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今回は、清朝が終わったあとの紫禁城で、宮女として働くことになった食堂の娘・容児の物語「溥儀の料理番(ふぎのりょうりばん)~紫禁城 最後の日々」です。
見終わっていちばんに思い出すのは、実は容児より、厨房で彼女を鍛えた寿喜姑姑のことでした。簡単には褒めないけれど料理にはまっすぐな人で、あの人の場面が来るのを毎回待っていたくらい。容児を陥れた青児のことも、なぜか嫌いになりきれないまま最後まで見ました。
全40話のあらすじとネタバレ、私の感想をまとめています。
溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 あらすじ
1923年、世の中はすでに民国へと移り変わっていましたが、紫禁城の中だけは、かつての君臣の秩序が色濃く残る別世界でした。旗人の劉守貴は、娘の劉容児を強引に宮廷へ送り込みます。宮女として働くことになった容児は、慣れない宮廷のしきたりに戸惑いながらも、その持ち前の料理の才能を認められ、寿喜姑姑の弟子として厨房で腕を振るい始めました。
そんな中、宮廷内では宮中の宝が盗まれるという事件が頻発し、不穏な空気が漂い始めます。容児は偶然にも、御前侍衛の李琪と出会い、盗宝事件の真相を追いかけることに。太監の孫義仁による悪事を目の当たりにした容児は、李琪と力を合わせ、宮廷の権力争いと陰謀の渦中へ足を踏み入れていきます。溥儀の気まぐれな態度や、誰が敵で誰が味方かわからない緊張感の中で、彼女たちは無事に宮廷の暗部を暴き出せるのでしょうか。そして、激動の時代に翻弄される二人の運命は、紫禁城の扉が閉ざされたその先で、どこへ向かうのでしょうか。
城壁の中に守られた「最後の宮廷」で、隠された真実が少しずつ剥がれ落ちていく様子には、思わず固唾を飲みました。
見どころ
私はここで一気に引き込まれました。第1話、劉守貴が容児を無理やり宮廷に送り込むシーンです。親の勝手な都合で娘が巻き込まれるという、何とも言えない切ない入り口なのですが、宮廷の重苦しい雰囲気と、容児のどこか場違いな明るさが対比されていて、今後の波乱を予感させます。
このドラマ、正直、この展開はかなり苦しかったです。太監が権力を笠に着て悪事を働く様子や、信頼していた人が疑われる場面など、宮廷のドロドロした部分が容赦なく描かれます。ただ、そんな中でも寿喜姑姑が容児を厳しくも温かく指導する場面には、少しだけ心が安らぎました。
特に、溥儀という歴史的背景を背負った人物が、一人の若者として描かれるところが印象に残りました。権力があっても囚人のような生活を強いられている彼の、やり場のない怒りや孤独な背中を見ると、どうしても彼の心境を想像してしまいます。
「溥儀の料理番 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
キャスト・登場人物
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」のキャスト&主な登場人物一覧です。
容児(演:海陸)

本作の主人公で、ひょんなことから宮女として紫禁城に入ることになった民間の娘です。料理の才能が抜群で、寿喜姑姑の弟子として腕を磨いていく姿はなかなか健気でした。とにかく明るくて聡明なキャラクターですが、正直なところ、このドラマの主人公としては少し落ち着きがない場面も目立ちましたね。
李琪(演:紀凌塵)

宮中で働く御前侍衛です。容児と出会ってからは、彼女と協力して宮中の盗宝事件を追うことになる重要なパートナーですね。彼がいなければ物語が始まらないのは分かりますが、演技の面で少し苦しいところがあったかな、というのが個人的な感想です。
栄惠太妃(演:胡杏児)

重華宮に住まう太妃です。さすが胡杏児といった安定感で、作品に重みを与えてくれていました。
劉守貴(演:張鉄林)

容児の父親です。張鐵林が出ていると、やっぱり「あのドラマ」の空気感を思い出してしまいますね。
陸秋桐(演:姚遠)

新聞の記者として働いている青年です。
愛新覚羅・溥儀(演:李明德)
退位してもなお紫禁城という小さな世界に縛られている皇帝です。彼の描かれ方については、少し子供っぽすぎるのでは?と感じる部分もありました。
端康太妃(演:曾黎)
永和宮の主です。彼女の存在感は流石で、このドラマの数少ない「見ていて安心できる」ポイントでした。
奚教授(演:王剛)
王剛さんが演じるキャラクターです。彼が画面に出てくると、どうしても時代劇の風格がぐっと増すのが不思議ですね。
相関図
李琪が陸秋桐を犯人と誤解した理由は何ですか?
栄児が宮中で知り合った同郷の「お兄さん」の正体は誰ですか?
文淵閣で発生した事件として、何が起きたと報告されましたか?
学校の武術大会で、劉爾が負けた相手は誰ですか?
栄児が自分が宮中に売られた真相を知ったきっかけは何ですか?
物語の中心は、宮女として入った容児と、彼女と絆を深めていく侍衛の李琪です。二人は協力して宮中の闇に迫っていきます。また、容児は皇帝溥儀からも料理の腕や機転を評価され、寵愛を受けることになります。一方で、紫禁城内では太妃たちがそれぞれの宮に居住しており、容児は寿喜姑姑から料理を教わるという師弟関係も結んでいます。容児の父親である劉守貴や、新聞記者の陸秋桐といった外の世界の人々も絡み合い、宮廷の陰謀と個人の運命が交錯する人間関係が描かれています。
評価・レビュー
中国ドラマ「溥儀の料理番」の評価レビュー&感想です。
全40話を完走したクルミットの正直な感想を書いています。
後半はネタバレありなのでご注意ください♪
第3話で眉毛酥の作り方をすぐに書き留める場面を見て、この子の料理をもう少し見たいと思いました。宮中で覚えた技を実家の店に持ち帰ろうとする考えが、しっかりしているんですよね。厨房で何を覚えて、どんな料理を作れるようになるのかが楽しみになりました。
第4話では、侍衛姿の溥儀が洗濯に手を出し、衣服を台無しにしてしまいます。困らされる側はたまらないけれど、洗濯ひとつにも慣れていない溥儀の様子は面白かったです。まぁ、料理を囲んでのんびり進む話を想像していると、序盤からの物騒さには戸惑うと思います。
ネタバレありの感想
始まりは、父親の借金のかたに嫁がされそうになった容児が、わざと醜く装って縁談をつぶすドタバタからです。勢いはあるんですが、ここは少し古くさい笑いに感じて、置いていかれそうになりました。持ち直したのは厨房に入ってから。得意の麺料理を作るつもりが野菜の下ごしらえ係に回されて、ふてくされながらも一から覚えていくところで、ようやく容児を応援する気になれたんです。
全話を見終えても、いちばん好きなのは寿喜姑姑です。容児が張り切りすぎたときも、料理の仕事を甘く見せない厳しさがよかったんですよね。だから第13話、容児が焼き鵞鳥もどきで溥儀に認められ、助命を願ったのに間に合わなかったのがつらかったです。あそこまで料理を頑張っても助けられないのかと、後味が残りました。もっと二人の厨房でのやり取りを見たかったです。
第35話の青児にも、気持ちが引っかかったままです。容児を陥れようとしたことには腹が立ちました。でも、家族に店を持たせて弟妹を学校へ通わせたいと話す姿まで見てしまうと、嫌いな人として片付けられません。容児から銀貨や母の形見を受け取った後に、自分で毒入りのスープを飲むなんて。私はあの最期には納得したくなかったです。裕得福が薬と脅しで逃げ道を奪っていくのも、本当に嫌でした。
容児をえらいなと思ったのは、溥儀が紫禁城を出たあとも、太妃たちのために宮中に残ると決めたところです。外で店を出してもやっていける腕はもうあったはずなのに。寿喜姑姑を亡くしたことも、あの場所を離れられなかった理由の一つだったのかなと思いながら見ていました。
正直、捕まっては疑いを晴らす展開が続くところは、少し疲れました。李琪も助けてくれるのはうれしいけれど、意地を張らずに話してほしいことが何度もあって。二人が好きになってからも、恋愛だけを楽しむ気分にはなれなかったです。
第40話では、裕得福と海地が逮捕され、ようやく安心できました。ただ、容児をかばって亡くなる武天には複雑な気持ちです。それまでに奪った命を思うと、最後の行動だけで許す気にはなれません。それでも、来世はいい人間になりたいという願いは寂しかったです。容児と李琪が太妃たちに結婚を報告し、祝言を挙げる結末は素直にうれしかったです。炊き出しで粥を作る容児も好きでした。師匠にも青児にも、落ち着いて料理をする彼女を見てほしかったんですけどね。
みんなの評価 ― 中国と日本でこんなに違う
ここからは、私の感想とは別に、中国と日本のみんなの評価をまとめました。
中国と日本の評価
| 項目 | 中国(豆瓣) | 日本(Filmarks) |
|---|---|---|
| 平均スコア | 3.7(10点満点・2026年10月時点) | 2.9(5点満点・2026年10月時点) |
| 評価数 | 1125人 | 19件 |
| 分布 | 星5:2.7% 星4:8.1% 星3:16.2% 星2:18.9% 星1:54.1% |
表示なし(件数が少ない) |
中国では2024年5月27日に放送が始まった全40話の作品です。中国のエンタメ論評では、撮影から4年ほどお蔵入りしていたことにも触れていて、放送初日から仕上がりに厳しい記事が出ていたんですよね。中国のレビューサイトでも星1が半数を超えていて、ここまで厳しい評価だったのかと驚きました。
私の感触は日本のレビューサイトの評価に近くて、話の進め方には不満が残るものの、容児や寿喜姑姑を好きになった分まで低くはつけたくないです。
中国で賛否が分かれたところ
中国のエンタメ論評で気になったのは、時代劇の衣装を着た現代劇のようで、歴史背景になじんでいないという厳しい見方でした。これは、少しわかるんです。宮中の決まりがあれだけ厳しいのに、容児たちのやり取りがずいぶん気軽に感じるところはありました。溥儀をからかうような会話を楽しんだ直後に、身分を理由にひどく罰せられる場面が来ると、その差についていけないこともあって。ただ、私は洗濯や野菜洗いを通して溥儀の不慣れなところが見える場面は好きだったので、親しみやすさまで全部なくしてほしいとは思いませんでした。
序盤の筋のつながりが悪く、場面をつぎはぎしたように感じるという批判にも、うなずくところがありました。沈大人の屋敷で起きた惨劇を受け止めきれないうちに、宮女たちの騒動へ話が移るので、気持ちの置き場に困るんですよね。料理の修業をもう少し見たいときに盗難事件が進み、事件が気になってくると別の騒動が始まる。どちらも追ううちに人物への愛着は湧きましたけど、もう少し一つの出来事に付き合う時間が欲しかったです。
一方で、実力派の脇役陣が作品を支えているという評価には、私はかなり近いです。寿喜姑姑が容児を簡単には褒めないところや、栄恵太妃が身近な人を気にかけるところが好きで、この人たちの場面を待っていました。太妃たちにも意地や好き嫌いがあって、いつも物分かりがいいわけではないんですよね。敬懿太妃には何度もイラッとしましたけど、食事への不満まで遠慮なく口にするところには、その人らしさを感じました。厨房で働く人と食べる人のやり取りは、事件の合間でももっと見たかったです。
評価データ・参考資料
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撮影秘話とトリビア
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや撮影裏話をご紹介します。
本編では見られないキャストたちの素顔や、制作の裏側に迫るエピソードを集めました♪
「鉄三角」の再集結
かつて名作時代劇で黄金の組み合わせとして名を馳せた、張国立(チャン・グオリー)、王剛(ワン・ガン)、張鉄林(チャン・ティエリン)の3名が本作で再び共演を果たしました。彼らが並ぶ姿は、長年のファンにとって非常に感慨深いものがあります。
浙江省横店での撮影
本作のメインロケ地は、中国ドラマの聖地としても名高い浙江省の横店影視城でした。撮影が行われたとのことです。
撮影現場の雰囲気
ドラマの中では宮廷内の厳しい緊張感や民国時代の激動が描かれていますが、実際の撮影現場は和やかな雰囲気だったそうです。休息時間には出演者同士が冗談を言い合ったり、活発に交流したりする様子が見られたのだとか。
香港の人気女優が挑んだ清朝スタイル
香港で活躍する鄧麗欣(ステフィ・タン)にとって、本作は自身初となる清朝を舞台にした作品でした。これまでの現代的なイメージとは異なる、宮廷の姑姑(グーグ)という役どころへの挑戦は、多くの視聴者に新鮮な驚きを与えました。
中国本土での反響 ― 「期待と現実のギャップ」が招いた厳しい評価
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」は、2024年5月27日に愛奇藝(iQIYI)と騰訊視頻(Tencent Video)の2大プラットフォームで配信が開始されました。5年という長い期間「積圧(完成後も放送されずに眠っていたこと)」されていた作品でしたが、主演俳優がバラエティ番組等で活躍していた時期と重なったため、配信開始時には一定の注目を集め、「話題作」としてのスタートを切りました。
配信プラットフォームと当時の状況
2024年5月27日、愛奇藝および騰訊視頻にて配信が開始されました。当時の市場では多くの新作ドラマが競い合う中、視聴者の関心を引くために様々な話題が提供されましたが、結果としては物語の構成や制作時代の古さが響き、広範な熱狂を巻き起こすまでには至りませんでした。
評価スコアと評価の分布
視聴者からの評価は、好意的な意見と厳しい意見が明確に分かれる形となりました。
* 支持派:一部の視聴者からは、実力派の特別出演陣(胡杏児、曾黎ら)による演技の安定感や、劇中で描かれる食文化をテーマにした癒やし要素が一定の評価を得ました。また、主演俳優のファン層を中心に、物語を最後まで見届けようとする動きも見られました。
* 批判派:一方で、制作から5年経過していたことが、現代のドラマのクオリティと比較した際の「古さ」として指摘されました。具体的には、登場人物のメイクや過度な美顔フィルターによる不自然さ、ストーリーの展開が現代の視聴者のテンポ感に合わないといった「時代遅れ感」が多くの不満点として挙げられました。また、ポスター等の宣伝でメインに据えられた実力派俳優の出番よりも、主演二人の演技の未熟さが際立ってしまう点など、キャスティングと内容の乖離に対する辛辣な意見も目立ちました。
トレンドと反響
配信時期には、劇中歌のリリースに合わせてSNSで音楽がシェアされるなど、楽曲面での盛り上がりは見られました。一方で、ドラマ本編の内容については、同時期に配信されていた他の話題作と比較されることが多く、ネット上では「ストーリー展開が退屈」「設定が古い」といった率直な意見が多く投稿されるなど、厳しい審判を受ける形となりました。
製作体制と原作 ― 豪華制作陣が挑む「紫禁城」の裏側
中国ドラマ「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」の背景にある製作体制や脚本の意図を知ることは、単なる時代劇という枠を超え、物語に込められた「新旧交代」のドラマを深く理解するための鍵となります。今回は、本作がいかにして構築されたのか、その制作の舞台裏を掘り下げます。
監督・脚本家
本作のメガホンを取ったのは許超監督です。そして、物語の骨子となる脚本を手掛けたのは、香港出身の著名な脚本家である何冀平(ホー・ジーピン)氏です。何冀平氏は、舞台劇の名作『天下第一楼』や、映画『投名状』といった数々の評価の高い作品を世に送り出してきたベテランです。その筆致は、歴史の重厚さと人間ドラマを巧みに融合させることに定評があり、本作においても清末民初という混沌とした時代背景を背景に、単なる宮廷劇ではない、当時の社会の息遣いや小人物の群像劇を丁寧に描き出しました。
原作小説(または完全オリジナル脚本)
本作は特定の原作小説が存在する作品ではなく、完全オリジナル脚本によるドラマです。制作サイドは、清末民初という「一牆両世界(壁一枚隔てて二つの世界がある)」、すなわち皇室の残照と外の世界の変革が共存する特異な時代環境を、オリジナルストーリーとして構築することを選択しました。脚本家の書き下ろしにより、料理という文化の伝承と国宝を守るという使命を小人物の視点から描くことで、当時の社会百態を立体的に浮かび上がらせる狙いがあったといえます。
出品・制作体制
本作の製作には、北京橙信伝媒有限公司がメインとなって出品を行い、中国電影股份有限公司(中影股份)や天津猫眼影業有限公司などが共同出品社として名を連ねました。制作総指揮には名優・張国立(チャン・グォリー)氏と傅若清氏が就任し、業界のベテランが制作を強力にバックアップする体制がとられました。
撮影については、2018年12月から2019年3月にかけて浙江省の横店影視城で実施されました。徹底した時代考証に基づき、美術面では劇中の琺琅(エナメル)細工の道具を専門の職人が製作するなど、ディテールに至るまで妥協のないこだわりが詰め込まれています。
OST ― 主要楽曲の構成
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」のOSTは、物語の背景に寄り添うような味わい深い楽曲で構成されています。今回は、物語の世界観を彩る主要な楽曲をご紹介します。
オープニングテーマ
- 楽曲名:五味人生 ― 歌手:阿雲嘎(アユンガ)
ミュージカル界で活躍する実力派歌手の阿雲嘎が担当しています。温かくも深みのある歌声で、人生のさまざまな味わいや苦楽を表現しており、ドラマの幕開けにふさわしい叙情的な楽曲です。
エンディングテーマ
- 楽曲名:凡人之躯 ― 歌手:張遠(チャン・ユエン)
歌手の張遠が歌い上げるエンディングテーマです。人間味あふれる心情が丁寧に描かれており、物語の余韻を大切に包み込んでくれるような一曲となっています。
配信プラットフォーム
本作の音楽は、主要な音楽配信プラットフォームにてサウンドトラックとして配信されています。各楽曲のフルバージョンや詳細については、そちらで確認してみてください。
結末解説【ネタバレ注意】― 容児と李琪の決断と国宝の行方
※この章はドラマ最終話の核心的な結末に触れています。本編未視聴の方は十分ご注意ください。
最終話のクライマックス
物語の終盤、宮中の宝物を強奪し国外へ持ち出そうとする黒幕との対決が描かれます。裕得福らは宝物を移送しようとしますが、武天によってその宝物が奪われるという事態が発生します。武天に呼び出された裕得福は、容児(ロン・アル)を人質に取りますが、混乱の中で武天が容児をかばって銃弾を受け、最期に自らの過ちを悔いながら息を引き取ります。
一方、国宝の流出を防ぐため、陸秋桐は奚教授らと共に上層部に働きかけ、学生たちも立ち上がって宝物の保護を訴えます。李琪(リー・チー)は、宝物を運ぶ列車を追って駅へ駆けつけ、海地から宝物を奪還することに成功しました。これにより、一連の国宝盗難事件は終結を迎えます。
主要キャラの決着
- 容児:度重なる困難を乗り越え、李琪と共に宮廷を離れることを決意します。数ヶ月後には彼と婚礼を挙げ、新たな人生を歩み出します。
- 李琪:容児と協力して事件を解決し、最後は彼女と結ばれます。二人で力を合わせ、厳しい世の中でも希望を持って生きていく姿が描かれました。
- 武天:裕得福との対立の中で、最後は容児をかばって命を落とします。死の間際に自らの行為を悔悟しました。
- 裕得福:宝物をめぐる争いの中で追い詰められ、事件の渦中から姿を消すことになります。
- 栄惠太妃:皇室を離れる容児を温かく見守る存在として描かれ、最後は容児と李琪の門出を祝福します。
原作との違い
本作はオリジナルの脚本に基づいた作品であり、特定の原作小説を元にした結末というものは存在しません。
なぜこの結末なのか
本作の結末は、歴史の大きな転換期である民国時代という背景を活かしたものとなっています。紫禁城という「古い時代」の象徴から、容児と李琪が個人の自由を求めて「新しい世界」へと踏み出すという成長のプロセスが強調されています。単なる勧善懲悪に留まらず、時代に翻弄されながらも、自分たちの大切なものを守り抜き、ささやかな幸せを掴もうとする姿勢が描かれました。
溥儀の料理番のよくある質問
溥儀の料理番は何話まで?
中国では全40話で、第40話までです。日本のBS12 トゥエルビ放送版も本国と同じ全40話です。中国ドラマ.comの各話あらすじは、第1話〜第40話の40本を掲載しています。
溥儀の料理番の最終回はどうなる?【ネタバレ】
容児と李琪が結婚する、二人にとってのハッピーエンドです。裕得福と海地が逮捕されて国宝の流出が食い止められ、事件解決から3か月後、二人は太妃たちの祝福を受けて祝言を挙げます。ただし、武天は容児をかばって亡くなります。
くわしくは最終回(第40話)のあらすじをどうぞ。
溥儀の料理番は実話?
史実を背景にしたオリジナルの物語です。溥儀や太妃たちは実在しますが、容児・李琪・武天・裕得福などはドラマのオリジナル人物です。特定の原作小説はなく、完全オリジナル脚本で描かれています。
溥儀の料理番の黒幕は誰?【ネタバレ】
盗宝事件の黒幕は、溥儀付きの太監・裕得福です。宮中の宝物を盗み続けていた人物で、最終回では宝物を国外へ持ち出そうとした海地とともに逮捕されます。国宝の流出も食い止められます。
溥儀の料理番の放送予定は?
BS12 トゥエルビで、2026年9月1日〜2026年10月26日の予定で放送しています。放送時間は平日の朝7時で、日本の放送版も本国と同じ全40話です。
基本情報
| タイトル | 溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々(末代厨娘) |
|---|---|
| 読み方 | ふぎのりょうりばん |
| 英語タイトル | The Last Cook |
| 配信 | 中国国内:愛奇藝(iQIYI)、騰訊視頻(Tencent Video) |
| 放送年 | 2024年5月27日~2024年7月4日 |
| 話数 | 全40話 |
| ジャンル | 民国ロマンス時代劇 |
| 演出 | 許超 |
| 脚本 | 何冀平、莫婉君 |
| 主な出演 |
海陸(容児役) 紀凌塵(李琪役) 姚遠(陸秋桐役) 胡杏児(栄惠太妃役) 張鐵林(劉守貴役) 李明徳(愛新覺羅・溥儀役) 曾黎(端康太妃役) 王剛(奚教授役) |
承歓記
「溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々」と同じBS 12 平日 7:00の枠で、いま放送中です♪
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