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クルミットです♪
第19話では朱顔が九嶷山を離れ、時影を想いながらも両親の元で縁談に翻弄されました。
そして第20話――時影は朱顔の念想を断つため、あえて祝婚書をしたためてしまいます。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
玉骨遥 第20話のあらすじ
朱顔は再び師の精神結界に迷い込み、幻の師父に抱きつき想いを吐露。
「自分ほど優れた人はいない、だから誰とも比べられない」と告白しました。
時影の心は密かに揺れ、結界の許願樹に赤い花が咲きました。
朱顔の素直な想いが結界に影響を与える場面は、とても胸が温かくなりました。
一方、青妃は青罡に朱顔との婚姻を命じ、赤族を取り込もうとします。
赤王夫妻も縁談を喜び、朱顔に「青罡と良縁を結べ」と勧めました。
青罡は朱顔に「婚姻は政治の道具にすぎない」と打ち明け、朱顔は「好きな人を諦めてはいけない」と逆に励まします。
青罡は心を決め、縁談を辞退するつもりで帰りました。
その頃、時影は重明と共に冰族の巫咸が落とした地図を調査。
帝王谷や女萝渓周辺の迷陣の解法が書かれており、背後に“智者”の存在を確信しました。
大司命は「青罡と朱顔の命星は不和、阻止も可能」と助言しますが、時影は「俗世の婚姻に関心はない」と答えました。
しかし本心では――朱顔を巻き込みたくない。
だからこそ彼は筆を執り、祝婚書を書き上げたのです。
自らの手で愛する人を遠ざける決断に、時影の苦悩が滲み出ていました。
神仆が赤王府に贈り物と共に時影の伝言を届けます。
「人間の幸せを享受し、山のことは忘れてほしい」――
それは朱顔の心を粉々に打ち砕く言葉でした。
朱顔は信じて待ち続けた師の想いが否定されたことに深く傷つき、涙を流します。
祝婚書を通じての絶縁宣言は、見ていて本当に胸が張り裂けそうでした。
玉骨遥 第20話の感想まとめ
第20話は「愛ゆえの拒絶」が描かれた切ない回でした。
朱顔の真っ直ぐな想いに対し、時影が祝婚書で断ち切る展開があまりにも残酷でした。
青罡の誠実さも印象的で、朱顔とのやり取りが静かな救いになっていました。
精神結界の許願樹に咲いた赤花は、二人の心が繋がっている証のようで切なく美しかったです。
時影は朱顔を守るために突き放しましたが、この選択が果たして二人を遠ざけるのか、それとも新たな運命の始まりとなるのか――。
次回の展開が待ち遠しいですね。
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