ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は中国時代劇「安楽伝」の第2話を主婦目線でご紹介します。
安楽寨の女頭目・任安楽がついに都へ進出し、なんと大理寺少卿(だいりじしょうけい・高等裁判所の副官みたいな役職)に抜擢!?
裏にはどんな思惑があるのか…太子を巻き込んだ政争と恋模様がさらにヒートアップ!
この記事では第2話のストーリーを詳しく紹介しつつ、私が気になったポイントや感想をたっぷりお伝えします。
それでは第2話を一緒に見ていきましょう!
安楽伝 第2話のあらすじ
安楽寨(あんらくさい)が朝廷に降伏してから、世間は大騒ぎ!
“女海賊と太子の恋”のウワサは町中で話題沸騰、宮中では宦官がささやき、女中たちは笑い、外の茶館や酒場でも持ちきりです。
三万もの水軍と引き換えに太子妃の座を狙う任安楽。その鮮やかな手腕に、太子の侍童・温朔(おん・さく)も「結局得をしているのはどっちなんだろう…」と考えこんでしまいます。
任安楽の行動力と世論操作の巧みさ、ここにきて本領発揮という感じ!
太子・韓燁(かん・えつ)の読み通り、任安楽は「太子を好き!」という建前で民意を操り、うまく皇帝に存在感をアピール。
実はそれだけじゃなく、彼女の本当の狙いは“皇帝に近づいて復讐を果たすこと”。太子への恋心は、表向きのカモフラージュだったんです。
一方、刑部尚書(けいぶしょうしょ)・洛銘西(らく・めいせい)のもとに捕吏(ほり=捕り方)が事件の報告に来ます。洛銘西の元に届いたのは「吾帰(われかえる)」の2文字が書かれた伝書バト。
彼はひとりで会いに出かけ、そこで再会したのはなんと…任安楽=帝家の遺児・帝梓元(てい・しげん)でした。
ここで描かれるのは、洛銘西がかつての帝家事件で“裏切り”を演じ、皇帝に取り入って刑部尚書まで上り詰めた過去。
しかしその裏で、任安楽と密かに手を組み、ずっと情報を流していたんです。
“敵を欺くにはまず味方から”という言葉を思い出します。洛銘西の二重スパイぶりにハラハラ!
現在の朝廷では、忠義侯・古雲年(こ・うんねん)が権力をふるい、皇帝も一目置く存在。
古雲年は「女賊の力を自分の味方につけたい」と考え、任安楽にも興味津々。
一方、韓燁と右相・魏諫(ぎ・かん)は正義感が強く、古雲年とは水と油。
任安楽はこの“敵同士の争い”を利用し、古雲年に近づいてゆきます。
きっかけは林聡(りん・そう)殺人事件。古雲年の息子・古斉善(こ・せいぜん)が父に頼み込んで関係者を救おうと画策し、古雲年も部下を使って大理寺の裴沾(はい・せん)に手を回します。
古夫人(こふじん)は「女匪(じょひ/女海賊)が太子に求婚した!」というウワサに興味津々ですが、古雲年は「任安楽を侮れない。いずれ重要な役職を任されるだろう」と分析。
このあたり、朝廷の女性官僚=“女官”が誕生しそうな予感にワクワクします。
夜になると、洛銘西が韓燁の前で林聡事件や古雲年一派の横暴ぶりを話し、任安楽に役職を与えるよう進言。
任安楽はとうとう皇帝・韓仲遠(かん・ちゅうえん)に直談判しにいきます!
礼儀知らずで野性味たっぷりな言動なのに、甘い言葉で皇帝を丸めこみ、韓燁のナイスアシストもあり、見事“大理寺少卿”のポストを獲得。
さらに太子がしばらく三法司の業務も担当することに。
このシーン、任安楽の度胸とおしゃべり上手が炸裂していて思わず拍手!
任安楽が大理寺に赴任すると、同じく少卿の黄浦(こうほ)が林聡事件の資料を渡しますが、裴沾が猛烈に妨害。
黄浦は「古雲年に取り入ろうとする任安楽や裴沾を小物扱い」しますが、実は任安楽はわざと罠を張っていたのです!
その頃、韓燁が大理寺を訪れ、任安楽に律疏(りっそ/法律書)の勉強をみっちり指導。
「1カ月以内に全部暗記して!」と大量の書物を渡す韓燁に、任安楽は悪ノリ全開で返事をしつつも、ちゃんと努力を始めます。
その帰り道、古斉善が街中で庶民に乱暴する姿を目撃。古斉善は科挙(かきょ/官僚登用試験)の前なのに偉そうにふるまい、貧しい受験生を侮辱。
この時、韓燁も任安楽も“出る杭は打たれる”ことを心得ているので、騒ぎには首を突っ込みません。
朝廷の腐敗や身分格差もこのドラマの見どころです。
夜になると、任安楽が娯楽施設「翎湘楼(れいしょうろう)」に出かけたという情報が入り、韓燁と温朔がこっそり後をつけます。
なんと翎湘楼では「任安楽が太子妃になれるか?」を賭けた賭博が始まっており、任安楽は自分でステージに上がって“選挙活動”を開始!
洛銘西もわざと対抗し、他の客たちも面白がって韓燁に賭けて大盛り上がり。
このコミカルなやりとりが物語に軽やかなリズムを加えています。
安楽伝 第2話の感想まとめ
第2話も最初から最後まで、緊張感とユーモアが絶妙なバランス!
任安楽が「大理寺少卿」に大抜擢されるまでの流れ、見ていて爽快でした。
彼女のしたたかさ・頭の回転の速さは本当に見事で、「こんな女性になれたらいいな…」とちょっと憧れます。
特に皇帝を前にして、堂々と自分のペースに持ち込む場面。あの度胸と愛嬌はまさに“主人公補正”!
また、洛銘西や古雲年など、周りの大人たちもクセ者ぞろいで、誰が味方で誰が敵なのか目が離せません。
一方で、太子・韓燁との掛け合いや温朔のツッコミ、翎湘楼の賑やかなシーンは、物語全体にいいスパイスを加えてくれました。
任安楽の本当の目的は復讐?それとも出世?恋?とにかく予想外の行動にワクワクが止まりません!
次回は林聡事件や古雲年の罠がどう動くのか、任安楽がこの権力闘争をどう乗り切るのか、楽しみにしています。
コメント