後宮の涙第29話あらすじ|太后が高湛に“赈災”を提案!?対立深まる宮廷の行方とは

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今回は『後宮の涙 第29話』をご紹介します。前回、陸貞と高湛はお互いの想いをぶつけ合い、大きくすれ違ってしまいました。そんな中、太后が高湛をある任務に送り出そうとする展開が待ち受けていますよ。

それでは第29話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第29話のあらすじ

太后(たいごう)が高湛(こうたん)を呼び出し、**「黄河下流で決壊が起きたため、災害救助(赈災)に行くのはどうか」**と提案します。当初は大臣の張相(ちょうしょう)が行くつもりでしたが、太后は「若い長広王にこそ実績が必要」と主張し、皇上(こうじょう)に強く進言。高湛自身も「ご命令とあらば」と承諾しますが、皇上は「危険すぎる」と反対。
災害地への派遣は想像以上に危険な任務であり、皇上が心配するのも当然ですね

ところが太后が「高湛にはもっと経験が必要」と力説し、皇上もやむなく賛同。最終的に高湛は「天子剣と百名の御林軍」を伴い、決壊地へ向かうことになります。しかし忠叔(ちゅうしゅく)は「娄氏(ろうし)家が裏でどう動くかわからない」と不安を隠せません。
高湛は「母の仇(娄貴妃)から受けた恨みを晴らすためにも、いずれは正面からぶつからねばならない」と話すものの、「ここで殺されるのでは」と危惧する忠叔に対し、「今の娄氏にはそこまでの力はない」と淡々と答えるのでした。

太后の動きには何か裏があるのでは…という疑いがどうしても拭えません
一方、司衣司で働く陸貞(ルチン)は、高湛が危険な場所へ向かうと聞かされないまま普段通り仕事を続けていました。沈碧(しん・へき)は裏で動きまわり、陸貞を意図的に引き留めるなどして、彼女を高湛に会えないよう仕向けます。さらには玲瓏(れいろう)や丹娘(たんじょう)にも表向きは別の用事を与えるなど、見事に情報を遮断する手筈を整えるのです。
まるで誰かが仕組んだような偶然が重なり、陸貞は何も知らされないまま…

その頃、高湛は出発の準備を進める一方で、「もし陸貞が自分の出立を知ってくれたら」と期待しつつも、「彼女はもう怒っていて、来ないかもしれない」と半ば諦めの思い。沈碧だけが見送りに現れ、「どうかお気をつけて」と言う姿に複雑な表情を浮かべるのです。

やがて高湛の一行が都を発つ時間が迫り、ついに城門が閉ざされてしまいます。その直後、ようやく高湛の出立を知った陸貞は慌てて駆けつけるものの、すでに間に合わず……。城壁の上には萧唤云(しょうかんうん)がいて、高湛を遠くから見送っていました。彼女は陸貞の姿を見つけると、不快そうに顔をしかめます。

二人とも高湛を想っているはずなのに、視線が交わるだけでもピリピリとした空気を感じます
失意のまま青鏡殿に戻った陸貞は、抱えている九鸞釵(きゅうらんさい)を握りしめて涙を流し、「どうして一言も言わずに行ってしまうの……」と嘆くのです。

後宮の涙 第29話の感想まとめ

今回、太后が高湛を「黄河決壊の地」へ派遣させるという展開は、まさに大きな転機となりそうですね。高湛を死地に追いやろうとする勢力の思惑が渦巻いているようにも見えますが、高湛本人は「危険を承知で乗り越えねばならない」と意志を曲げず、凛とした姿が印象的でした。
彼がこの試練をどのように乗り越えるのか、そして娄氏がどう動くのかにドキドキが止まりません

一方、陸貞は最後まで高湛の出立を知らされず、間に合わなかった事実が切なすぎます。沈碧の裏工作や、周囲の意図的な“すれ違い”が加速していて、もどかしさを感じるところ。これほど想い合っているのに、どうしてこうも上手くいかないのかと歯がゆいですよね。
ラストで陸貞が泣き崩れるシーンは、見ていて胸が締めつけられます

それでも、高湛が遠く離れた地で大きな功績を立てることができれば、皇上や太后からの評価も一気に高まるはず。陸貞との誤解が解ければ、二人の仲が深まるチャンスになるかもしれません。萧貴妃や長公主、沈嘉敏など、周囲の思惑がさらに絡み合って、物語はますます盛り上がりを見せそうですね。

次回は高湛の赈災先での奮闘と、宮中での陸貞の試練がどのように描かれるかに注目です。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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