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クルミットです♪
長安を抜け出しやっとのことで幽州にたどり着いた長歌です。
幽州には阿詩勒隼そして楽嫣、晧都、叔玉も来ていました。
これからどんなことが起きるのでしょうか?
では 7話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【長歌行】(ネタバレあり)
「第7話 新たな友」
叔父の李瑗に長歌は助けに来たと言うのです。長歌は父からの令旨を伝えた。それは秦王李世民が反乱を起こしたと言うものだった。そこへ長安の使者が到着した。王将軍が捕らえようとすると、なんとそれは魏叔玉だった。長歌と叔玉はお互いを見合った。長歌は叔玉に投降しろと言い、叔玉は長歌に謀反を先導していると言った。王将軍は叔玉を殺そうとしますが長歌は捕らえるように命じました。李瑗が屋敷の泊まるように言いますが長歌は都督府を出ました。外で様子を見ていた阿詩勒隼は長歌の正体を思い巡らします。そして長歌の後をつける都督府の者を見たのです。
李瑗は令旨の皇太子の璽に水をかけました・・・
偽物か調べたのでしょうか?
納屋に帰った長歌は叔玉の事を考えていました。
阿詩勒隼は今までの長歌の行動を思い起こしていました。阿詩勒隼が長歌を訪ねると出てきた長歌の目には涙の跡が・・・
男も辛い時は泣くさ・・・
阿詩勒隼は長歌を散歩に誘いました。物見台に登り月を見て語る・・古い友と別れた、幼馴染・・もう二度と得ることができない・・阿詩勒隼は自分も友と別れたと。
それならば新しい友になろうと・・・
長歌は阿詩勒隼に、阿詩勒隼は長歌に互いに幽州を去るように言うのだった。
晧都は楽嫣を見守っていた。長安に帰りたい、一人で居たくない・・・家臣として見守ることしかできない晧都だった。
長歌を送り届けた阿詩勒隼は王将軍からの投降書を受け取り、外に出て行った。妓楼には小可汗の阿詩勒渉爾がいた。阿詩勒渉爾は可汗からの指令を渡した。義父の可汗は朔州へ行けと命じていた。王将軍との取引は阿詩勒渉爾に奪われ、阿詩勒隼は朔州へ・・・
阿詩勒渉爾は可汗の息子で隼をライバルとしていた。隼は王将軍の投降書をあけもせずに叩きつけて出て行った。
長歌は納屋で皇太子の璽を隠そうとしていた。阿竇が預かると言い出した。長歌は阿竇に託し都督府に行くことにした。外で騒ぐ声がして出てみると阿詩勒隼が商いする馬を見知らぬ男達が持っていこうとしていた。
長歌は都督府に着くと王将軍の動きを探った。
幽州を離れようとしていた阿詩勒隼に知らせが届いた。阿詩勒渉爾が王将軍に皇太子の璽を要求したと言うのだ。王将軍の投降書を見なかった迂闊さに気づいた。長歌が隠していたものが皇太子の璽か・・・阿詩勒隼は引き返すことにした。
王将軍は阿詩勒渉爾に会いに行った。後をつけた長歌はその様子を見ていた。阿詩勒隼の馬が届けられた。
長歌は阿凖は阿詩勒部の者・・・?
長歌は阿詩勒渉爾と王将軍の話から王将軍が幽州を延利可汗に売る気だと気づいた。叔父が危ないと思って都督府に戻った。叔父に話をしていると王将軍が戻ってきた。長歌は叔父を連れて逃げた。二人はなんとか納屋にたどり着いた。
長歌のいない?に叔父は大切な物を預けたのかと言うのです。やはり叔父は裏切り者だった。王将軍と結託して長歌を罠にはめた・・・
李瑗は令旨が偽物と見破っていた。
幽州にとって返した阿詩勒隼は阿竇を外へ連れ出した。
長歌を助けるためだと言って・・
「第8話 身売りの条件」
阿詩勒隼と阿竇は様子を見ていた。王将軍も来て長歌が捕まった。阿竇が助けようとするが阿詩勒隼はお前が出れば長歌が殺されると止めた。長歌は必ず逃げるから城門でまてと阿竇を逃がしました。
阿詩勒隼は阿竇が皇太子の璽を持っている事を知っています。
阿詩勒隼は王将軍が長歌を永寧郡主と呼ぶのを聞いた。なるほど李建成の娘なら皇太子の璽を盗めるしこれまでの行動も頷けるのだった。
都督府に連行された長歌は王将軍に叔玉を殺すと脅されます。拷問を受けた叔玉を運ばれました。よく考えろと・・・長歌は王将軍に従えば幽州を阿詩勒部に奪われる・・そんな事はできない。
長歌は叔玉と話しますが叔玉の裏切りを許しません。叔玉から晧都と待ち合わせをしている事を聞き策を練りました。
牢を出た長歌は待ち合わせの場所に行きます。王将軍は護衛を配置して待ち構えます。
晧都が皇太子の璽を持っているわけではありませんが逃げ出しチャンスを作ろうとしています。
晧都は楽嫣に出発の準備をするように言います。楽嫣は長歌を殺さないでと懇願します。
街に来た晧都は長歌を見て異変を察知しました。隠れている護衛を殺し長歌に近づくと
長歌は逃げ出します。しかし、王将軍に捕まってしまいました。晧都は対峙する王将軍に長歌を殺せと言いますが隙を見て長歌が逃げました。不利と見た王将軍がさると長歌を捕らえた晧都の前に、楽嫣を連れて阿詩勒隼が現れました。二人を交換しようと言います。二人がすれ違います。長歌を追おうとする晧都を楽嫣が離しません。
逃げた長歌は何故と問うと阿詩勒隼は助けたかったから・・・阿詩勒部には幽州を渡さない。なぜ?唐の民だから・・・阿詩勒隼は宝刀を長歌に返した。
楽嫣と晧都にところに戻った長歌は幽州が阿詩勒部に攻められる事を訴えますが晧都は命令に従うだけだと言います。そしてまずは楽嫣を安全なところに逃す事からだと・・・
城門が閉められる寸前に馬車が通り抜けていきました。宿に着くと晧都が長歌を閉じ込めます。晧都が出て行くと阿竇が部屋に入ってきました。皇太子の璽は無事長歌に戻りました。
楽嫣に別れを告げて長歌は出ていきました。
長歌は城外の砦に駆け込んだ。都尉の沈固に李都督と王将軍が投降したと伝えるのですが信じません。そこへ烽火が上がったとの知らせがきました。都尉の沈固は全軍出動を命じました。
晧都は幽州の危機でも狼煙をあげることしかできないと言っていましたね。
阿詩勒渉爾は情報が漏れたこと知り撤退します。途中で沈固の軍がきたことに気づき隠れましたが阿詩勒隼の邪魔で略奪した宝物を置いて逃げました。長歌達は幽州へ急ぎます。
宿に一人残された楽嫣を部屋を出てきました。広間には男二人と女が・・・楽嫣を見た男はあの娘をさらおうと企みました。部屋の外で倒れた男を助けようとして楽嫣が・・・
怪しい男達は人買いのようです。
「第9話 流浪の皇女」
楽嫣は男達に拐われてしまいました。
世間を知らない公主ですからたわいもないことです・・・
長歌は都尉の沈固と都督府に戻ると王将軍が逆賊を殺したと言って李瑗が殺害されていた。
王将軍の変わり身の早いこと・・・
しかし沈固はわかっていて王将軍を捕らえました。
長歌は部屋で手当てされていた叔玉を見つけました。叔玉が皇太子の璽を返さなければ殺されると言うのに楽嫣を無事に送れと言って長歌は出て行った。
晧都は都督府に来たが長歌を見つけられずに倒れている叔玉を起こした。すぐに長歌を追うと言うのだった。
その頃長歌は沈固将軍の兵になりすまして城外に出た。沈固将軍は長歌が永寧郡主であることに気づいていた。長歌は共に戦おうと誘うのですが沈固は自分は唐の将校、軍令に従い幽州を守ると言うのです。長歌は一人朔州へと向かうのでした。
晧都と叔玉は行く手を沈固に阻まれた。
阿詩勒渉爾は幽州を離れ朔州へ向かいますが阿詩勒隼に仕返しをすると言って道を外れました。待ち伏せをして阿詩勒隼に一太刀浴びせたが部下に止められ阿詩勒隼は逃してしまった。
叔玉は沈固を晧都に任せて後を追ってきました。途中で長歌を見つけました。叔玉は長歌と共に行くと言うのですが、長歌は叔玉を刺し皇太子の璽を投げつけて行ってしまいました。
もう誰も信じない、しかし諦めないと・・・叔玉を見限りました。
皇太子の璽を持って帰った叔玉は晧都に渡すと楽嫣を連れに行くのだった。しかし、宿はもぬけの空、拐われたとしか考えられません。叔玉は探しに行くのですが・・・
楽嫣は人買いの海じいの馬車に乗せられて連れ去られたのです。
朝廷に幽州が平定されたとの知らせが入った。世民を前に杜如晦、魏徴と房玄齢が議論しています。河北に残る李建成の勢力を一掃するべきだという杜如晦、魏徴を追い詰め河北に行くように仕向けた。
実は魏徴を河北の人心を掌握するの派遣したかったのです。
一人朔州に向かっていた長歌が寂れた家を見つけ中に入ると阿詩勒隼がいた。背中の傷を見た長歌は手当てをした。阿詩勒隼は自分が阿詩勒部の人間だと話した。長歌はさらに問いたいことがあるが無理強いはしなかった。阿詩勒隼は早くここを去れ、朔州は危険だと忠告して立ち去ろうとする長歌に金を渡した。施しではなく貸しだと・・・いつか返せ・・出て行く長歌の後ろ姿にまた会おう・・永寧郡主とつぶやいた。
世民は戻ってきた皇太子の璽を手にホッとして永寧の件はこれまでにしろと杜如晦に命じた。杜如晦は楽嫣が行方不明になった事を報告した。そして杜如晦は楽嫣の捜索は全て手配済みであることも伝えた。父として想いに耽る世民だった・・・
楽嫣は状況を受け入れられず苦しんでいた。叔玉が助けに来ることを願っていたが・・・
叔玉は手がかりすら見つけることができません。
朔州についた長歌と阿竇は街の様子を眺めていた。
7ー9話の感想
幽州の叔父を頼ってきた長歌でしたが結果は惨憺たるものでした。王将軍にも叔父にも裏切られました。叔父達が幽州を阿詩勒部に売り渡そうとしていたとは驚きでした。しかしやはり公主ですね。幽州を渡せないと奮闘しました。晧都も巻き込み逃げ出し、城外を守る都尉の沈固を動かすことができました。沈固は長歌を永寧郡主と見抜いて李建成の部下としての恩を返してくれました。長歌は父の部下を頼っての復讐は無理と気付いたようです。
阿詩勒隼と阿詩勒渉爾の間に確執があるようです。息子の阿詩勒渉爾が養子の阿詩勒隼をライバル視しているようです。
阿詩勒隼は長歌が永寧郡主であることに気づきました。長歌にも阿詩勒隼の素性がわかってきました。行く道は違いますが呼び合うものがあるのでしょう。阿詩勒隼の心は長歌を取り込んだように思います。
長歌は皇太子の璽で人を動かせないことがわかり叔玉に投げつけました。そして別れを告げました。かけがえのない幼馴染でしたが立場が変わった時、心を繋ぎ止めてはくれませんでした。長歌の方が潔いですね。
楽嫣が拐われてしまいました。叔玉そして晧都に大きな責任が、杜如晦は世民に尋ねましたがまずは娘を探せと・・・
朔州に着いた長歌、阿詩勒隼も可汗の命令で朔州に向かうでしょう。
再び巡り合うのでしょうか?長歌はこれからどうするのでしょうか?叔玉は楽嫣を探し出せるのでしょうか?物語の進展が楽しみです。
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