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前回までに陸貞は負傷や陰謀にもめげず、官窯の仕事や父の死の真相などを自分の力で切り拓いてきましたが、ここにきて「自分が陸家の娘ではないかもしれない」という謎に直面することに。さらに沈嘉彦が陸貞に“ある衝撃的な気持ち”をぶつけるらしく、一体どういう展開になるのか気になりますよね。
それでは第46話を一緒に見ていきましょう!
後宮の涙 第46話のあらすじ
陸貞は沈嘉彦からの助けもあって、工部から10万両の黄金を国庫に納めることに成功します。これによって財政を潤した陸貞は、張相の紹介で皇上へ拝謁することに。さらに高湛も彼女の功績を後押しした結果、皇上は陸貞を五品尚宮へ昇進させると宣言。
ついに陸貞が五品へ…地道な努力の結晶が報われたシーンは胸が熱くなります
これに伴い、「宮中の奢侈を正す」仕事を任された陸貞は、早速各部署から浪費を洗い出そうと張り切ります。すると沈嘉彦が「特別な“お祝い”がある」と言い、なんと彼の母・沈夫人を山から呼び寄せて陸貞に引き合わせるのです。沈夫人は陸貞の持つ九鸞釵を見て、かつて宮廷で妃の陪嫁侍女も五官女官の品位を得られることがあったと教えてくれます。
自分の母親が実は妃付きの侍女だった可能性…ちょっとワクワクしますね
沈夫人はかつての九鸾釵を持ち出して比べてみせ、「宮籍を調べれば手がかりがあるかもしれない」とアドバイス。陸貞は感謝しつつ九鸞釵を返そうとしますが、沈嘉彦はその場で「もう少し持っていてほしい」と優しく言葉をかけ、さらに彼は陸貞に「好きだ、ずっと守ってあげたい」と想いを告げるのです。
まさかの熱い告白…高湛をひたすら想う陸貞にとっては驚きと戸惑いの瞬間でしょうね
しかし陸貞は沈嘉彦に対し「心はすでに高湛と共にあるし、自分は何としてでも正体を探りたい」と話し、はっきりと彼の告白を断る形に。沈嘉彦も「分かっている」と言いながらも、切なげな表情を浮かべます。ちょうどそのとき、高湛が姿を見せ、陸貞と沈嘉彦が抱き合っているかのように見える場面を目撃。
たまたま見られてしまうのが後宮ドラマの“お約束”ですが、またもや誤解が生まれそうで胸が痛いです
高湛は大きなショックを受け、血の気が急に引いたのか倒れ込んでしまい、皇上や貴妃たちが慌てて手当てをする展開に。陸貞は「何が起きたの?」と動揺しながらも、萧唤云(しょうかんうん)から「彼はおまえの裏切りを見て、心を折られたのよ」と責められ、必死に否定します。とはいえ、高湛の誤解が解けぬまま、彼はさらに体調を悪化させていくのです。
一方、皇上は「もしかしてこれが最後の試練かもしれない」と感じ、「もういっそ二人を引き離すか、それとも身分差を超えて結婚を許可するか」と悩み抜きます。萧唤云は「今は阿湛に刺激を与えるべきじゃない」と言いつつも、内心は複雑そう。そんな中、陸貞は「今こそ母の正体を探り当てて、自分の地位と高湛を守り抜くしかない」と決意。
次々と乗り越えなければならない障害が出てきても折れない陸貞の強さが頼もしいです
高湛が心を痛めていると知るや否や、陸貞は「本当の自分を見つけ出して、堂々と高湛の隣に立ちたい」と改めて思い定め、少しでも早く宮籍を探ろうと宮中の古記録を必死に調べ始めるのでした。
後宮の涙 第46話の感想まとめ
今回、沈嘉彦の衝撃告白はまさかの展開でしたが、結局は想いが実らない切ないシーンでしたね。陸貞を諦めながらも、彼女を応援したい沈嘉彦の気持ちが痛いほど伝わってきます
とはいえ、その抱擁を目撃した高湛がショックのあまり倒れてしまうシーンは、またもやすれ違いの定番パターンでハラハラ。心を閉ざす彼に、誤解を解くための時間は残されているのか、と見ているこちらまで焦ってしまいます。
一方、陸貞が母の出自を突き止めようとさらに奮闘し、宮籍や九鸞釵の謎解きに踏み込む展開はワクワク感がありますね。「自分が誰の娘なのか」が明らかになった時、宮廷にとって大きな転機が訪れるのではないでしょうか。
次回はこの誤解だらけの状況からどう抜け出していくのか、高湛の体調と心は回復するのか、気になるポイントが目白押しです。それではまた次回も一緒に見届けていきましょう!
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