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今回は『後宮の涙 第7話』についてご紹介します。陸貞がまたしてもピンチに巻き込まれつつも、太后の六十大寿に向けて寿礼を準備する姿が描かれます。ここで陸貞がどんな機転を利かせ、窮地を切り抜けていくのかが見どころですよ。
それでは第7話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第7話のあらすじ
宮廷の規則を一字一句暗唱してみせたにも関わらず、王尚儀(おうしょうぎ)の怒りを買い、鞭打ちの刑を受ける羽目になった陸貞(ルチン)。その様子を見ていた高湛(こうたん)は、内侍局の者が玉佩(ぎょくはい)を持って長公主府を探していたことを知り、「やはり陸貞は宮中にいる」と確信します。
あれだけ大変な思いをしていたのに、やっぱり陸貞は宮中にいたんだと分かるシーンはホッとしますよね
陸貞は楊姑姑(ヤン・グーグー)にお礼を伝えつつ、今後の立ち回りを相談します。実は彼女は玉佩の件で**娄尚侍(ろうしょうじ)**を騙す形になっており、このままではどこかでバレてしまう可能性が高い。さらに「今は力をつけて父の仇を討ちたい」という決意も吐露する陸貞に、楊姑姑は「宮廷で平穏に生きるのは難しい。身の丈を考えなさい」と忠告します。
そんな中、太后の六十大寿を盛大に祝うために、各組の宮女たちが“寿礼”を作ることに。優秀な作品を作ったグループは“三等宮女”へ昇格し、逆に失敗すれば宮を追い出されるという厳しい状況に置かれます。そこで陸貞のグループは“百寿錦帳”を作ろうと決め、一つひとつ違う書体で「寿」の字を刺繍するアイデアを思いつきます。
「太后ならなんでも持っているはずだから、特別な物を贈りたい」っていう発想が陸貞らしく賢いですよね
ところが、ライバル視している沈碧(しんぴ)はこの計画を盗み見て、こっそり“寿”の字を一枚だけ盗むという嫌がらせを。困った陸貞は夜にこっそり仁寿宮へ忍び込み、皇室の先祖ゆかりである鮮卑文字の「寿」を写し取ろうとします。しかし侍衛に見つかり、王尚儀の「乱棍打ちの刑に処せ」という命令が下されるほどの大ピンチに。
またしても絶体絶命の陸貞…ハラハラが止まりません
そこへ皇上が現れて陸貞を救います。皇上は陸貞の姿を見て、愛する萧貴妃(しょうきひ)にどこか似ていると感じ、彼女を昭陽殿へ連れて行き、「罪には問わない」と赦免を与えたうえ、さらには鮮卑文字の“寿”まで書き与えてくれるのです。
こうして“百寿錦帳”の完成に必要な文字を手に入れた陸貞は、無事に作品を仕上げます。結果、見事に一等を獲得するのですが、張り出された榜(はりだし)には陸貞の名前がありません。驚いた陸貞が楊姑姑に尋ねると、王尚儀は「どの部署も陸貞なんかを取りたがっていない。さっさと宮を出ていけ」と冷たい態度を示すのです。
ここまで頑張ったのに名前が載らないなんて…理不尽過ぎて胸が痛くなります
そこへ娄尚侍が通りかかり「太后に直接報告する」と宣言。一方の王尚儀は「それなら私も萧貴妃から懿旨(いじ)を取り付ける」と対抗し、両者が真っ向からぶつかる事態に発展。結局、翌日に太后と貴妃の双方が陸貞を召し出して判断を下すことになりました。
間もなく楊姑姑の口から真実が明かされます。実は王尚儀や娄尚侍が陸貞に執拗に当たるのは、陸貞の容貌が萧貴妃にどこか似ているから。「貴妃様と似ているがゆえに、いつ何かの火種になるかわからない」と皆が警戒しているのです。そんな事情を知った陸貞は「ならば、明日は自分の顔を似せなければ大丈夫」と、ある奇策を思いつくのでした。
ここで「じゃあ違う雰囲気にしちゃえばいい!」とすぐ決断する陸貞の柔軟さが頼もしいです
後宮の涙 第7話の感想まとめ
第7話では、太后の寿礼作りをめぐるエピソードが中心でしたが、同時に陸貞がますます窮地に立たされる姿が印象的でしたね。刺繍のアイデアや抜群の行動力で何とか切り抜けていくものの、もう少しで大変な目に遭うところばかり。ハラハラしてしまいました。
成功をつかんだと思いきや、直後に大きな落とし穴が待ち受けているという、まさに波乱万丈です
そして物語の後半では、彼女が萧貴妃に似ていることが周囲を騒がせている大きな要因と判明。宮廷は立場や派閥が絡み合う場所なので、ちょっとしたことでも命取りになりかねません。しかし陸貞の「なら、似ている要素を消してしまえばいい」という前向きな発想には救われます。いよいよ次回、太后と貴妃が陸貞を召し出す場面でどう展開していくのか、見逃せませんね。
陸貞が自分の力で道を切り開けるのか、高湛との再会はさらに波乱を迎えるのか……期待と不安が入り混じりますが、次回も注目していきましょう!
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