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クルミットです♪
「安楽伝」第11話は、太祖の陵墓参拝から激動の都帰還まで――。
任安楽と太子・韓燁が「国づくり」と「信じる心」について向き合い、身近な人の裏切りと覚悟を知る大切な回です。
復讐の炎と恋心、ふたつの思いがゆれる複雑な人間模様もたっぷり語ります。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!
安楽伝 第11話のあらすじ
時が経ち、太祖の陵墓へと続く石段を登る任安楽(にん・あんらく)と韓燁(かん・えつ)。
「十年ひと昔」とも言うけれど、亡き者を想いながら歩む姿に胸が熱くなります。
任安楽は心の奥底にいろいろな葛藤を抱きながらも、厳かに臣下の礼を尽くし、
韓燁は改めて「自分と共に新たな時代を作ってほしい」と訴えます。
しかし、安楽のまっすぐさはしばしば敵を作ることもあり、
「夫婦になれなくても、知己として支えてほしい」とお願いする韓燁に、
安楽は“肩書きにはこだわらない”と、どこか達観した返事を返します。
その直後、突如として現れた刺客が韓燁を襲撃!
その素早さに場が凍りつきますが、実はこの刺客こそが韓燁の近衛・簡宋(かん・そう)。
普段は温厚なふりをしていたけれど、忠義侯(ちゅうぎこう)・古云年(こ・うんねん)に仕える暗衛の首領であり、剣の達人でした。
“身近な人が裏切り者だった”という衝撃、見ていてゾクゾクしました…!
韓燁は以前から「側近に間者がいる」と疑っていて、わざと簡宋に銅鉱の情報を流し、
正体をあぶり出したというわけです。
簡宋は、最後の情けで韓燁たちの命を奪わず、自ら崖へと身を投げて絶命。
この悲しい別れに、韓燁もしばし呆然とします。
任安楽は「もし私が将来あなたの敵になったら?」と問いかけ、
韓燁は「自分は疑う者は使わない。君だけはいつまでも信じている」と誓うのでした。
“上承于天,斯得重任”――帝家の宿命を背負いながら生きる任安楽の姿にグッときます。
都では、江南での活躍により任安楽&韓燁コンビの評価がうなぎ登り。
韓仲遠(かん・ちゅうえん)も「二人の連携は見事だった」と称賛し、
権臣・古云年の影響力が薄れ始め、都の官僚たちもすっかり“日和見”ムードに。
琳琅(りんろう)は洛銘西(らく・めいせい)へ、江南の新任長官が無事赴任し、水害対策も順調だと報告。
洛銘西は韓仲遠に「任安楽の功績」をしっかり推してくれる様子。
都に戻る道中、「今後もっと大きな困難が待ち受けているだろうから、傍で支えてほしい」と話す韓燁。
任安楽はふざけて“深情なまなざし”を送ってみせるのでした。
京に戻ると、任安楽の“江南の手腕”は瞬く間に噂となり、
洛銘西や韓燁がうまく裏からサポートしたおかげで「天才ヒロイン」扱いに!
でも、任安楽は父・帝永寧の教えを思い出し「権力と民意を両方つかむことが本当の強さ」と自分に言い聞かせます。
女性主人公が自分の力で運命を切り拓いていく姿に勇気をもらいました。
宴席では、古云年も形だけは祝辞を述べますが、任安楽に痛烈にやり込められて退席。
韓燁は酒に酔った安楽を送っていく途中で“帝梓元”の話を持ち出し、安楽がわざと嫉妬する素振りも見せて微笑ましいです。
太子妃選びがいよいよ始まろうとする中、
太后は「帝梓元には“帝承恩”と名前を変えて下山しろ」と命じます。
これは“辱め”であり、任安楽に「必ず復讐を成し遂げる」と心を固めさせるもの。
その頃、永寧寺では偽の帝梓元が棋の修業を続け、任安楽が「必ず自由にしてあげる」と約束。
一方、韓燁は帝梓元への贈り物を用意しますが、安楽に見つかって軽く嫉妬される場面もありました。
安楽伝 第11話の感想まとめ
第11話は、信頼と裏切り、そして個々の覚悟が交差した回。
太祖陵の厳かな雰囲気や、
簡宋の“忠義”と“恩義”を天秤にかけた悲しい選択も、とても印象的でした。
安楽の「自分の人生を生きる強さ」、韓燁の「信じる愛」――2人の想いが深く胸に響きました。
また、都の権力バランスの変化や、
女たちの戦いが再び始まる予兆もたっぷり!
太子妃選びや偽帝梓元問題、古云年の新たな企み――
ますます目が離せない展開です。
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