恋華-れんか-第21話あらすじ・感想|曹将軍の冤罪と慕南の毒に揺れる戦況

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「恋華-れんか-」第21話では、陳炎(ちん えん)の巧妙な策略によって曹将軍が窮地に立たされ、さらに慕南(ぼ なん)が毒に倒れるなど、一気に暗雲が広がる展開となります。軍の内側での疑念や対立が深まる中、司馬忘月(しば ぼうげつ)はどう動くのかが見どころです。
それでは第21話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第21話のあらすじ

大軍が西風堡(せいふうほう)攻略に向かう前夜、陳炎は密かに後山で靖和(せいわ)軍へ内通し、伏兵の準備を促します。翌朝、曹将軍を中心に西路軍が出発しますが、城壁の警備が手薄すぎて彼らは大いに困惑します。陳炎は「いまさら後に引けません」と曹将軍を煽り、一気に攻撃を命じさせました。
しかし西風堡には巧妙な仕掛けが張り巡らされ、魏軍の騎兵隊は埋伏に遭い窮地へと追い込まれます。その報せを受けた司馬近(しば こん)は、軍律に反して司馬忘月を釈放し、救援へ向かわせました。忘月は陳炎・慕南と連携して敵の包囲を突破し、大勢の将士を救い出して勝利をもぎ取ります。

結果として、陳炎の活躍もあり魏軍は大惨事を免れましたが、その裏には彼が仕組んだ策謀が潜んでいると思うと複雑に感じます。
この功績に感謝した忘月は、「もし望むことがあるなら何でも言ってほしい」と陳炎に告げます。すると彼は冗談まじりに「いっそ自分に身を委ねてくれ」と要求し、忘月はあっさりと「いいわよ」と答えるのでした。ふだんなら照れるはずの場面ですが、彼女がまるで性別の境を意識しないかのような姿に、周囲は驚きを隠せません。その一方で、戚将軍(せき しょうぐん)は曹将軍が今回の失敗をわざと引き起こしたのではないかと疑い、さらに「曹将軍は司馬忘月の女装の件を知っているらしい」と司馬近に警告します。

いつも剛胆な忘月だからこそ、恋愛事にはあまり頓着しない様子が、逆に可愛らしく見えてしまいます。
司馬近は長年の忠臣である曹将軍を全面的には疑えないとしつつも、真相の見極めが必要だと考えます。一方、夜には陳炎が夢で“細作の正体が露呈し、忘月が自害する”場面を見てうなされ、改めて自分の裏切り行為に苦しむ様子が描かれます。
やがて軍全体で祝宴を開き、曹将軍も「嫉妬心から忘月の女装を流した」と罪を認めて謝罪します。忘月はこの場を納めようと受け入れますが、曹将軍が用意した酒には靖和軍の殷克己(いん こっき)によって毒が仕込まれていました。慕南がその酒を口にし、激しい苦しみを覚えて倒れる事態に至ります。怒りに震えた司馬近は曹将軍を牢に入れて尋問しますが、当人も無実を主張し対立が先鋭化。そこへ毒の解毒法がわからず、慕南は生命の危機に晒されてしまうのでした。

恋華-れんか- 第21話の感想まとめ

慕南の中毒によって、ついに軍内部の不信が爆発した回でした。曹将軍がわざと裏切ったわけではなくとも、結果的に殷克己の工作に利用されてしまう展開がなんとも悲劇的です。
特に慕南は忠誠心や仲間思いの強いキャラクターだけに、このような毒の被害に遭うのは胸が痛みますね。

また、陳炎が仕組んだ伏線によって西風堡攻撃での損害が拡大しつつも、自らの手で救援に貢献するという「表裏一体」の行動が、彼の葛藤をいっそう深めているように感じられます。さらに忘月があまり抵抗なく「以身相許」を認める場面は、彼女の豪胆さと恋愛観の独特さが見え隠れして印象的でした。
今後、慕南の毒をどう治療するか、曹将軍の冤罪は晴れるのか、そして陳炎の正体はいつバレてしまうのか…続きが気になって仕方ありません!

次回は、戦いと人間関係の緊張がさらに高まりそうな予感。慕南の運命と忘月の選択に注目していきたいですね。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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