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クルミットです♪
第18話では、時影が自らの心を罰しながらも朱顔への想いを抑えきれず、朱顔は九嶷山を去る運命に直面しました。
そして第19話――朱顔は両親に連れられて下山しながらも、心の奥では師・時影を強く想い続けます。
それでは第19話を一緒に見ていきましょう!
玉骨遥 第19話のあらすじ
朱顔は両親に従って下山する決意を固めます。
彼女は「師父を困らせたくない」と胸に秘め、別れ際に「心はどこにあっても師父と共にある」と告げました。
時影は出師の礼として朱顔に玉骨を授けます。
それは空桑帝が皇后に贈る定情の証でもあり、彼の“生涯唯一の想い”を示すものでした。
玉骨を託す時影の想いが切なくて、胸が締めつけられました。
無極風城へ戻った朱顔は止渊に礼を述べます。
「龍血古玉のおかげで命が助かった」と語る朱顔に、止渊は彼女が“有縁の人”であることを確信。
そして「朱顔が心に描き続けていた世子は今も生きている」と祝福します。
その後、朱顔には母妃が次々と縁談を持ち込みますが、彼女は相手にまったく心を寄せず、粗野に振る舞っては縁談を破談に。
街中で弱き者を守ったことで「女らしさがない」と責められても、朱顔は毅然として「次も必ず助ける」と言い切りました。
朱顔らしい真っ直ぐさにスカッとしました!
さらに朱顔は止渊を「意中の人」と公言し、相親相手を追い払います。
止渊も合わせて「郡主は最も大切な人」と答え、二人は周囲から恋仲に見られることに。
朱顔は炎凤楼で止渊と語らい、彼の言葉から「真に好きな人」への想いを察し、自らの気持ちが師・時影に向いていると自覚しました。
ここで朱顔が“本当の気持ち”に気づく瞬間は、とても切なかったです。
止渊は心中で亡き曜儀に語りかけ、「朱顔を好きになってはいけない」と自分を戒めます。
彼は朱顔への想いを断ち切るため赤王府を去る決意をしました。
一方、朱顔と時影は離れたまま互いを想い合い、
朱顔は夢の中で時影の精神結界へ入り込みます。
そこに現れた時影に抱きつき、思慕の情を打ち明けましたが、やがて幻であることに気づきます。
朱顔は結界の中の“願いの樹”を見つめ、「これは師父そのもの」と感じました。
遠く離れていても互いを想い合う二人の絆が美しく描かれていました。
玉骨遥 第19話の感想まとめ
第19話は「別れてもなお続く想い」がテーマの切ない回でした。
朱顔がどんな縁談にも心を動かされず、ただ師を想い続ける姿が純粋で胸を打ちました。
止渊の揺れる心も痛ましく、彼の孤独がにじみ出ていました。
夢の中での再会シーンは、現実では叶わないだけに余計に涙を誘いました。
朱顔と時影の距離は再び離れてしまいましたが、心は確かに結ばれています。
次回、二人の運命はどう動くのか――ますます目が離せません。
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