に秘めて誓いを立てる姿は、まさに強い意志が感じられます。 その裏側には、吳朗との縁談から逃れるための策もあるかもしれませんが、真実は「鳳瑶自身が“愛する人”に操を捧げたい」という気持ちが大きいように思えましたね。 そんな鳳瑶を間近で支えながら、茉喜はどんな想いでいるのでしょう…?
また、陳文徳がちらりと茉喜の前に姿を見せたりと、今後の伏線がまた一つ増えた印象です。複雑に絡まり合う人間関係と、それぞれの愛の形。次回はどんな波乱が待ち受けるのか…ますます楽しみですね♪
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