長楽曲~白い愛、黒い罪~ 全話あらすじ ネタバレ|相関図・キャスト・感想・見どころまとめ

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中国の芒果TVや湖南衛視で放送されて年間ランキングの頂点に輝いた「長楽曲~白い愛、黒い罪~」、私も本国の熱狂に巻き込まれるように夢中になり、沈渡のギャップにすっかり翻弄されてしまいました。張り詰めたサスペンスの緊張感と先婚後愛のじれったさが絶妙に混ざり合っていて、毎晩ドラマを見る時間が待ち遠しくて仕方がなかったです。

何より引き込まれたのが、形だけの偽装夫婦から始まる二人の関係性の変化でした。太皇太后直属の内衛府を率い、冷酷無慈悲な捜査ぶりから《白無常》と恐れられている沈渡(ちんと)のもとへ、逃亡した姉の身代わりとして嫁ぐことになったのは、刑部で優れた知恵と観察眼を発揮する女性書吏の顔幸(がんこう)です。冷たい視線を交わし合っていたはずの二人が、次々と舞い込む怪事件を共に追うなかで背中を預け合い、沈渡の固く閉ざされた心が少しずつ溶けていく姿には何度も胸をぎゅっと締め付けられました。

ただ甘いだけのロマンスに終わらず、都を騒がす不可解な事件の謎解きや、宮廷の奥深くにうごめく巨大な陰謀劇が本格派の面白さでぐいぐい引っ張ってくれます。重い過去と孤独を背負ってきた沈渡が、芯の強い顔幸を守りながら見せる不器用な温もりと、二人が手を取り合って巨悪へ立ち向かっていく絆の深まりは、この作品だからこそ味わえる最高の醍醐味です。

この記事では、私が沈渡の不器用な愛し方に毎回悶絶しながら完走した感想を交えつつ、「長楽曲~白い愛、黒い罪~」の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、都に渦巻く黒い闇を暴きながら愛を育む二人の行く末を一緒に見届けましょう♪

もくじ

長楽曲~白い愛、黒い罪~ あらすじ

大蒼国で内衛府を率いる沈渡は、冷徹な捜査ぶりから「白無常」と呼ばれて都中から恐れられていました。一方、刑部で書類整理などの雑務をこなす顔幸は、現場に残されたわずかな手がかりから事件の真相を暴く鋭い推理力を持った書吏です。そんなある日、太皇太后の命によって沈渡と顔家の婚姻が決まります。ところが嫁ぐはずだった顔幸の三姉が、婚姻を嫌がって書生と駆け落ちしてしまいました。このままでは顔家全体が罪に問われてしまうと焦った顔幸は、家族を守るために自ら身代わりの花嫁となって冷酷な沈渡のもとへ嫁ぐ決意を固めます。冷たい視線を向けてくる沈渡と向き合い、婚礼の杯を交わした瞬間から、顔幸の命がけの新婚生活が幕を開けました。互いに胸の内を隠したまま始まった形だけの夫婦関係ですが、都で次々と起きる奇怪な事件を共に追うことになります。二人の間にある知られざる過去の縁や、宮廷の暗闇に潜む陰謀が絡み合う中で、冷え切った二人の関係はどこへ向かうのでしょうか。

見どころ

私は第1話で顔幸が身代わりとして沈渡の屋敷に乗り込んでいく場面から、一気に引き込まれました。婚礼の赤い衣装を着ているのに、お祝いムードどころかお互いに探り合いの刃を突きつけ合うようなピリピリした空気感で、見ているこちらも背筋が伸びました。

沈渡を演じるディン・ユーシーさんの冷たい目つきが本当に鋭くて、最初はヒロインに対して厳しすぎる態度に正直ハラハラしました。何を考えているのか読めない鉄仮面のような男ですが、物語が進んで顔幸と一緒に事件を調べるうちに、ふとした瞬間に視線が柔らかくなるんです。あの恐ろしい白無常が、顔幸のひたむきな姿を前にして動揺を隠せなくなる表情の変化には完全にやられました。事件を暴いていく骨太なサスペンスの緊張感と、距離が縮まる二人のじれったい空気感の落差がたまりません。

脇を固める登場人物たちも強烈でした。マオ・ズージュンさん演じる「黒羅刹」こと来羅織の不気味な存在感はかなり怖かったですし、親友の陸垂垂とのやり取りが入ることで重い展開の合間にホッと息をつくことができました。

「長楽曲~白い愛、黒い罪~ 各話あらすじ」はこちらから

ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。

キャスト・登場人物

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」のキャスト&主な登場人物一覧です。

沈渡(演:ディン・ユーシー)

沈渡

内衛府の大閣領で、冷酷な取り調べの手腕から周囲に「白無常」と恐れられている人物です。潔癖症で最初は近寄りがたい雰囲気全開でしたが、偽装結婚した妻の顔幸に振り回されながら見せる不器用な優しさがたまりません。冤罪で命を落とした父の無実を晴らすため、太皇太后の命に従いつつも孤軍奮闘しています。夜目が利かない弱点を抱えながらも、顔幸を守るために体を張って戦う姿が本当に格好良かったです。

顔幸(演:ドン・エンシー)

颜幸

逃げた姉の代わりに沈渡へ嫁ぐことになった顔家の六女です。刑部の書吏として地道に働きながら、抜群の推理力と検視の知識で次々と難事件を解き明かしていきます。どんな脅しにも屈しない度胸があって、自分の危険を顧みずに事件へ突っ込んでいくため見ているこちらはヒヤヒヤしっぱなしでした。沈渡との口喧嘩で見せる勝ち気な態度と、幼い頃の恩義を一途に信じる健気さのギャップが魅力的です。

来羅織(演:マオ・ズージュン)

来羅织

御察司を率いて密告や酷刑をほしいままにする冷血漢で、「黒羅刹」の異名を持っています。沈渡とは激しく敵対する一方で、偶然出会った陸垂垂に異様な執着を見せるなど、内面に深い闇を抱えていました。母の復讐と皇位奪取に囚われ破滅していく姿は、悪役ながら強烈な哀愁を漂わせていました。

陸垂垂(演:シアオ・イエン)

陸垂垂

顔幸の同僚で親友でもある、実家が質屋でお金に不自由していないお嬢様です。底抜けに明るくて美味しいものに目がなく、重苦しい事件捜査が続く中で彼女が出てくるとホッと息抜きができました。江郎行と心を通わせていく様子も可愛らしかったです。

雲雀(演:ソン・ファンユエン)

云雀

沈渡の屋敷に身を寄せていた謎めいた女性です。最初は沈渡に好意を寄せているのかと思いきや、自分を救ってくれた徐想仁と心を通わせるようになり、過酷な運命を彼と共に歩むことになります。

潘馳(演:スン・ザーユエン)

顔幸の文通相手でもあった民間の名探偵です。優れた知性と行動力で顔幸の捜査を支える頼もしい相棒ですが、沈渡からは露骨に焼きもちを焼かれていました。顔幸を一人の自立した女性として尊重し、ピンチの時にはいつも駆けつけてくれるスマートな好青年です。

太皇太后(演:ホー・サイフェイ)

大蒼国の頂点に君臨し、朝廷の権力を握る実力者です。沈渡や来羅織を手足のように使いながら、皇室を揺るがす陰謀を冷徹に見据えていました。顔幸の洞察力と正義感を高く評価し、彼女の後ろ盾にもなってくれます。

徐婉(演:シュエン・ルー)

太皇太后の側近として仕える冷静沈着な女官です。宮中の微妙な空気感を察知しながら、沈渡や顔幸の窮地をさりげなく取りなしてくれる頼もしい存在でした。

永安公主(演:マオ・リンリン)

朝廷で強い発言力を持つ野心的な皇族です。沈渡に対して自らの派閥へ引き入れようと圧力をかけたり、書生の韓世元に執着したりと、権力闘争の渦中で油断ならない動きを見せていました。

江郎行(演:ガオ・ジーーツァイ)

異良人として街の治安を守る堅物な青年です。幼い頃に陸垂垂から施しを受けた恩義をずっと覚えており、彼女を一途に守ろうと奮闘します。

莫謙之(演:ハン・チョンユー)

沈渡の父親の弟子であり、営州の刺史を務める人物です。沈渡にとって兄のような存在でしたが、妹を失った深い悲しみから道を踏み外してしまい、悲劇的な結末を迎えます。

徐想仁(演:ヤオ・イーチェン)

異良人を束ねる頼もしい頭領です。顔幸と義兄妹の契りを結び、自らの令牌を託すほど彼女の捜査を全力で支えてくれました。

蕭重(演:チャン・ティエンヤン)

太皇太后の身内である賢王です。朝廷の政争からは距離を置いているように見せつつ、裏で張相と結託して沈家の事件にも関与していました。

顔闊(演:ユエ・ヤン)

顔幸の父親で、書画の模倣に長けた学者肌の人物です。家族の保身を第一に考える気弱な面があり、沈渡との婚姻トラブルにも終始おろおろしていました。

金姨娘(演:ジャオ・コー)

顔幸の実母で、顔闊の側室です。娘の身を案じるあまり余計な口出しもしますが、沈渡の好意を喜んだり娘を励ましたりと憎めない母親でした。

顔采薇(演:チャン・カイイン)

沈渡との政略結婚から逃れるために失踪した顔幸の姉です。恋人の韓世元を一途に愛し続け、毒を盛られるなど過酷な試練に見舞われながらも愛を貫きました。

陳火蛾(演:リー・ルオジア)

都を騒がせる連続怪事件の首謀者として現れる不気味な女性です。心臓が通常とは逆側にある特殊な身体を持ち、来羅織の姉「来羅敷」として暗躍していました。

景林(演:パン・ルーユー)

沈渡の忠実な部下で、護衛から潜入捜査まで何でもこなす苦労人です。沈渡と顔幸の夫婦仲を誰よりも近くで見守り、時にからかいながらも二人を支え続けました。

韓世元(演:ズオ・リンジエ)

顔采薇と愛し合う実直な書生です。永安公主からの執拗な圧力に苦しみながらも、采薇への思いを曲げない芯の強さを見せました。

張宝環(演:ジャオ・ウェンハオ)

太皇太后に重用されている礼部侍郎です。韓世元の生き別れた兄という複雑な出自を抱え、皇室と弟の間で葛藤していました。

相関図

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」の主要な人間関係を整理しました。

【夫婦・恋愛関係】
・沈渡と顔幸:姉の駆け落ちを機に身代わり結婚。最初は冷え切った関係でしたが、共に数々の難事件を解決するうちに深い愛情で結ばれていきます。
・陸垂垂と江郎行:幼少期の縁で結ばれた二人。江郎行の一途な想いが実を結び、穏やかな恋人関係を築きます。
・来羅織から陸垂垂:来羅織が一方的に執着し軟禁までしますが、垂垂は彼の残酷さを嫌悪し拒絶しました。
・顔采薇と韓世元:身分の壁や周囲の妨害を乗り越えて愛を貫いた純愛カップルです。
・徐想仁と雲雀:救われた恩義から惹かれ合い、過酷な運命を共に支え合いました。

【対立・敵対関係】
・沈渡と来羅織:「白無常」と「黒羅刹」として並び称され、朝廷の主導権と正義を巡って激しく敵対します。
・沈渡・顔幸と火蛾門(陳火蛾・来羅織):連続不審死事件や過去の冤罪を巡り、生死をかけた攻防を繰り広げます。

【協力・家族関係】
・顔幸と潘馳:事件の謎を解き明かす名コンビであり、互いを認め合う親友関係です。
・沈渡と太皇太后:絶対的な主従関係でありながら、沈渡は父の冤罪を晴らす機会を虎視眈々と狙っていました。
・顔幸と陸垂垂:刑部で苦楽を共にする唯一無二の大親友です。
・韓世元と張宝環:生き別れの兄弟ですが、過去の確執から簡単には打ち解けられない関係でした。

評価・レビュー

中国ドラマ「長楽曲~白い愛、黒い罪~」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪

ネタバレを表示する

全40話、ようやく見届けました。見終わった直後は、事件の真相や夫婦の絆にほっとした安堵と、途中で理不尽に散っていった仲間たちの悲しみが胸の中で渦巻いて、しばらくぼんやりと余韻に浸ってしまいました。

最初は身代わり結婚から始まる定番の契約夫婦ものかと思って見ていましたが、予想以上に宮廷の闇や事件の描写が重く、毎話じりじりと引き込まれました。特に心に残っているのは第14話です。周囲から「白無常」と恐れられていた沈渡が、実は暗がりでは目が見えなくなる鳥目であることを顔幸に明かした場面は、ここが一番ぐっときた瞬間でした。完璧に見えた冷酷な役人の脆さに触れ、二人が少しずつ心の距離を縮めていく過程には素直に惹かれます。

ただ、後半の展開に関しては正直納得のいかないところもありました。特に第36話で、沈渡が顔幸を危険から遠ざけるためとはいえ、一方的に冷たい言葉を浴びせて追い出した態度だけは、最後まで好きになれませんでした。続く第37話で、徐想仁と雲雀のお墓の前で顔幸が簪で沈渡の肩を刺し、その血で離縁状に署名する場面は、見ていて胸が締め付けられるほど痛々しかったです。いくら相手を守るためという大義名分があっても、一人で抱え込んで相手を突き放す沈渡のやり方にはどうしても強い苛立ちを覚えてしまいました。

それに輪をかけて、来羅織の非情さには終始イライラさせられました。徐想仁と雲雀の二人が罠にはまって命を落とす展開はあまりにも残酷で、胸が苦しくなります。

第39話で来羅織の野望が打ち砕かれ、太皇太后の前で沈家の冤罪が晴らされた瞬間は、ようやく積年の重荷が下りた気がしました。最終回の第40話では、街中で笑われながらも必死に顔幸へ贈り物を届けて機嫌を取ろうとする沈渡の不器用さにクスッとさせられます。それでも、失われた仲間たちのことを思うと手放しで大喜びする気にはなれません。深い哀しみを抱えながらも、最後に沈渡が顔幸を自分の家へと迎えに来てくれたことだけが、胸に残る唯一の救いでした!

撮影秘話とトリビア

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや撮影裏話をご紹介します。
本編では見られないキャストたちの素顔や、制作の裏側に迫るエピソードを集めました♪

撮影が行われたロケ地は名所「横店影視城」

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」の撮影は、数多くの中国時代劇が制作されている有名撮影所「横店影視城」で行われました。撮影期間は2024年1月から4月にかけて実施されました。緻密に再現された大蒼国の壮大な都や屋敷の情景は、この広大な撮影施設を舞台に撮影されています。

王威監督と主演ディン・ユーシーの再タッグ

本作で演出を手掛けた王威(ワン・ウェイ)監督と、沈渡役で主演を務めたディン・ユーシーは、2024年の時代劇ドラマ「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」に続いて再びタッグを組みました。すでに息の合ったコンビネーションにより、重厚な事件捜査のサスペンスと繊細なロマンスの絶妙な掛け合いが見事に描き出されています。

原作小説は鳳凰棲が手掛けた『長安銅雀鳴』

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」は、鳳凰棲による小説『長安銅雀鳴』を原作として映像化された作品です。太皇太后の命による身代わり結婚から始まる切ないロマンスと、宮廷を揺るがす難事件の解決を描いた原作の物語が、全40話のドラマとして丁寧に再構築されました。

日本映画界とも縁があるヒロイン役ドン・エンシー

ヒロインの顔幸を演じたドン・エンシーは、東野圭吾原作の映画『嫌疑人X的献身』でデビューした経歴を持ちます。さらに岩井俊二監督の中国映画「チィファの手紙」にも出演するなど、早くから演技力が高く評価されてきた実力派です。本作「長楽曲~白い愛、黒い罪~」でも、その確かな演技力で聡明な女性捜査官を生き生きと演じ切っています。

中国本土での反響 ― 累計20億回再生と同時間帯視聴率1位を記録した話題作

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」は、中国本土での配信開始直後から大きな注目を集めました。前評判を大きく覆す勢いで視聴数を伸ばし、配信プラットフォームにおいて2024年の時代劇年間ランキングでトップに立ちました。テレビ放送とネット配信の両面で高い実績を残した作品です。

2024年8月26日放送・配信開始の基礎データ

中国本土では2024年8月26日に湖南衛視でのテレビ放送、ならびに芒果TVでのネット配信がスタートしました。配信開始からわずか1週間あまりで再生回数が1億回を突破し、最終的な累計視聴回数は20億回を超える大ヒットを記録しました!芒果TVにおける2024年の時代劇年間視聴数で1位を獲得したほか、湖南衛視のテレビ放送でも同時間帯の視聴率1位を達成しています。

評価スコアと作品の反響

詳細なスコアや評価人数の確定数値は公表データとして確認できず不明ですが、作品に対する具体的な反響として以下の点が挙げられます。

  • 支持派:主演陣が見せる息の合った掛け合いや、冷徹な役人が見せるギャップ、テンポの良いスピーディーな展開が高く評価されました。
  • 批判派:具体的な不満点に関する詳細な記録は確認できず不明です。

製作体制と原作 ― 王威監督とディン・ユーシーの再タッグで描くサスペンス時代劇

作品をより深く味わうためには、制作を支えたクリエイター陣や原作の背景を知ることが一つの手がかりになります。「長楽曲~白い愛、黒い罪~」がどのような体制で企画され、映像化に至ったのかを整理してご紹介します。

監督・脚本家

演出を務めたのは王威(ワン・ウェイ)監督です。王威監督は2024年のサスペンス時代劇「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」でもメガホンを取っており、同作に続いて主演のディン・ユーシー(丁禹兮)と再びタッグを組みました。緊迫感のある事件捜査の描写と、登場人物同士の心の距離が縮まっていく心理描写のバランスを取り持ち、物語をテンポよく展開させています。脚本は、馮静凌(フォン・ジンリン)を中心に、王寒(ワン・ハン)、朴珍妮(パク・ジェニー)の3名が共同で担当しました。

原作小説

本作には原作となる小説が存在します。原作は鳳凰棲による小説『長安銅雀鳴』です。宮廷を舞台にしたサスペンスとロマンスが交錯する物語であり、太皇太后の命による婚姻や、難事件の謎解きといった骨太なプロットがドラマ版のベースになっています。なお、原作小説の初回連載プラットフォームや紙書籍の出版社などの詳細データについては、今回の公式資料内では言及されておらず不明です。

ドラマ化での主な改編点

  • 男主人公の名前の変更:原作の紹介資料では内衛府大閣領の名前は「陸離」と記載されていましたが、ドラマ「長楽曲~白い愛、黒い罪~」では「沈渡」という役名に変更されています。
  • ヒロインの氏名と家柄の設定変更:原作あらすじでは朱家の庶女である「朱顔」という設定でしたが、ドラマ版では顔家の六女「顔幸」という設定へと改編されています。
  • ヒロインの役職設定:原作では刑部の女官を目指して登用される筋立てですが、ドラマ版では刑部で雑務を担う下級役人の「書吏」から物語が始まり、捜査能力を発揮して徐々に昇進していく経緯が描かれています。

出品・制作体制

本作の出品および制作は、マンゴーTV(芒果TV)、湖南衛視、芒果超媒が共同で手掛けました。撮影は2024年1月から4月にかけて行われ、主要ロケ地には中国の大型撮影施設である横店影視城が使用されています。全40話構成の時代劇として制作され、本国では湖南衛視でのテレビ放送とマンゴーTVでのネット配信が同時に展開されました。

OST ― 劉宇寧が歌う主題歌《一往無畏》と主演デュエット《只願你一人》など全5曲の構成

「長楽曲~白い愛、黒い罪~」のサウンドトラックは、主題歌とエンディングテーマ、そして劇中を彩る3曲の挿入歌を合わせた全5曲で構成されています。実力派シンガーの起用から主演キャスト陣によるデュエットまで、物語の展開に寄り添う充実したラインナップが揃っています。

OP(オープニングテーマ)

主題歌(オープニング曲)は、劉宇寧(リウ・ユーニン)が歌う《一往無畏》です。数多くの大型時代劇ドラマで主題歌を務めてきた実力派男性歌手の劉宇寧が、力強い歌唱で作品の幕開けを飾っています。

ED(エンディングテーマ)

エンディングテーマは、主演を務める丁禹兮(ディン・ユーシー)と鄧恩熙(ドン・エンシー)が歌う《只願你一人》です。劇中で沈渡と顔幸を演じた主演コンビ本人たちによる貴重なデュエット曲となっており、2人の歩む物語の余韻を丁寧に届けてくれます。

挿入歌

  • 《浮華》 ― 希林娜依・高(シーリンナイ・ガオ):伸びやかな歌声を持つ女性シンガーの希林娜依・高が歌唱を担当する挿入歌です。
  • 《渡我》 ― 王赫野(ワン・ホーイエ):注目の男性シンガーである王赫野がボーカルを務める挿入歌です。
  • 《成双》 ― 徐子未(シュー・ズーウェイ):歌手の徐子未が歌唱を務めている挿入歌です。

結末解説【ネタバレ注意】― 第40話の再婚儀とすべての冤罪の決着

※この章はドラマ最終話の核心的な結末に触れています。本編未視聴の方は十分ご注意ください。

最終話のクライマックス

朝堂での大朝会において、謀反を企てた来羅織(らいらしょく)は冕服をまとい帝位を奪おうとしますが、太皇太后と沈渡(ちんと)が仕掛けた罠により逆党は制圧されました。沈渡は事前に金吾衛の逆党を排除して太皇太后を警護し、賢王の密書を受けた鎮遠将軍の援軍や江郎行(こうろうこう)、景林(けいりん)らの奮戦によって火蛾門の勢力は完全に壊滅させられました。朝堂に潜入した顔幸(がんこう)が国師の遺した布を提示し、来羅織が先帝の皇子ではなく淑妃と空山将軍の間に生まれた子であることを明かすと、大勢が決したことを悟った来羅織は自ら兵士の槍に身を投げて命を絶ちました。その後、沈渡が提出した証拠により、かつて穀物を横領した門生を庇うために張相らが筆跡を偽造した事件の全容が明らかとなり、沈渡の父である沈秉燭の長年の冤罪が無事に雪がれました。

主要キャラの決着

沈渡(ちんと)は、謀反の鎮圧と父の無実を証明するという悲願を成し遂げました。一度は顔幸を守るために離縁状を渡して別れを選びましたが、事件解決後は襄安の街中で贈り物を断られ続ける姿を温かく見守られながらも一途に想いを伝え続け、最終的に顔幸の実家へ正式に迎えに行き、晴れて再婚を果たしました。

顔幸(がんこう)は、類まれな洞察力で来羅織の出生の真相を暴き、国家の危機を救う大きな功績を挙げました。沈渡からの復縁の申し出には当初そっけない態度をとっていましたが、太皇太后からの後押しや家族の計らいを受け入れ、身代わりではない正式な婚礼の儀式を経て、再び沈渡と手を取り合って生きていく道を選びました。

来羅織(らいらしょく)は、太皇太后への復讐と皇位奪取を目論んで朝廷を掌握しようとしましたが、実母の淑妃が遺した秘密と自身の血縁の真実を知らされ、野望が完全に潰えたことで自害を遂げました。

陸垂垂(りくすいすい)と江郎行(こうろうこう)は、来羅織による軟禁や数々の危機を乗り越えて絆を深めました。火蛾門の拠点を打破した江郎行は陸垂垂の父親からも人柄を高く評価され、穏やかで確かな愛を実らせました。

潘馳(はんち)は、沈渡と顔幸の捜査を支えて数々の局面で力を尽くしたのち、自らの実力を示すべく科挙の試験に臨み、新たな未来へと歩み出しました。

基本情報

タイトル 長楽曲~白い愛、黒い罪~(长乐曲)
英語タイトル Melody Of Golden Age
配信 U-NEXT(※時期により変動あり)
放送年 2024年(2024年8月26日~2024年9月19日)
話数 全40話
ジャンル 古装・ミステリー時代劇ロマンス(推理・宮廷)
演出 王威(ワン・ウェイ)
脚本 馮静凌(フォン・ジンリン)、王寒、朴珍妮
主な出演 ディン・ユーシー(丁禹兮):沈渡役
ドン・エンシー(鄧恩熙):顔幸役
マオ・ズージュン(茅子俊):来羅織役
シアオ・イエン(肖燕):陸垂垂役
宋芳園:雲雀役
孫沢源:潘馳役
何賽飛:太皇太后役
宣璐:徐婉役
毛林林:永安公主役
高基才:江郎行役
韓承羽:莫謙之役
姚奕辰:徐想仁役
張天陽:蕭重役
岳暘:顔闊役
趙柯:金姨娘役
張凱瑩:顔采薇役
李若嘉:陳火蛾役
潘麓宇:景林役
左林杰:韓世元役
趙文浩:張宝環役

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