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「双燕秘抄」第19話では、万嘉桂(まん・かけい)の両親が磬州(けいしゅう)に到着し、白鳳瑶(はく・ほうよう)との婚約話が一気に動き出します。ところが、その裏で茉喜(まき)の想いは複雑に揺れ動くばかり…。まさか朝廷から“御赐の婚礼”が下されるなんて予想外すぎです!
それでは第19話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第19話のあらすじ
街の一角で美味しい食事を楽しもうとする茉喜と鳳瑶。けれど実は、茉喜にはお財布事情の不安があり、どうやら“ある友人”の金銭的フォローを受けているようでした。そんな折、相府の密探・呉吟(ごぎん)が現れ、「明徳侯(めいとくこう)や吳朗(ごろう)からの指令で、白鳳瑶と万嘉桂の婚約を確認せよ」と迫ってきます。 呉吟が茉喜を“監視”しているというのは、ちょっと怖いですよね。
茉喜が怒るのも当然ですが、呉吟としても吳朗の意向に逆らえず、彼自身も複雑な立場。さらに、呉吟は鳳瑶へ「もし万嘉桂が結婚を取りやめるなら、かわりに吳家が鳳瑶を迎えよう」という言葉を投げかけます。もはや脅し同然の態度に、茉喜と鳳瑶は憤慨し、気まずい雰囲気に…。
一方で、万嘉桂は磬州駐留をするため、両親を呼び寄せることに。万父万母(まん・ふぼ)は「息子が落命したと思いかけた恐怖を繰り返したくない」「早く結婚し、孫の顔を見たい」と願っています。しかし、万嘉桂は鳳瑶との“仮初めの縁談”を事実上白紙に戻し、“本当に一緒になりたいのは茉喜”だと言えないまま。茉喜もまた、自分が万嘉桂との関係をどう説明すべきか頭を抱えています。
まさか万嘉桂が「説明できなくて困る」とは…この三角関係がどこへ行き着くのか心配ですね。
そんなある日、万嘉桂は磬州女学に鳳瑶を呼び出し、万家の屋敷で開かれる家宴に招待。さらに万母が「茉喜も一緒に」と勧めたことで、鳳瑶と“妹”の茉喜もそろって万家を訪問することになります。はたから見れば、白鳳瑶と茉喜の“姉妹”を万家が大歓迎している形ですが、その裏側では万嘉桂が「真相を伝えなくては」と焦りを募らせていました。
しかし、いざ食事の席で真相を話そうとした矢先、朝廷からの「鳳瑶と万嘉桂の婚礼を正式に認可する」という“御赐の婚礼”の旨が発表されてしまいます。こうなると、万嘉桂は“天子の命令”に逆らった大罪に問われかねない状況に。茉喜はショックを受けて女学に戻り、原因は呉吟が裏から手を回したと推測。彼女を狙う呉家の思惑が渦巻く中、鳳瑶も万家から「このまま万家に住んだらいいのでは?」と勧められ、心は乱れっぱなし。
「御赐の婚礼」となれば、もう後戻りはできない…! 茉喜の立場を想うと胸が痛くなります。
そんな状況で、万嘉桂は女学を訪れ、茉喜に「絶対に何とかするから、もう少し待ってほしい」と説得。彼は“御赐の婚礼”を一時的に保留にし、軍務を優先する形に持ち込むつもりのようです。しかし茉喜は「あなたが私のために逆らえば、罪に問われるかもしれない…」と意気消沈。悩み抜いた末に、「ならばいっそ私が身を引くしかない…」という考えが頭をもたげてしまうのでした。
双燕秘抄 第19話の感想まとめ
第19話は、女学から一歩外へ出たところでも、大きな“婚約の嵐”が吹き荒れた回でしたね。鳳瑶と万嘉桂の縁談は、もともと“偽”の婚約であるにもかかわらず、朝廷の赐婚(しこん)という大事になってしまい、茉喜の胸中はかき乱されるばかり。 “偽り”から始まったはずが、一気に“正式”扱いになってしまうなんて…切なすぎます。
また、今回のポイントは「万家両親の熱意」と「呉吟による暗躍」。呉吟は茉喜への思いが高じて嫉妬しているふしもあり、彼自身の複雑な感情が今後どう影響するのか見逃せません。
万嘉桂がどんな“二全策”を思いつくのか、鳳瑶は御赐の結婚をどう受け止めるのか、そして茉喜が最終的に選ぶ道は…? 次回も大きな波乱が待ち受けそうです♪
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