ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ついに最終回です。24話、長かったですね。
沈丹青がどれだけのものを乗り越えてきたか。名前も身分も失って、それでも一歩一歩前に進んできた彼女が、どんな結末を迎えるのか。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
荊棘の花 最終回(第24話)のあらすじ
怡親王が動き出しました。宗偉の墓参りを口実に、残り半分の宝の地図を回収しようとしています。
沈丹青はすでに顕影水(現像液)を完成させていましたが、その情報が京城に届くまで数日かかります。怡親王にとっては今が動き時。沈丹青もそれを読んでいて、現行犯で捕まえる準備を整えていました。徐程風の仇を討つために。
沈丹青は秦鏢師と水仙に、酒荘の帳簿・配合レシピ・経営をすべて任せます。自分は怡親王だけに集中する。
怡親王は羅雪児を連れて宗偉の墓へ向かい、墓碑の下から残りの地図を取り出しました。二枚合わせてついに完全な地図が出来上がります。勝ったと思いながら帰り道を進んでいると、前方に人影。
そこにいたのは徐程風でした。
生きてた。ここで出てくるか。よかったとほっとするより先に、ちょっと泣きそうになりました。
怡親王が待機させていた死士たちはすでに全員討伐済み。親衛隊長さえ投降を勧める状況でしたが、怡親王は諦めません。そこへ天昊が沈丹青・沈自山を連れてやってきました。天昊はあらかじめ兄妹に「徐程風は死んでいない、百里峡で怡親王を捕まえようとしている」と伝えていたのです。
混乱の中、怡親王が地図を落とし、拾った羅雪児が怡親王と一緒に逃げようとします。沈自山が羅雪児を止めようとしたその隙に、怡親王が沈丹青を人質に取りました。
羅雪児と地図の交換。
羅雪児は迷わず地図を渡し、怡親王と一緒に逃げようとしました。でも怡親王は地図を受け取ったあと、そのまま羅雪児に剣を刺しました。
わかってたけど。わかってたのに見ているのがきつかった。怡親王はずっとそういう人だったし、羅雪児もどこかで気づいていたはずなのに、それでも信じたかったんだろうなと。
倒れた羅雪児は、沈丹青が言い続けてきたことをここでやっと理解します。欲に目が眩んで、情のない人を信じてしまった。そして自分は、父を誤解して誤って手にかけてしまった。
沈丹青は父親の言葉を覚えていました。何があっても、自分たちは姉妹だということ。
羅雪児は誤りを認め、「来世でまた沈丹青と姉妹になりたい」と言って、崖から身を投げました。
これはしばらく引きずりました。羅雪児は加害者だったけど、最後だけは普通の人間として死んでいったから。
徐程風は逃げた怡親王を馬で追い、激しい一騎打ちの末に討ち取り、地図を取り戻します。
その後、徐程風は沈丹青に事の経緯を話しました。閣老と相談した上で毒による仮死を装い、事件を早期に収束させながら怡親王をおびき出す作戦だったのです。宗偉の毒は強力で、ミャオ神医の丹薬がなければ危なかった。数日間昏睡した後に目を覚ましたと。
また会えた。沈丹青は天に感謝していました。
「天に感謝」くらいの言葉しか出てこなかったんだと思います。それで十分でした。
後日、羅霜霜が酒荘に来て醸造を習い始めます。沈丹青は羅霜霜に、自分がじつは羅愛蓮だったことを打ち明けます。羅霜霜はすでに悔い改めていて、沈丹青も妹を許す気持ちがありました。父・羅季達が、姉妹みんなで力を合わせて酒荘を守ってほしいと願っていたから。
沈丹青は父が羅霜霜に遺した手紙と嫁入り道具を手渡しました。
沈自山と沈丹青は羅季達の墓参りへ。「羅愛蓮の名前に戻すか?」と聞く沈自山に、沈丹青は首を振ります。もう自分は沈丹青として生きていく。沈自山はそれを静かに支持しました。
沈家は皇家護送業の看板を取り戻し、沈自山の長年の夢が叶います。丹青酒荘と甘露堂も合併して業界最大の酒荘になりました。いろんなものが、一つひとつ形になっていきました。
怡親王を護送して京城へ戻った徐程風、戻るやいなや酒荘に駆けつけます。皇帝から御賜婚の許可をもらってきたと告げる徐程風。沈丹青が自分に嫁いでくれると直接聞けて、とてもうれしそうでした。
ここは素直によかったです。二人がここに辿り着くまでに24話かかったわけで。
吉日を迎え、たくさんの親族・友人に見守られながら、徐程風と沈丹青はついに夫婦になりました。
新婚の夜、かつて羅愛蓮の運命を占った占い師から手紙が届きます。「命に定められた人と千の苦難を越えて結ばれた。されど禍福は相伴うもの。どうか引き続き荊棘の道を切り拓いていかれますように」。
徐程風と沈丹青には言葉の意味が完全にはわかりません。でも二人は、これからの道を恐れていませんでした。
荊棘の花 最終回の感想・大結局まとめ
一番引きずったのは、羅雪児の最期です。
ずっと沈丹青の前に立ちはだかってきた人が、刺されたあとはただの「間違いをした人間」になっていた。「来世でまた姉妹になりたい」と言いながら崖から落ちていくシーンは、見ていてきつかった。
自業自得な部分はあります。怡親王に使い捨てにされるのも予測できた展開でした。でも最後だけは、ちゃんと自分の間違いに向き合えた。沈丹青が最後まで「姉妹」として接し続けたから、羅雪児もあの言葉を言えたのかもしれません。
全24話を振り返ると、このドラマが描いていたのは「全部を失った人間がどう生き直すか」だったと思います。
羅愛蓮として生まれながら、名前も立場も変えて「沈丹青」として生き抜いてきた主人公。復讐だけに向かわず、醸造の技術を磨いて、人を育てて、周りとの信頼を一つずつ積み上げていく地道さが、最終回の「沈丹青の名で生きていく」という言葉につながっていました。
沈自山との兄妹関係も好きでした。血はつながっていないのに、本当の兄妹のように支え合ってきた二人。恋愛よりも、この関係のほうがじわじわ好きになっていった気がします。
最後の占い師の「禍福は相伴う」という言葉が意味深で、続編への伏線なのかな、とも思いました。もしまた沈丹青と徐程風の話が見られるなら、ぜひ見てみたいです。
終わり方はきれいでした。二人が笑顔で新婚の夜を迎えているところで幕を閉じる。それで十分でした。
またいつか配信や再放送でこのドラマに出会える日が来たら、また一緒に見ましょう。
コメント