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中国ドラマ『浮図縁』ついに感動の最終回。音楼と肖タク、それぞれの“解放”と、すべての登場人物の物語に終止符が打たれます。
それでは第36話を一緒に見ていきましょう!
浮図縁 第36話のあらすじ
音楼が本当に正気を失ったのか確かめるため、慕容高巩は婉婉とともに浮図塔へ。婉婉は魚大仙を音楼に渡し、「肖タクは逃げてしまった」と嘘を伝える。音楼は虚ろな表情で詩を口ずさみ続け、慕容高巩は安堵しながらもどこか不安を抱え、その場を去る。
実は魚大仙の中には密かに肖タクからの伝言が隠されていた。夜になると、孔明灯がいくつも夜空に上がり、音楼は「これは希望のサインだ」と悟る。
絶望の中にも光を見いだす音楼の微笑みが切なくも温かい。
大邺は混乱し、民も官も逃げ出し始めていた。慕容高巩は孤独の中で過去の幻に苦しむ。唯一寄り添ってくれるのは婉婉だけ。彼女は花灯で賑やかさを演出しようと提案し、宮中は一時だけ華やかさを取り戻す。
その隙をつき、肖タクたちは花灯に紛れ宮中に潜入。浮図塔の前で慕容高巩と鉢合わせするも、彼はもはや音楼に触れる勇気もなく、ただ鍵を置いて立ち去るのみだった。
音楼は鍵で脱出を試みるが、なおも牢獄のように閉じ込められる日々。そこで彼女は“火”という最後の手段を選ぶ。塔に火を放った瞬間、肖タクが現れ、扉を蹴破って音楼を救出。「過去の執念はここで断ち切る」と、肖タクは短刀を炎の中へ投げ入れる。
ふたりは花灯会の群衆へと紛れるが、御林軍に追い詰められる。咄嗟に音楼を守って隠れた肖タク。その場を取り仕切る于尊は、二人の逃亡に気付きつつも、あえて見逃す優しさを見せる。
「生きて、自分らしく」――ふたりに贈られた最後の自由。
一方、慕容高巩は崩壊しきった権力の中、音楼の“死”の報告を受けてただ呆然と立ち尽くす。すべての過去も野望も、ここで静かに幕を閉じる。
浮図縁 第36話の感想まとめ(最終回)
最終話は絶望と希望、そして“真の解放”が重なり合う、感動のエンディングでした。
火に包まれた浮図塔からの脱出、夜空に浮かぶ花灯、そして新しい世界への一歩…
すべての苦しみも悲しみも乗り越え、「生きて自由に愛し合う」――それが音楼と肖タクが選んだ未来。彼らの勇気と想いに、心からの拍手を送りたいです。
これで『浮図縁』は完結。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
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