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「双燕秘抄」第15話は、女学で暗躍していた冯嫣(ふう・えん)の正体と目的が、ますます明るみに出る一幕。そして水牢に落とされた茉喜(まき)たちを待ち受ける衝撃の再会にも注目です。
それでは第15話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第15話のあらすじ
すでに女学内を捜索したものの目当ての品を見つけ出せず、呉吟(ごぎん)は一旦手を引くことに。捕らえていた先生たちにも金子を与えて示談とし、どうやら彼は吳相爷(ごそうや)の命で動いているらしい、というところまで判明します。
一方、冯嫣の仕掛けた“水牢”へ落とされた茉喜・沈書墨(しん・しょぼく)・陳文徳(ちん・ぶんとく)は、そこで死んだと思われていた孫景雲(そん・けいうん)が生きているのを発見。冷たい水が容赦なく上昇する危機的状況のなか、茉喜は寒さで震え上がり、陳文徳は彼女を抱きしめながら暖を取ろうとします。
水牢での再会はあまりにも切ない…孫景雲がまだ息をしていたのは驚きでした。
そのころ、冯嫣は偽物の宝物を持ってきた茉喜たちに怒り心頭ですが、ちょうど明徳侯(めいとくこう)・鐘毓麒(しょう・いくき)が入城したと知らされ、家の再興をかける大勝負に出る決意を固めます。さらに、白鳳瑶(はく・ほうよう)を人質として利用し、「ある書信の筆跡を真似しろ」と強制。
水牢では陳文徳が何度も潜水し、孫景雲を縛る鎖を外そうと挑戦。しかし鎖が頑丈すぎて外れず、孫景雲は「このままでは皆に迷惑がかかる」と、自ら沈書墨を突き飛ばして水底へ沈んでいきます。茉喜・沈書墨は悲嘆に暮れるも、陳文徳の機転で辛くも水牢を脱出。
孫景雲の犠牲はあまりにも尊い…沈書墨との友情が胸に迫ります。
茉喜たちは急いで女学に戻り、冯嫣がいるはずの部屋を探しますが、すでに彼女は鳳瑶を連れて明徳侯のもとへ。実は冯嫣は、太后(たいこう)の墨宝を捧げれば明徳侯に気に入られ、家柄を高められると思い込んでいるのです。ところが、差し出した墨宝は破損した真跡を元に、鳳瑶がそっくり模写した偽物。
当然、鐘毓麒は裏切られたと激怒し、その罪を問おうとします。冯嫣は咄嗟に「これは全部、白鳳瑶の仕業。彼女が私をそそのかしたのだ」と責任転嫁。さらに、鳳瑶に対しても「茉喜の命が惜しくないのか?」と脅しをかけ、彼女に罪を被らせる形へと追い込みます。
鳳瑶は泣く泣く「自分が太后の手跡を描き写した」ことを認め、杖刑を受ける羽目に。そこへようやく茉喜・陳文徳・沈書墨が駆けつけますが、すでに明徳侯や刺史(しし)は鳳瑶を処罰する流れになっていて…。
鳳瑶の献身ぶりに胸が痛む一方で、冯嫣の卑劣さには怒りが募ります!
双燕秘抄 第15話の感想まとめ
今回の最大の見せ場は、水牢での孫景雲との再会と別れ、そして鳳瑶が冯嫣の脅しによって“偽墨宝”の罪を被らされるシーンでしたね。陳文徳の果敢な救出劇にもかかわらず、孫景雲の鎖を外せなかったのは何とも無念…。沈書墨が激しく悼む姿は見ていて苦しくなりました。 ただ、陳文徳が茉喜を守るために抱き寄せるシーンには思わずドキドキ…。二人の距離は近づいているようにも思えます。
また、明徳侯・鐘毓麒の到来により、この女学騒動はさらにきな臭い雰囲気が増してきました。鳳瑶が隠しきれずに背負った“太后墨宝の偽造”の罪をどう乗り越えるのか、そして冯嫣の黒幕ぶりがどこまで発覚するのか…。
茉喜たちは再び大きな困難に直面していますが、陳文徳や沈書墨と協力して、鳳瑶を救い出すことはできるのか。次回の展開も目が離せませんね♪
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