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今回は「双燕秘抄」第11話をご紹介します。白家を出て、新天地・磬州(けいしゅう)の女学へ向かう茉喜(まき)と鳳瑶(ふぇんよう)ですが、道中でまさかの盗難被害に遭ってしまうなど、早速ハプニングの連続! さらに女学そのものにも、何やら怪しげな雰囲気が漂っているようで…。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!
双燕秘抄 第11話のあらすじ
白家の祖宅を売却し、借金を返済した茉喜と鳳瑶は、とうとう京州城を離れ、自立する道を選びました。万家を頼ることもできたはずですが、鳳瑶は“自力で生きていく”道を望み、茉喜もこれに賛同。二人は姉妹のように力を合わせ、磬州の女学に職を得るため商隊とともに旅立ちます。
新しい土地で何かが始まるかもしれない期待感と、白家を離れる寂しさが入り混じり、胸がいっぱいになる場面ですね。
ところが、出発してすぐにトラブル発生。通関文書を取得しようと文引司へ行った矢先、待っていた鳳瑶が不審な男に声をかけられ、その隙に二人の荷物をそっくり盗まれてしまいます。官兵に頼んでも全く手がかりは得られず、結局、着の身着のまま旅を続けることに…。
厚手の服まで盗まれたのは痛い! しかし、茉喜は「安全が最優先」と鳳瑶を慰める姿にジーンときます。
そしてようやくたどり着いた磬州の女学。鳳瑶が先生として採用され、茉喜は“妹”という扱いながらも同居を許されます。二人を迎えてくれたのは沈書墨(しん・しょぼく)先生。彼女の案内で部屋に通された茉喜は、女学全体にただよう不思議な空気を感じずにはいられません。夜中に怪しい人影を見かけたり、早朝には山長(さんちょう)らしき老人が本を天日に干していたりと、どこか普通ではない雰囲気です。
茉喜の勘が「何かある」と察しているのが、後々の伏線になりそうでワクワクします。
しかも、新任の鳳瑶が教えるのは“文章(もんじょう)”だけではなく、学生たち全体の学業管理まで任される様子。初授業で緊張のあまりミスを連発してしまいますが、茉喜が声援を送ることでようやく落ち着きを取り戻し、生徒たちの前でその才女ぶりを発揮。
しかし、ここで気になるのが、女子の学び舎であるはずの女学に冯銘(ふう・めい)という男性教師がいること。聞けば、弓術を教える女性教師がいなくなったため、山長の弟が“特例で”教授を担当しているのだとか。冯銘は鳳瑶に興味を示し、その美貌と才気をあからさまに称賛してきます。
男子禁制(?)の女学に突然現れる男性教師…何か波乱を呼びそうな予感がしますね。
沈書墨先生は「山長が何か考えがあって男子を呼んだのだろう」と語るのみで、詳しい事情は教えてくれません。茉喜としては、その裏に一体どんな思惑があるのか気になって仕方がない様子。こうして新生活のスタート早々、謎めいた出来事に巻き込まれそうな二人。どんな女学ライフが始まるのでしょうか…?
双燕秘抄 第11話の感想まとめ
今回、茉喜と鳳瑶は大きく生活の場を変えて、新しい未来を切り開こうとしています。行李をすべて盗まれるというアクシデントに見舞われつつも、お互いを支え合いながら女学へ到着。何かと辛い道のりでしたが、二人がしっかり絆を深めている姿にほっこりします。 何より、鳳瑶が自分の力で生きる道を選び、茉喜とともに一歩を踏み出したのが感慨深いですよね。
女学の山長や沈書墨先生、さらに弓術を担当する冯銘など、新たな登場人物が加わり、どんな人間模様が展開するのか期待が高まります。果たして、茉喜が感じる違和感の正体は何なのか…? 次回も見逃せませんね♪
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