後宮の涙 第44話 大理寺へ撃鼓鳴冤! 陸贞は冤罪を晴らせるのか?

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今回は『後宮の涙 第44話』についてお話していきます。前回までに長広王妃の座をめぐる混乱や、宮廷内の権力争いが激化するなか、陸貞はついに自らの冤罪を晴らすため大理寺へ向かうことに——。彼女は一体どんな策を用い、そしてどのようにすべての真相を明らかにするのか……?

それでは第44話を一緒に見ていきましょう!

後宮の涙 第44話のあらすじ

東嶺の鉱山事故が高湛(こうたん)や沈嘉彦(しん・かげん)によって解決されたものの、長広王妃を巡る混乱はますます深まります。そんな中、陸贞(ルチン)は「自らの父を殺した真犯人を突き止めなければならない」と決意し、大理寺へ撃鼓鳴冤(げきこめいえん:冤罪を訴えるための手段)を実行することに。自分の手で事件の幕を下ろすため、彼女は危険を承知で再び行動を起こします。

自分を守るためだけでなく、父の無念を晴らすために動く陸貞の姿が頼もしくて胸が熱くなります

かつて陸家を牛耳っていた継母は、陸家の財産を食いつぶし、さらには陸贞の父を毒殺した張本人でした。陸贞は大理寺で太鼓を打ち鳴らし、継母がどう罪を犯したのかを証拠付きで訴え出ます。柳大人が審理を進めるなか、継母は陸贞を“野種”と罵りつつ必死に抵抗しますが、陸贞の証拠と証言が揃っているため抵抗は空しく、ついに継母は大罪人として牢に落とされることに。

一方、明らかに“他所の血”が混じっていたことが発覚し、陸家族譜に陸貞の名が載っていない事実から、彼女が本当の陸家の血筋ではないという問題が浮上します。陸貞は深いショックを受けながらも「血筋を偽ってまで陸家を名乗るつもりはない」と考え、高湛にも「自分の正体がわからない者など、王にふさわしくない」と思いつめてしまうのです。

これまで築き上げた自分の存在が根底から揺らぐ瞬間、陸貞の戸惑いが痛いほど伝わります

そんななか、高湛は「自分の愛する女性が何者であっても関係ない」と言わんばかりに、強引な方法で陸貞を抱き寄せ、懸命に支えようとします。しかし陸貞は、「本当は血筋を重んじる宮廷だからこそ、いつか私が陛下や皆に否定される日が来るのではないか……」と不安がぬぐいきれません。兄妹との温かい再会を果たした陸贞でしたが、右手が使えなくなったこともあいまって、「王に見合う身分ではない」とますます思い詰めてしまいます。

愛だけでは乗り越えられない身分の壁があるのが宮廷の切ないところですよね

さらに長公主が「陸貞がもともと陸家の血筋ではない」と知り、「そんな正体不明の女を储妃にするわけにはいかない」と猛反発。太后は一時的に権力を失っているものの、いつ再起を図るかわかりませんし、萧唤云は皇上との関係を修復したかに見えますが、本心は不透明。陸貞が強く思いを貫こうとするほど、次々に新たな障害が浮上してしまうのです。

後宮の涙 第44話の感想まとめ

陸貞が大理寺へ撃鼓鳴冤し、見事に父の仇を裁かせる展開は胸がスカッとしましたね。自分の力で事件を解決した彼女の成長ぶりに、大いに感動します
とはいえ、戸籍や血統の問題が浮上したことで、宮廷内の地位を揺るがす大きな課題にぶつかったのも苦しいところ。宮廷は血筋を重んじる世界だけに、高湛との結婚を反対する勢力がより強まるのではないかと心配になります。

それでも高湛は「そんな身分や血筋など関係ない」とばかりに陸貞を守ろうと必死。彼のまっすぐな愛情に胸を打たれますね。二人の愛が、果たしてこの深い身分の壁を乗り越えられるのか……今後の後宮ドラマからますます目が離せません!

次回も波乱の展開が待ち受けていそうですが、二人の強い想いと陸貞の新たな決意を一緒に追いかけていきましょう。どうぞお楽しみに♪

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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