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第10話では朱顔が正式に時影の弟子となり、少司命の下で修行を始めました。
そして第11話――朱顔は命の危険を顧みず、時影の身に宿った劇毒を救おうと奮闘します。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!
玉骨遥 第11話のあらすじ
朱顔は「心願」を梳髪に変え、時影の髪を梳かせてもらいます。
その隙に彼の髪を一本抜き取りましたが、すぐに見破られました。
「西荒へ戻ったらこの髪を見て少司命を思い出したい」と言う朱顔に、時影は「自分のことは忘れ、術法だけを覚えていけ」と冷たく告げます。
しかし朱顔は別にもう一本隠し持つのでした。
ここでの朱顔の“ちゃっかりさ”は、切なさと可愛らしさが同居していました。
その髪を青罡に渡すと、彼は「これで真実を確かめる」と言います。
朱顔は疑念を抱き、彼の後を追うと青罡は「少司命こそ世子時影」と断定し、命を賭けて刺そうと決意していました。
驚いた朱顔は時影に全てを告げ、胎毛筆を差し出しましたが、時影は「本心で向き合わない朱顔」に失望を見せます。
やがて青罡は毒・鹊踏枝を自らに仕込み、時影に触れれば命を奪える状態となります。
しかし彼は任務と本心の間で揺れ動き、自害を選ぼうとしました。
時影はその心を見抜き、逆に毒を自らの体内に引き受けてしまいます。
ここで「敵を救う」時影の懐の深さに涙が出ました。
時影は青罡を許し、彼の剣を返礼として贈りました。
青罡もまた「この秘密は口外しない」と誓います。
しかし毒は時影の体を蝕みます。
彼は大司命に知られぬよう毒を隠そうとしますが、朱顔は必死に解毒の方法を探しました。
帝王谷へ時影を連れて行き、七星灯を介して萤火蝶に生命力を吸わせることで、劇的に毒が消え去ったのです。
朱顔の機転と勇気が、ついに時影を救った瞬間でした。
一方、白雪鷺は青罡をからかいながら彼の秘密を見抜き、「少司命が時影だ」と確信します。
彼女は大司命に近づき、支持を取り付けようと企みますが、大司命は「首徒の資格を取ってから」と突き放し、法器・冰魄を授けました。
やがて朱顔は青罡に「余計なことをして少司命に迷惑をかけた」と叱責。
青罡は改めて時影に感謝し、その忠義を心に刻みました。
修行の授業では霊識草を編んで手環を作る課題がありました。
朱顔は不器用に作った手環を時影に贈り、時影はそれを実際に身につけます。
朱顔の手作りの手環を時影が受け取る場面は、師弟の絆を象徴していて胸が温かくなりました。
しかし重明は「朱顔は命劫の女」と再び警告。
時影の心に揺らぎが生まれていくのでした。
玉骨遥 第11話の感想まとめ
第11話は「命を懸けた救い」と「信頼の芽生え」が描かれた回でした。
朱顔の必死な行動が、ついに時影の命を救ったことに感動しました。
青罡との師弟関係が“敵”から“理解者”に変わる展開も心に残りました。
朱顔の不器用な贈り物を大切にする時影の姿が優しくて、思わず笑みがこぼれました。
時影の体は救われたものの、「命劫」の影はますます濃くなります。
朱顔と時影の絆は試され続けるのでしょうか――次回も目が離せません。
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