荊棘の花 第12話 あらすじ 本物は渡していなかった——偽の秘方と羅雪児への平手打ち

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今回の12話で一番「あ!」ってなったのは、終盤の返品騒動でした。

甘露堂の新商品がたちまち腐り出して、客からのクレームが殺到する。そこで明かされるのが、沈丹青が最初から仕掛けていた罠。この展開、ちょっとうれしくなりました。

それでは12話を一緒に見ていきましょう!

荊棘の花 12話のあらすじ

甘露堂(かんろどう)が「玫瑰醉(ばいきいすい)」という新商品を売り出しました。

沈丹青(しん・たんせい)が試しに買ってきて飲んでみると、自分の酒庄「丹青酒庄」の名酒・薔薇露(しょうびろ)とそっくりの味がします。

前の話で羅雪児(ら・せつじ)が酒庄に来てひと騒ぎ起こしていましたが、あれは薔薇露の秘方(製法レシピ)を盗み出すための時間稼ぎだったわけですね。やっぱりそういう話だったか、と思いました。

競合商品が出たせいで、丹青酒庄の売上は落ち込みます。沈丹青は値下げをしません。安くしても材料費は変わらないので、売れるほど損が増えるだけ。そこで兄の沈自山(しん・じざん)に手紙を出し、大口取引先を紹介してもらうよう頼みます。

一方、将軍府の徐程風(じょ・ていふう)が節の時期に合わせて薔薇露を200斤発注してくれました。府の衛兵たちへの慰労のためとのことで、沈丹青の人柄と腕前を信頼しての発注だと言います。

商売敵に追い詰められているときにこういう話が来るのは、単純に助かるとかうれしいとかだけじゃなくて、「信頼している」という言葉がじんわりきます。

沈丹青は感謝の気持ちで、普段とは別に単独で仕込んだ特別な酒を徐程風に贈りました。

その頃、甘露堂は新商品のおかげで売上が急回復しています。羅雪児は鼻高々で丹青酒庄に乗り込んできて、酒麹と原料を売れ、と言い出します。甘露堂は品不足で忙しいのだから、余っているなら譲れというわけです。

そしてそこから先がひどかった。甘露堂が丹青酒庄を買い取ってもいい、沈丹青は甘露堂で酒を売る女として雇ってやる——という「提案」まで口にします。

これを面と向かって言えるの、本当に信じられないです。商売の話じゃなくて、人格を否定してる。

沈丹青、羅雪児の頬を打ちました。

二人は激しく言い合い、羅雪児は「倒産させてやる」と言い残して去ります。

その後、羅雪児は夏会長を通じて近隣の酒商人たちに根回しします。丹青酒庄には酒麹も原料も売らないように、という取り決め。材料を断ち切れば仕込みができなくなる。そういう手でくるわけです。

妹の羅霜霜(ら・そうそう)が屋敷での療養生活に耐えられず実家に戻ろうとしたところ、羅雪児が遣わした家丁に阻まれ、部屋に鍵を掛けられてしまいます。

家族を閉じ込める。これは罰でも何でもなくて、邪魔だから排除しているだけ。羅雪児にとって羅霜霜は道具なんだな、と思いました。

沈自山が護送の仕事から戻り、隣の県の孟員外(もう・いんがい)という大商人からの大口注文も持ち帰ってきます。ところが羅雪児はその情報を掴むと、近隣の酒麹と原料を即座に全部買い占め、さらに自ら孟員外のもとへ出向いて「玫瑰醉」を持参します。沈丹青には出荷能力がない、羅家こそが聊城(りょうじょう)最高の酒庄だと説き、手付金まで肩代わりすると約束して注文を奪ってしまいます。

沈丹青は落胆しながらも、表には出しません。

梅雨に入りました。傘のない沈丹青を徐程風が屋敷まで送り届けます。最初は印象の悪かった二人が、関わりを重ねるうちに互いを大切に思うようになっています。

沈自山は徐程風が妹を送ってくれたのを見て、少し複雑な様子を見せます。妹に徐程風の印象を聞くと「信頼できる友人」という答えが返り、ほっとしたようでした。

「友人」という言葉に兄がほっとしているの、なんか笑ってしまった。もうちょっと気にしてほしいな、とも思ったり。

徐程風の家臣・緑竹(りょくちく)は怡親王(い・しんのう)に情報を流す間者ですが、実際には日常の些事しか報告していないことが分かります。徐程風は特に気にせず、天昊(てんこう)と仲良くするよう言い含めます。天昊が風邪を引いていると、緑竹が言いつけ通りに看病に来ます。間者だと知りながらも、世話をしてもらう居心地の悪くない気分に天昊は当惑していました。

そして話の終盤、甘露堂に変質した酒の返品が相次ぎます。

理由は——沈丹青が最初から不完全な秘方を渡していたことでした。薔薇露の保存に関わる最重要の工程を意図的に抜いて記述していたのです。梅雨の時期は保存期間が大幅に短くなる。その工程を知らずに仕込んだ酒が、梅雨に入った途端に腐り始めました。

あの騒ぎで秘方を「盗ませた」のが、全部計算のうちだったとは。梅雨の季節まで織り込んで、静かに待っていたんですね。

羅雪児も自分が騙されていたと気づきます。客への弁済を「三日以内」と約束しますが、酒麹と原料の買い占めに全資金を使ったばかりで、どこに返す金があるのか。

沈丹青も同じことが引っかかり、女中の水仙(すいせん)に羅雪児の動向を監視させます。

最後の場面です。情報屋の百事通(ひゃくじつう)が沈自山と徐程風に密会を求めてきました。調べで重要な手がかりを掴んだとのことで、二人が宿に向かうと、百事通はすでに毒針で殺されていました。沈自山が針を確認すると、以前に沈丹青が狙われたときと全く同じ形状の銀針です。皇帝護送事件の犯人が、再び動いたのでした。

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荊棘の花 12話の感想まとめ

一番印象に残っているのは、やっぱり返品続出のくだりです。

羅雪児がこれだけ手を尽くして丹青酒庄を追い詰めても、全部最初から計算のうちだった。買い占めも根回しも、全部空振りになる仕掛けが先に動いていたわけで。見ていてすっきりしました。

沈丹青が羅雪児を打った場面も、静かで良かったです。わあっと感情をぶつけるのではなく、一発きりで。それ以上は受け入れないという意思表示に見えました。

でも羅雪児は打たれても「倒産させる」という方向にしか頭が行かないので、二人の話はずっとかみ合わないんですよね。

梅雨の中で徐程風が沈丹青を送る場面は、穏やかでほっとしました。商売の駆け引きが続いた後なので、余計にそう感じます。沈丹青が「友人」と言ったことについては、それだけじゃない気もしますが、今はまだそういう段階なのかもしれません。

百事通の死は急でした。今まで酒庄ビジネスの話が続いていたところに、陰謀絡みの場面が入ってくる。銀針が同じということは、皇帝護送事件の黒幕がまだ手を動かしているということで、沈丹青を狙った人間も近くにいるということです。

真相に手が届きそうになったところで、情報屋が消された。百事通が持っていた手がかりが、そのまま持ち去られてしまったことが、少し引っかかっています。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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