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「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」を見ていて、縁切りのために皇子の下衣を盗みに行く傅容には、思わず笑ってしまいました。占い師の言葉を聞いて軍営まで忍び込むなんて、行動が早すぎます。中国では2020年10月にiQIYIで配信が始まった作品です。
そこまで縁を切りたがるのにも、訳があるんですよね。大虞国の恒京令の次女・傅容(ふよう)は、けがをきっかけに未来の出来事を夢で見るようになります。夢が次々と現実になり、家族を守るために運命を変えようとする彼女。粛王・徐晋(じょしん)に関わって自分まで殉葬される夢を見るのですから、私も二人が顔を合わせるたびに心配になりました。
そして困ったことに、徐晋が傅容を陰で気遣う姿を見るたび、私はどんどん彼を応援してしまいます。軍部の横領事件を追う皇子で、周りには敵も多い徐晋。傅容に命を救われても彼女を刺客の仲間ではないかと疑うところでは、もう少しこの子の話を聞いてあげてほしくなりました。二人のやり取りに、つい口を挟みたくなるんです。
この記事では、私が傅容の大胆さに笑ったり、予知夢の行方を心配したりしながら完走した感想を交えつつ、「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、夢で見た未来を変えようと奮闘する傅容と、彼女との縁が深まっていく徐晋の恋を一緒に見届けましょう♪
如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~ あらすじ
文芸評論会の会場で、屋敷の梁が崩れ落ちます。不吉な夢を見ていた傅容(ふよう)は、粛王・徐晋(じょしん)の命を間一髪で救います。それなのに徐晋は、たびたび自分の前に現れる彼女を刺客の仲間ではないかと疑います。
大虞国の恒京令の次女・傅容は、けがを境に、自分の未来を思わせる夢を見るようになります。初めは信じられなかった夢の出来事が、現実にも起こり始めます。夢の災難を防ごうと会場の屋敷を見張れば、護衛に追われる騒ぎです。その場を救ったのも、軍の横領事件を調べるために都へ戻ってきた徐晋でした。
一方、仮面の文人・掬水農夫(きくすいのうふ)の屋敷に書生として迎えられた傅容は、彼が幼い頃の遊び相手と知って親しくなります。そんな傅容が頭を悩ませるのは、会うたびに災難が降りかかる徐晋との縁です。占い師に教えられた方法は、相手の下衣を燃やすことです。傅容は徐晋の下衣を盗むため、軍営へ忍び込みます。縁を切りに来たはずの場所で、本人に見つかってしまったら、どう切り抜けるのでしょうか。
見どころ
私は、傅容が命を救ったのに刺客の仲間かと疑われる場面で、早く誤解が解けてほしくなりました。助けた本人をそんなに警戒しますか、と徐晋にひと言いいたくなります。
それから、縁を切るために下衣を盗みに行くくだりです。皇子の軍営にまで忍び込むのは、さすがに無茶です。占い師の教えを聞いてそこまで動いてしまう傅容には、少し落ち着いてほしくなります。しかも相手は、すでに自分を疑っている徐晋です。見つかったときにどう説明するつもりなのか、私はそちらが気になってしまいます。
不吉な夢を見たあとで、本当に梁が崩れる場面はぞっとします。傅容が次に眠るとき、今度は何を見てしまうのかと思うと、寝るだけでも落ち着きません。
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~ 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
キャスト・登場人物
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」のキャスト&主な登場人物一覧です。
徐晋(演:チャン・ジャーハン)
大虞国の第四皇子・粛王で、軍の不正を調べるために都へ戻り、金翊衛を率いることになります。何度も事件現場に現れる傅容を警戒し、彼女にも疑いの目を向けます。
私は、傅容のために黙って傘を置いていく気遣いが好きです。彼女を助けるたびに傷が増えていくので、恋の進展と一緒に体の具合も心配してしまいます。
傅容(演:ジュー・ジンイー)

弟のたこを取ろうと木に登り、落下してしまうところから物語が動き始めます。恒京令の次女で、不思議な夢と現実の出来事が重なるようになり、家族に降りかかる災難を防ごうと動きます。徐晋との悪縁を断つために下着を盗みに軍営へ入る行動力には、そこまでしますか、と私もあきれてしまいます。師匠の柳如意を助けようと髪飾り作りに打ち込む姿には、つい肩入れしてしまいます。
徐平(演:リウ・イーチャン)

仮面の文人・掬水農夫として傅容を屋敷に迎え入れる人物です。その正体は嘉和帝の弟・安王で、傅容とは幼い頃に一緒に遊んだ間柄です。傅容が塀を越えて出入りできるよう梯子まで用意させるので、ずいぶん甘やかします。母を巡る過去を調べるなかで、甥の徐晋への疑いを深めていきます。
呉白起(演:ワン・ヨウシュオ)

初めは軍の点呼に身代わりを出し、徐晋に見破られるような青年です。信都侯の長男で、母方の姓を名乗り、金翊衛で徐晋の指揮を受けます。
私は、昇進の試験中に老人が殴られているのを見て、競争の途中で助けに入る場面が好きです。傅宣に会うと張り切りすぎてしまうところも含めて、かなり応援しています。
傅宣(演:シュー・ジャーチー)
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傅容が軍営で捕まったと聞けば、父の腰牌を持って迎えに行く頼もしい姉です。恒京令の長女で、絵や書に親しみ、宝飾店の宣伝に使う絵も手がけます。盗作を疑われたときには、絵に込めた意味と下絵を示して、自分の作品であることを説明します。妹を助けるために自分から動けるところが、私はとても好きです。
崔綰(演:姜杉)

西河郡主の身分を持ち、幼い頃から慕う徐晋に会うため、たびたび王府を訪ねます。傅容に身分を持ち出して嫌味を言う場面には、さすがにむっとします。
斉竺(演:王奕婷)
傅容とは幼い頃から親しく、兄の斉策を深く慕っています。兄の事件を境に傅容と距離を置くようになり、清平県主に封じられて端妃の養女となります。
柳如意(演:龔蓓苾)
宝飾店・如意楼を切り盛りし、傅容に宝飾品作りを教える師匠です。傅容が文芸評論会へ入りたいと相談すると手を貸してくれるなど、仕事以外の困り事でも頼りにされています。
章耀成(演:盧星宇)
信都侯の爵位を持ち、呉白起と章晏の父に当たります。斉策の出世を後押しし、徐晋への暗殺を急がせる人物で、軍の不正を追う捜査に深く関わっています。
嘉和帝(演:常鋮)
軍の不正を調べる役目を徐晋に与える、大虞国の皇帝です。徐晋の父、徐平の兄に当たり、捜査では確かな証拠を求め、徐晋の結婚相手にも自分の意向を示します。
淑妃(演:斕曦)
牡丹の飾りが騒動につながるのは、この花に幼い徐晋と引き離された記憶が重なるためです。徐晋と懐王・徐皓の母で、息子のために作った靴を渡せずにしまっている姿には、私は切なくなりました。
斉策(演:陳燁林)
傅宣に求婚する提刑司の按察使で、斉竺の兄です。徐晋を狙う暗殺計画に加わっているため、傅宣には早く事情を知ってほしいと、見ていて落ち着きません。
顧沅(演:宋昕冉)
柳如意が捕らえられた際、傅容のもとへ知らせに駆けつける如意楼の侍女です。傅容が王府へ嫁ぐときにも付き添い、その身近で過ごすことになります。
葛川(演:成浚文)
徐晋の侍医で、傅容と弟の傅官に現れた症状を調べ、水ぼうそうと見られていた異変が中毒によるものと見抜きます。
傅品言(演:不明)
恒京令を務める傅宣・傅容・傅官の父で、安王が傅容を訪ねてきた際には、娘が皇室の争いに巻き込まれることを心配して距離を置こうとします。
配役は指定一覧では李茂、保存済みの配役資料では蘇茂と記載が異なり、今回の資料だけでは確定できません。
端妃(演:童彤)
成王・徐茂の母で、呉白起の母の妹に当たります。如意楼を陥れるために牡丹の髪飾りを利用するなど、宝飾店の鳳来儀に関わる商売にも手を伸ばします。
董方礼(演:丁志勇)
柳如意への拷問を促されても、証拠がないまま処罰することを拒みます。皇庫を担当する御史で、淑妃の兄、徐晋の伯父に当たり、病弱な息子・董聞を案じています。
喬素娘(演:譚琍敏)
傅宣・傅容・傅官の母で、傅容には名前にちなんだ芙蓉の花を刺繍した靴を作って渡します。娘の結婚話にも気をもみ、傅容が側妃になると聞いたときには強く案じます。
信都侯夫人(演:曹艶)
章晏の母で、息子と傅容の縁談に不満を抱いています。婚約を解く場面で傅容を傷つける言葉を重ねるので、私はこの人の応対が苦手です。
丁鵬(演:李瑞超)
成王に通じ、傅容に罪を着せようとする提刑司の役人です。自白を迫り、予定された審理を待たずに処刑まで進めようとする強引さには、見ていて腹が立ちます。
相関図
恋の中心になるのは、傅容・徐晋・徐平です。傅容は文芸評論会で落下する梁から徐晋を救い、その後も事件を通じて関わりを深めます。徐平は傅容の幼なじみで、再会後も彼女を気にかけます。徐晋と徐平は、甥と叔父の関係です。
傅宣と傅容は姉妹です。傅宣が軍営へ妹を迎えに行った際、呉白起と顔を合わせ、そこから言い合いや行き違いを重ねます。傅宣が鳳来儀の帳簿を見るようになると、呉白起とは店の問題にも一緒に向き合います。
斉策と斉竺は兄妹です。斉策は傅宣に結婚を申し込み、斉竺は傅容の親しい友人として登場します。斉策の事件が起きると、傅宣の縁談と傅容・斉竺の友情に影響が及びます。
皇室のつながりでは、嘉和帝と徐平が兄弟です。嘉和帝と淑妃の息子が徐晋と徐皓で、淑妃の兄が董方礼です。端妃は成王・徐茂の母で、斉竺を養女として迎えます。崔綰は徐晋への思いから、彼に近づく傅容を気にするようになります。
信都侯・章耀成は呉白起と章晏の父です。呉白起の母は信都侯の先妻で、その妹が端妃です。現在の信都侯夫人は章晏の母で、傅容と章晏の婚約に関わります。呉白起は母を巡る事情から父と対立しており、傅宣にその経緯を話します。
傅宣・傅容・傅官の両親は、傅品言と喬素娘です。傅容が宝飾品作りを学ぶ相手が柳如意で、顧沅も如意楼で働いています。柳如意が捕らえられると、傅容は師匠を助けるために動き、徐晋や董方礼とも関わることになります。
評価・レビュー
中国ドラマ「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
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見終わって、傅容と徐晋がもう一度夫婦になれたことにほっとしました。途中は何度も気持ちが置いていかれて、もう少し安心して二人の恋を楽しみたかったです。好きな二人なので、疑い合う時間が長いのはしんどかったです。
第13話、山中に閉じ込められた二人が、幸運について話す場面が好きです。自分に近づく人は不幸になると気にする徐晋に、傅容が手を重ねて幸運を分けようとします。ここは傅容の明るさに救われました。彼女のこういうところを徐晋も好きになったのかな、と素直に思えます。二人で外衣を分け合って休む様子も、距離が縮まった感じがしてうれしかったです。
第30話の鬼市で、傅容が別れを告げる場面はつらかったです。チャン・ジャーハンが演じる徐晋の、涙をためて相手を見つめる姿が残っています。傅容にも事情があると分かっていても、そこまで傷つける言葉を選ばなくても、と感じました。この後も疑いがぶり返すので、誤解で二人を引き離す展開には疲れました。一度仲直りした時の約束を、もう少し大切にしてほしかったです。
傅宣と呉白起が仕事の相談を重ねながら近づいていく関係も好きです。傅宣のしっかりした物言いには、何度もほっとしました。
安王の態度は、最後まで好きになれませんでした。傅容を自分のもとに置くために、殉葬を持ちかけて途中で連れ去る計画まで立てます。幼い頃の思い出が大切でも、傅容の望みを踏みにじってよい理由にはなりません。母への思いを知っても、彼が周囲にしたことへの腹立たしさは残りました。
BS11の掲載メッセージには、再放送を望む声が寄せられています。中国での評判やレビューサイトの点数は、提供資料では不明です。
第40話、傅容が身につけていた防具のおかげで助かるくだりは、正直、説明が駆け足に感じました。生きていてくれてうれしくて、そこは深く問い詰める気にもなれません。徐晋が改めて正妃として迎え、師匠の作った冠を傅容が晴れてかぶれる結末には、ようやく安心できました。今度こそ、穏やかに暮らしてください! あの花嫁姿を、お父さんにも見てほしかったです。
撮影秘話とトリビア
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」の撮影場所や、キャストにまつわるトリビアをご紹介します。
再共演した出演者たちや、意外な経歴の共通点にも注目です♪
撮影地は中国・浙江省の横店影視城
撮影に使われたのは、中国・浙江省にある横店影視城です。2019年9月11日に横店で撮影が始まりました。
「芸汐傳」から主演ふたりと複数のキャストが再共演
ジュー・ジンイーとチャン・ジャーハンは、2018年放送の「芸汐傳」に続く共演でした。前の作品でも共演していたと知ると、ふたりの演技を見比べたくなりますね。
このつながりは主演ふたりだけにとどまりません。シュー・ジャーチーやワン・ヨウシュオも「芸汐傳」から続いて出演しており、複数のキャストが再び同じ作品に参加しています。
傅容と傅宣を演じるふたりは、ともにSNH48出身
傅容役のジュー・ジンイーと、その姉・傅宣役のシュー・ジャーチーには、ともにSNH48で活動した経歴があります。
中国本土での反響 ― 2020年10月21日に配信開始
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」は、2020年秋に中国本土で配信された、架空の王朝を舞台にした時代劇です。現地の視聴者の反応も気になりますよね。ただ、中国本土での人気の規模や評判の傾向は不明です。
2020年10月21日、iQIYIで配信開始
中国本土での配信開始日は2020年10月21日、配信先はiQIYIです。当初は毎週水曜から金曜の20時(中国標準時)に2話ずつ更新され、VIP会員は6話分を先行視聴できました。本編は全40話で、別に番外編4話があります。視聴率・再生数・初週の熱度指数については、数値を確認できません。
評価スコア・評価人数・賛否の内訳は不明です
評価スコアや評価人数、星別の分布は不明です。そのため、点数の高低や評価の偏りは判断できず、「賛否が分かれた」とする根拠も不足しています。
- 支持派:中国本土の視聴者に具体的に支持された点は不明です。
- 批判派:中国本土の視聴者の不満の内容や理由は確認できません。
中国本土でのトレンド入りや話題ワード、国内の受賞・ノミネート、配信当時のジャンル内順位についても不明です。
製作体制と原作 ― 笑佳人の小説を2人の監督と4人の脚本家で映像化
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」は、ネット小説を原作にしたドラマです。恋の行方に加えて、その物語を映像にしたスタッフにも目を向けると、作品の楽しみ方が少し広がります。脚本家が主題歌の作詞にも参加している点は、私も気になったところです。
監督・脚本家
監督はリン・ジエンロンとチェン・グオホアです。脚本には、シェン・ムー、ドワンムー・チョンファン、ウェイ・ウェンティン、リー・ユーハンの4人が名を連ねています。ただし、両監督の担当範囲や脚本家ごとの分担、各人の代表作・詳しい経歴は確認できません。
スタッフの仕事で注目したいのは、シェン・ムーがエンディング曲「夢渡」の作詞も担当していることです。脚本だけでなく、物語の余韻を受け止める歌にも関わっています。エンディングの歌詞に目を向けながら見ると、台詞とは別の言葉で作品に触れる楽しみもありますね。
原作小説
原作は、笑佳人の小説『寵后之路』です。笑佳人は晋江文学城の女性向けチャンネルの作家として紹介されており、本作はネット小説の映像化に当たります。
書籍版の出版社や刊行時期、原作の詳しいジャンル区分は不明です。また、読者数や売上、既存ファン層の規模を確認できる情報もないため、原作の人気度までは判断できません。
ドラマ化での主な改編点
原作の存在は確認できますが、具体的な改編点は不明です。ドラマでは傅容が未来を予感させる夢を見る設定がありますが、これが原作からの変更かどうかも確認できません。登場人物の比重や結末の違いについても、断定はできません。
出品・制作体制
制作会社はシーバー影視と愛奇芸(iQIYI)です。iQIYIは中国での初配信も担っており、制作と配信の両方に関わっています。出品・制作の詳細な役割分担や投資額は不明です。
撮影地は浙江省の横店影視城で、2019年9月11日にクランクインしました。撮影・制作期間として記載されているのは、同日から2020年1月までです。ただし、クランクアップの正確な日付や実際の撮影日数は確認できません。
OST ― ジュー・ジンイーの《芙蓉》OPと、霍尊との《夢渡》ED
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」のOSTから、OP・EDと挿入歌の計5曲を紹介します。注目したいのは、傅容役のジュー・ジンイーが、主演に加えて3曲の歌唱にも参加していることです。
OP(オープニングテーマ)
オープニングテーマは、ジュー・ジンイー(鞠婧禕)が歌う《芙蓉》です。ジュー・ジンイーはSNH48での活動経験を持ち、本作ではヒロインを演じています。ドラマで彼女を知った方には、歌手としての一面にも触れられる一曲です。
ED(エンディングテーマ)
エンディングテーマの《夢渡》は、ジュー・ジンイーと霍尊によるデュエットです。主演のソロ歌唱を楽しめるOPと、2人で歌うEDを聴き比べてみたいです。
挿入歌
- 《古畫》 ― ジュー・ジンイー:挿入歌に加え、プロモーション曲も兼ねています。OP・EDとあわせて、主演本人の歌唱を追うなら押さえておきたい曲です。
- 《意濃》 ― シュー・ジャーチー(許佳琪):傅宣役の出演者が歌う挿入歌です。元SNH48・THE9メンバーで、演技と歌の両方で本作に参加しています。
- 《祈願》 ― 孔肖吟:秦卿役で出演している孔肖吟が担当する挿入歌です。
結末解説【ネタバレ注意】― 第40話、殉葬の危機を越えて正妃として迎えられる傅容
※この章はドラマ最終話の核心的な結末に触れています。本編未視聴の方は十分ご注意ください。
最終話のクライマックス
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」の最終話は、徐晋の死を信じた傅容に殉葬の命令が下るところから始まります。傅容は、殉葬を免れるために使える離縁状を焼き、徐晋の衣冠や白い扇、銅のかんざしとともに棺に納められます。しかし、徐晋は生きていました。都へ戻った彼が陵墓に駆けつけると、棺の中は空になっていました。
殉葬を皇帝に進言した安王・徐平は、葬列の途中で傅容をひそかに連れ去っていました。徐晋は呉白起たちと掬水小築へ向かい、隠された部屋を捜します。一方、再び閉じ込められた傅容も、燭台と床のろうの跡の食い違いから仕掛けを見つけ、自力で脱出します。
その先で徐晋と徐平が戦っているのを見た傅容は、徐晋をかばって毒の塗られた剣に刺されます。傅容を死なせてしまったと思った徐平は、自らの腹を刺します。しかし、傅容は命を取り留めます。徐晋のために作ったものと同じ、胸を守る防具を自分にも用意していたため、毒が深くまで入り込まずに済んだと、後の場面で説明されます。
主要キャラの決着
傅容と徐晋は、正妃としての婚礼を改めて挙げます。危機を乗り越えた傅容は、如意楼の長として皇帝の前に立ち、組織は朝廷の管理下に入ります。その後、徐晋は皇帝に離縁を願い出ます。これは傅容を正妃として迎え直すための申し出です。傅容は師匠の柳如意が作ってくれた鳳冠をかぶり、今度こそ正式な粛王妃として徐晋と結ばれます。
徐平は、母の死についての誤解を知って最期を迎えます。彼の前に現れた温太妃は、生きていました。皇帝は彼女に向けられた非難から身を守るため、弘福寺の火災を口実に宮外へ逃がしていました。徐晋が母を死なせたという復讐の前提が崩れ、徐平は母と再会しますが、命を落とします。
傅宣と呉白起は、結婚を約束した関係を保ち、傅容たちの婚礼を支えます。脚を負傷した呉白起は、第39話で立って歩けるまでに回復します。最終話では花嫁を迎える側として傅家を訪れ、門を守る傅宣と祝いのお金をめぐってやり取りします。呉白起が自分のお金は傅宣の手元にあると返す場面には、二人の親しい関係が表れています。
友人や従者たちのその後
斉竺は毒によって命を落としますが、懐王はその死を知らないまま、彼女の行方を気にかけています。一方、西河郡主は和親のため玄翰へ渡り、第39話で王宮に到着して玄翰王と対面します。二人の結婚後の暮らしについては不明です。
文刑は傷が癒えると、徐平の遺灰を携え、温太妃の修行に付き添って旅立ちます。見送りに来た蘭香には、戻らない可能性があることを伝え、自分を待たないよう促します。こちらの恋は、二人が結ばれる形では締めくくられません。
エピローグ・番外編
本編40話に加えて全4話の番外編があります。番外編の舞台や人物のその後、本編とのつながりについては不明です。
原作との違い
笑佳人の小説を原作とする作品です。ドラマとの結末の違い、結末を変更したかどうか、改編の意図については確認できません。
最後の夢と、結婚をやり直す意味
本編では傅容の生還理由が説明され、その後の再婚まで描かれます。二人の生死や恋の決着を保留した結末ではありません。
私が注目したいのは、最後の婚礼で傅容が身につける鳳冠です。最初の婚礼では側妃の身分でかぶった師匠の贈り物を、今度は正妃として堂々と身につけます。二人は四季の景色を見ながら各地を旅する約束も交わしています。本編が最後に届けるのは、夫婦として結ばれ直す婚礼と、それまでの悪夢が幸せな夢へと変わる傅容の姿です。
基本情報
| タイトル | 如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~(中国語原題:如意芳霏) |
|---|---|
| 英語タイトル | The Blooms at Ruyi Pavilion |
| 配信 |
日本:BS11プラス(保存済みのBS11公式資料で配信が案内されています。配信状況は時期により変動します) 中国での初配信:愛奇芸 |
| 放送年 | 2020年(中国での初配信期間:2020年10月21日~2020年12月3日) |
| 話数 | 全40話 |
| ジャンル | 古装・予知夢ロマンス(宮廷・事件解決) |
| 演出 |
リン・ジエンロン(林健龍) チェン・グオホア(陳国華) |
| 脚本 |
シェン・ムー(沈慕) ドワンムー・チョンファン(端木琼芳) ウェイ・ウェンティン(魏文庭) リー・ユーハン(李玉菡) |
| 主な出演 |
チャン・ジャーハン(張哲瀚)/徐晋役 ジュー・ジンイー(鞠婧禕)/傅容役 リウ・イーチャン(劉奕暢)/徐平役 ワン・ヨウシュオ(王佑硕)/呉白起役 シュー・ジャーチー(許佳琪)/傅宣役 |
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