中国ドラマ-月に咲く花の如-あらすじ-全話一覧

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「月に咲く花の如く(つきにさくはなのごとく)」は2017年中国で放送された大ヒットドラマで、総制作費がなんと68億円(!?)という超大作です。
清朝末期の街並みを全くCGを使わず、5万平方メートル(東京ドーム1個分程度)にもおよぶ巨大なセットで再現するといった太っ腹なところも見所のひとつです。建造物は言うまでもなく室内のセットも細かく時代背景に沿って作られ、周瑩をはじめ各登場人物の衣装もそれぞれの性格や雰囲気をイメージして作られています。
ここでは中国ドラマ『月に咲く花の如く』のあらすじやネタバレ感想、キャスト相関図、見どころ、最終回結末、といった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきますので、どうぞお楽しみに!
月に咲く花の如く あらすじ
清朝末期の激動の時代に実際に豪商として活躍していた1人の女性周瑩(しゅうえい)。女性が商人になるなどありえない時代に、幾多の試練を持ち前の行動力と卓越した商才でたくましくくぐり抜けていきます。
流れ者の養女周瑩(しゅうえい)は養父周老四とともに生活のために大道芸と詐欺で渡り歩く日々だった。周老四の博打の借金で涇陽第二位の商家である沈家に侍女として売られていく。
沈家の次男沈星移に気に入られ危うく側女にされそうになるが、涇陽一番の商家である呉家東院の若旦那呉聘(ごへい)に助けられ、かくまってもらう。
呉家東院の学徒房での商売の授業に興味を持ち、才能を認められ勉学にいそしむ周瑩であったが、呉家東院は陰謀に巻き込まれてしまい、呉聘も暴漢に襲われ意識不明になってしまう。
呉聘にうながされて呉家東院を出て行こうとしていた周瑩だったが、大恩ある呉家東院と呉聘の危機に残って助ける決意をする。
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周瑩役のスン・リーは中国では理想の女性像とされ、演技力も美貌もトップ女優。大ヒットした『宮廷の諍い女』とは違うキャラクターで、動きも言葉もがさつで乱暴もので超生意気な役どころですが、常に明るく、頭も切れ、キラキラした瞳が印象的です。話が進むにつれてきな臭くなり、だんだん重いシリアスなストーリーになってきますが、出てくるだけでなぜかホッとさせてくれます。
はじめはおこちゃまでダメ男な沈星移(チェン・シャオ)や先立ってしまった優しいだんな様の呉聘(ピーター・ホー)など脇をかためる俳優陣もすばらしく、注目の作品です。
月に咲く花の如く キャスト・登場人物
〈周瑩役 スン・リー(孫儷)〉
女性で豪商となった周瑩の役。孤児であったが養父、周老四とともに大道芸と詐欺で生活していた少女。売られた沈家で沈星移に気に入られ、その後成り行きで呉家東院の一人息子、呉聘の妻になる。
がさつで勝気だがチャーミング。何事にも興味津々でキラキラとした瞳が印象的な周瑩を見事に演じきったスン・リー。
一人の女性として人間的にも大きく成長し、周りを魅了し巻き込んでいく周瑩役を熱演していました。
1982年生まれ。主な出演作は「宮廷の諍い女」「ミーユエ王朝を照らす月」「SPIRIT」など
〈沈星移役 チェン・シャオ(陳暁)〉
沈家の次男、沈星移の役。はじめは自分の思い通りにいかないと癇癪を起こしたり子供気質でしたが、兄・月生を殺され復讐を誓う。
気に入った周瑩を手に入れるため努力するが、時代の流れの変化を感じ、次第に人間として大きく成長を遂げていきました。
だらしない坊ちゃん役から国を憂え、民の為に立ち上がる星移役のチェンシャオ。正義感があり繊細で純粋な役どころを見事に演じきっていました。
1987年生まれ。主な出演作は「後宮の涙」「月下の恋歌 笑傲江湖」など
〈呉聘役 ピーター・ホー(何潤東)〉
涇陽一の商家、呉家東院の一人息子、呉聘の役。物静かで知的でありながらも破天荒な周瑩に強く惹かれ、優しく時には力強く見守る包容力あふれる役でした。
1975年生まれ。主な出演作は「着信アリ2」「三国志Three Kingdoms」など
〈杜明礼役 ユー・ハオミン(俞灏明)〉
貝勒の手先、杜明礼の役。呉家東院を陥れるために沈家に近づき沈四海を悪の道に引きいれる。丁寧な物腰で相手に近づきつつも毒を潜ませる姿、また時に見せる運命に抗えないと嘆く悲哀の表情を見せる複雑な杜明礼の役を演じていました。
1987年生まれ。歌手。主な出演作は「一起来看流星雨」など
〈趙白石役 レン・ジョン(任重)〉
正義感が強く清廉潔白な涇陽の県令趙白石の役。沈月生殺人事件・軍需品の偽造を調べるうちに呉家東院を陥れる陰謀に気がつく。
淑女ではないが裏表のない周瑩に密かに惹かれ愛し始める。
1979年生まれ。主な出演作は「将婚姻進行到底」など
月に咲く花の如く 評価レビュー・感想
月に咲く花の如く74話女豪商周瑩の超大作でした。
見終わって、ああ、終った・・・と思いつつも、キラキラした周瑩の姿が見れなくなると思うと寂しい感じがしました。
1話1話に詰め込まれている話のボリュームが多く、しかも展開が早く内容が盛り沢山で、1話の間でいろいろな事が起こりすぎて途中あれっ?と話についていけないところもありました。
最初に起こった沈家での殺人事件とか夫呉聘の死の謎、薬材偽造の事などすっかり記憶のかなたに・・・時々思い出したかのよう(!?)出てきて、すっかりはじめの内容を忘れてしまうところも・・・(笑)
前半の周瑩親子の登場から沈星移との出会い、逃げ込んだ呉家で嫁ぐことになり若奥様修行、商売の勉強等では周瑩の運命が動き出した上昇機運な展開と周瑩の愛らしさ(?)と魅力が出てました。
呉家と沈家の間で起こった薬物偽造事件と沈月生が殺人事件、呉聘の不可解な死、呉尉文の逮捕そして呉家東院の没落と暗い内容が続き、じわじわと呉家東院が追い込まれていく様は丁寧に描かれていていました。
残念なのは最後の数話でばたばたとあっけないくらい重要なポジションにいた関係者が簡単に亡くなっていき、見ていて時間がなくなったのかしら・・・と無理やり話をつなげて終わらせたような急ぎすぎる展開でした。
個性豊かな登場人物も多く登場しました。
周瑩と彼女を慕い助ける呉聘、沈星移、趙白石、王世均とのやり取りも良かったです。
全体的なラブストーリーは比較的少なめでしたが、星移の花を見て周瑩を思うシーンなど印象的な場面も多くありました。
そして周瑩と義夫呉尉文や義母鄭氏、義理の叔父呉尉武、呉尉全との信頼関係が築かれる様子は温かい気持ちになり感動して涙が出るところもありました。
はじめは犬猿の仲だった沈星移、趙白石の周瑩を助けるために芽生えた友情も気持ちの良いものでした。
敵である沈四海、杜明礼や査坤、胡咏梅等も一人の人間として丁寧に描かれていました。
周瑩と杜明礼との口での直接対決!思えばあの時がはじめまして・・・でしたね。
緊迫したやり取りにテンションあがりました。
剣や拳を使った直接的な戦闘シーンはあまりなかったですが、その代わり命運をかけた商売対決など見所も多く、負けた胡咏梅や沈四海、杜明礼の追い詰められた姿は本当に哀れでした。
勝利の秘訣は天才的な周瑩一人の力ではなく、彼女を支える番頭達との信頼と連携でした。
ただ金を稼ぐのではなく楽しくなくっちゃという使用人や取引先も巻き込んだ、皆が良い思いをするという幸せな渦に引き寄せられ巻き込まれていったような気がします。
最後に向けてとにかく話をつなげて終了させようという意図のあるバタバタ感は観ていて何かもったいない!
あっけなく主要人物が消えていく姿はえ~っそれはないよ~でした。
沈四海、杜明礼もう少し粘って欲しかったな・・・というちょっと不完全燃焼なところもありましたが、最後は諸悪の根源郡王の処罰と未来を担う懐先の旅立ちを見送る周瑩達、新しい時代が始まるという予感を感じさせ、大団円でした。
中国本土での反響 ― 平均視聴率2.564%、2017年の「劇王」に輝いた国民的ヒット作
『月に咲く花の如く』(原題:『那年花開月正圓』、英題:『Nothing Gold Can Stay』)は、2017年8月30日から中国の東方衛視・江蘇衛視の2局同時放送でスタートした全74話の超大作。中国本土では放送前から「孫儷(スン・リー)の3年ぶりのテレビドラマ復帰作」として大きな注目を集めていたんですよ♪
視聴率2.564% ― 2017年の中国ドラマ視聴率No.1
その注目度は数字にもはっきり表れていて、本作の平均視聴率は2.564%。中国の視聴率は1%を超えればヒット、2%を超えれば大ヒットと言われる世界ですから、平均で2.5%超えというのはケタ違いの数字なんです♪ 放送期間中には東方衛視の同時間帯全国視聴率がたびたび3%を突破し、単話では4%に迫る回も出るほどの過熱ぶり。この成績で本作は2017年の中国ドラマ年間視聴率1位=”劇王(ジューワン)”の座を獲得しました。
ネット配信でも累計再生回数106億回超え、微博(ウェイボー)の関連話題の閲覧数は63億回超えと、テレビ・ネットの両方で2017年の中国を席巻した、まさに国民的ドラマだったんですよ♪
豆瓣評価は「高開低走」― 序盤8.5の絶賛から最終7.2へ
中国最大の作品評価サイト・豆瓣(ドウバン)でのスコアは7.2。実はこの数字、放送序盤には7.9から8.5まで駆け上がったものが、終盤にかけて落ち着いた結果なんです。中国のドラマファンの間では「高開低走(こうかいていそう=好スタートから尻すぼみ)」と呼ばれる典型パターンで、序盤の周瑩の成り上がり劇が絶賛された一方、終盤の駆け足展開には賛否が分かれました。
支持派の評価は「孫儷の演技がとにかく圧巻」「セットと衣装の完成度が映画級」「商戦パートが骨太で面白い」。一方で批判派からは「終盤で重要人物が次々あっさり退場する」「恋愛パートが史実パートを侵食した」という声も。それでも「2017年を代表する1本」という位置づけは揺るがず、孫儷は本作の周瑩役で数々の年間賞レースを賑わせました♪
製作体制の深層 ― 準備5年・脚本3年、実在の”陝西女首富”周瑩を描いたオリジナル脚本
本作には原作小説がありません。実在した清末の女性豪商周瑩(しゅうえい/呉周氏)の史実をもとに、ゼロから書き下ろされた完全オリジナル脚本なんです♪ だからこそ製作の裏側を知ると、この作品の厚みがぐっと増して見えてきますよ。
モデルは実在の人物 ― 陝西省涇陽県・安呉堡の呉家に嫁いだ女性豪商
周瑩は、陝西省涇陽県の安呉堡(あんごほ)にあった豪商・呉家に実際に嫁いだ実在の人物。夫の早逝後に呉家の家業を立て直し、清末に「陝西一の女性豪商」と呼ばれるまでになりました。飢饉の際の賑災(災害救済)、文廟の修築、学堂の建設といった劇中のエピソードは史実に基づいています。義和団事件で西安に逃れた西太后に多額の献金をし、西太后から義理の娘として遇され「一品誥命夫人」の称号を授かったというのも歴史記録に残るエピソードなんですよ♪
一方で、脚本の蘇暁苑(スウ・シャオユァン)さんが明かしているとおり、呉聘との婚姻は史実ですが、沈星移と趙白石は完全に架空の人物。「大事不虚、小事不拘(大きな史実は曲げず、細部は自由に)」という原則で、史実とフィクションを織り上げています。蘇暁苑さんは本作で「年度品質編劇(年間最優秀脚本家)」に選ばれました。
華視娛樂の執念 ― 準備5年、脚本執筆3年、現地取材で子孫にも面会
製作を手がけた華視娛樂(ホァシー・エンターテインメント)は、本作の企画に準備期間5年、脚本執筆だけで約3年を投入。2015年9月には撮影チームが陝西省の西安・涇陽・三原を実際に訪ね、呉家の旧宅や周瑩が寄進した文廟などの史跡を回り、呉家・周家の子孫と直接座談までして裏付けを取ったそうです♪ 冒頭でも紹介した「CGを使わない5万平方メートルの巨大セット」も、この徹底したリアリティ主義の延長線上にあるんですね。
監督・丁黒 ― 孫儷の出世作『玉観音』以来のタッグ再び
演出を務めたのは丁黒(ディン・ヘイ)監督。実は丁黒監督と孫儷さんは、孫儷さんの出世作となった2003年のドラマ『玉観音』でタッグを組んだ間柄で、本作は約15年越しの再タッグなんです♪ 孫儷さんという女優の魅力を知り尽くした監督だからこそ、大道芸人の少女から豪商へと駆け上がる周瑩の振り幅の大きな成長物語を、74話かけてじっくり引き出せたと言われています。しかも丁黒監督自身が陝西省出身。故郷の歴史を描く企画に、並々ならぬ思い入れを持って臨んだ作品でもあるんですよ。
OST完全ガイド ― 孫儷本人が歌う『忘不掉』、譚維維・陳楚生ら実力派が集結した豆瓣9.2の名盤
本作のOST(サウンドトラック)は、豆瓣のアルバム評価で9.2という驚異的なスコアを記録している隠れた名盤♪ ドラマ本編の評価7.2を大きく上回る数字で、中華圏ファンの間では「那年花開はOSTも本体」と言われるほどの完成度なんです。アルバム『那年花開月正圓 電視原声帯』は2017年9月26日にリリースされた2枚組で、歌モノと劇伴の両方を網羅しています。
オープニング曲『忘不掉(ワンブーディアオ)』― 歌うのはなんと孫儷本人
まず驚かされるのが、オープニングテーマ『忘不掉(忘れられない)』を主演の孫儷さん本人が歌っていること♪ 周瑩を74話演じきった本人の声で「忘れられない」と歌われるのですから、これ以上ないキャスティングですよね。飾らない素朴な歌声が、がさつで真っ直ぐな周瑩というキャラクターそのもののように響きます。
エンディング曲『行走在茫茫月光的中間』― 韓紅×陳濤が手がけ、譚維維が歌う
エンディングテーマ『行走在茫茫月光的中間(茫々たる月光の中を行く)』を歌うのは、中国屈指の歌唱力を誇る譚維維(タン・ウェイウェイ)さん。制作したのは中華圏トップシンガーソングライターの韓紅(ハン・ホン)さんと、数々の名曲を生んだ作詞家陳濤(チェン・タオ)さんという大御所コンビです♪ タイトルどおり「月」を織り込んだ歌詞が作品名『那年花開月正圓』と響き合う、本作の世界観を象徴する1曲になっています。
挿入歌 ― 陳楚生・郁可唯・張磊ら歌唱系オーディション出身の実力派が勢ぞろい
- 『簡単而熾熱的難忘』― 陳楚生(チェン・チューション):『快楽男声2007』チャンピオンの実力派。周瑩と呉聘の、短くも温かな日々に寄り添う楽曲です♪
- 『你曾説(あなたは言った)』― 郁可唯(ユー・クーウェイ):透明感のある歌声で知られる歌姫。切ない場面を彩る本作屈指の泣かせ曲で、周品&崔子格によるデュエット版も収録されています。
- 『一廂情願的不舍』― 張磊(チャン・レイ):『中国好声音』第4シーズン優勝者。報われない想いを抱える者たちのテーマとして流れる、ハスキーな哀愁ボイスが印象的です♪
- 『譲愛砕了再砕』― 馬仕釗(マー・シージャオ):砕けてなお愛するという激情のバラード。
- 『悲壮』― 倪雅豊(ニー・ヤーフォン):物語後半の悲劇性を凝縮したボーカル曲です。
劇伴は丁汀 ― 「周瑩」「沈星移」などキャラクター別テーマ35曲超
アルバムのDisc 2には、作曲家丁汀(ディン・ティン)さんによる劇伴が35曲以上収録されています。「周瑩」「沈星移」といったキャラクター名を冠したテーマ曲が用意されているのが本作の劇伴の特徴で、視聴後に聴き返すと登場人物の顔が浮かんでくる構成になっているんですよ♪ 本編とあわせて、ぜひOSTもチェックしてみてくださいね。
結末徹底解説 ― 第74話(最終回)で周瑩が選んだ道と各人物の最期【ネタバレ注意】
ここからは最終回(第74話)を中心に、物語の結末を整理していきますね♪ 中国系ソース(豆瓣・電視猫など)で確認した内容に基づく完全ネタバレですので、未視聴の方は本編を見終わってから戻ってきてくださいませ。
① 沈星移の”死”― 身代わりとなって官兵の前に立つ
終盤最大の山場は、沈星移が周瑩と呉沢を守るため、罪を一身に被って官兵の前に身をさらす展開です。多勢に無勢の激闘の末、沈星移は官兵の手にかかって命を落とした――と誰もが信じる状況に。周瑩は二老を葬った後も、彼と語り合った不務斎で毎日のように帰りを待ち続けます。
② 一夜だけの夫婦 ― 再会、そして永遠の別れ
そして最終回、沈星移は生きて周瑩の前に帰ってきます。生死の境を越えて再会したふたりは、ようやく互いの想いを確かめ合い、一夜だけの夫婦の契りを交わしました。けれど沈星移はすでに朝廷のお尋ね者。彼は女子学堂の設立を周瑩に託し、新しい時代を作る戦いへと旅立っていきます。74話かけてすれ違い続けたふたりに与えられたのが、たった一夜だけだった――この余韻が、中国のファンの間でも長く語り草になっている結末です。
③ 趙白石の告白と、周瑩の答え ― 「孤独に老いても構わない」
沈星移からの手紙に背中を押された趙白石は、呉家の四叔に縁談を申し入れ、ついに周瑩本人へ想いを告白します。しかし周瑩の答えは「心に決めた人がいるから、再嫁はできない。たとえ孤独に老いても構わない」というきっぱりとした拒絶でした。女子学堂の開学式典の日、千紅の言葉に気づかされて出したこの答えは、誰かの妻としてではなく、自分の足で立つ商人として生きるという周瑩の人生の宣言でもあります。趙白石もまた生涯妻を娶らず、距離を置いたまま静かに周瑩を見守り続けました。
④ 杜明礼の最期 ― 操り人形が選んだ結末
呉家東院を追い詰め続けた宿敵・杜明礼は、長年自分を駒として使い捨ててきた張長清をその手で殺害。積年の恨みを晴らしたその瞬間、彼は満ち足りた表情で自ら命を絶ちます。悪役でありながら「運命に抗えなかった男」として描かれてきた杜明礼らしい幕引きで、演じた兪灝明(ユー・ハオミン)さんの評価を大きく高めた名場面です。諸悪の根源だった郡王も処罰され、呉家東院を巡る長い陰謀劇はここで決着しました。
⑤ 史実の周瑩のその後 ― 西太后の義娘「一品誥命夫人」へ
ドラマは懐先の旅立ちを見送る周瑩たちの姿で幕を閉じますが、モデルとなった実在の周瑩のその後も少しだけご紹介♪ 史実の周瑩は義和団事件で西安に逃れた西太后に多額の献金を行い、義理の娘として遇されて「一品誥命夫人」の称号を授かりました。そして呉家を継いだ養子の呉懐先は、のちに安呉堡の邸宅を革命運動のために提供しています。劇中で沈星移が夢見た「新しい時代」に、呉家が実際に関わっていくことになる――ドラマを見終わってから史実を知ると、あのラストシーンがもうひとつ深く味わえるはずです♪
月に咲く花の如く 基本情報
放送局 東方衛視・江蘇衛視(中国本土)
中国タイトル 那年花開月正圓
中国放送開始日 2017年8月
話数 74話
脚本 蘇曉苑(スウ・シャオユァン)
2018年8月現在チャンネル銀河にて放映中です。
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コメント
コメント一覧 (5件)
中国ドラマファンです
女性主役はここしばらくキラキラ過ぎる宮廷ドラマばかりだったので今回、このドラマ、リアリティーが凄くて
大変素晴らしい作品です。
スン・リーも甜蜜蜜から大人の女優に成り成長が凄いです。脇役も準主役級の上手い人ばかりです。
もっとファンが増えると良いですね。
本当に素晴らしいドラマですよね!
もっと魅力を発信してファンを増やしていきたいと思います!
この作品は品格があり胸を打たれました…全ての俳優さん達も自然な演技で上手だったなぁ……感動して涙が出ました…又、観たくなる作品です…周塋の父役の、リューペィチーさん…久々見ました…NHKで観た北京バイオリンも本当に良かったなぁ〜
いつも楽しく、貴殿の歴史知識の豊富さに感心しながら、拝読しています。1つご指摘させていただきます。第49-51話が第67-69になっています。ご確認ください。第49-51話を楽しみにしています。以上です。
いつもありがとうございます!
リンクが違っていて失礼いたしました。
こちら修正したのでぜひご覧になってくださいね。
ご指摘ありがとうございます。