ミーユエ-あらすじ-全話一覧-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-ミーユエ-王朝を照らす月-あらすじ-全話一覧
ミーユエ

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「ミーユエ」の舞台は、紀元前300年以上前の中国の春秋戦国時代の末期になります。秦によって、中国全土が統一される前になります。たくさんの国が混在し、勢力争いが繰り広げられている時代です。ちなみに日本だと弥生時代のはじめのころです。

ミーユエ、のちの宣太后ですが、有名な秦の始皇帝の高祖母にあたります。(高祖母とは、おばあさんのおばあさんです。)ミーユエが生まれる前に、天下を統べる覇星だと予言されるも、母が高貴な生まれではないので、捨てられ、川に流されてしまう。だが、生まれもった強い運命によって、生きながらえることができます。

秦に行ってから、秦王の側室となり、のちの昭襄王を産むのだが、昭襄王の治世前期に中国史上最初の皇太后として権勢をふるうことになる波乱万丈の人生を描いています。

2016年中国ドラマ視聴率No.1を記録したメガヒットドラマです。逆境に負けることなく、信念をもって生きていくミーユエを演じるのは、「宮廷の諍い女」で人気沸騰したスン・リー。中華圏の美女タレントランキング1位に選ばれたこともあり、大きな瞳はとても印象的です。また、ミーユエの義母姉で、のちに宮廷の覇権争いで悪女に変貌する姝を演じるのは、「琅瑯榜」のリウ・タオ。数々のドラマ演技賞を受賞しているだけあって、演技がとてもすばらしいです。

さらに、チェン・カイコー監督の日中合作映画「空海―KU-KAI―」で白楽天を演じたホアン・シュアン、「皇貴妃の宮廷」で順治帝を演じたガオ・ユンシャン、香港映画に多く出演しているアレックス・フォンなど、美男美女がそろっています。

数奇な運命を持ちあわせたミーユエが、嫉妬や陰謀にうごめく後宮の中で、どのように生き、そして、最高権力の座へと上りつめていくのか。秦の国家統一の礎を築いたミーユエの生涯を描いた歴史超大作となっています。
 
ここでは、「ミーユエ」にあらすじやネタバレ感想や見どころといった話題を紹介しながら、華麗な歴史絵巻81話を一緒にじっくり堪能していきましょう!

ミーユエ あらすじ

時は紀元前300年以上前の中国の春秋戦国時代の末期、楚の国で、天下を統べる兆しの星、覇星が現れる。楚の後宮に降臨した時に、お腹に子供がいたのは、莒姫の侍妾の向氏。この子が覇星と言われ、楚王は、とても大事にする。
けれども、王后は、それを許さず、王位を継承するのは、自分の息子以外ありえないと、向氏に堕胎薬をのませて、亡き者にしようとするが、失敗に終わる。

なんとか無事に生まれるが、男ではなく、女の子であったので、籠に入れられ、川に流されてしまう。だが、もって生まれた強い運命で、生き延びることができた。その日はとても月がきれいな夜だったので、月(ユエ)と名付けられた。

戦国時代の混沌とした時代に翻弄されながら、強い心と運命をもちあわせたユエが、至難を乗り越え生きていきます。

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ミーユエ-最終回(81話)

見どころポイント

春秋戦国時代は、秦の始皇帝が全国を統一するまでの分裂期の時代です。まだ、中国の統一がされていないので、文字や度量衡、そして、貨幣もばらばらで、お互いの交流がまだなされていないことがわかります。ドラマの中でそれも描かれています。
総製作費は、「武則天」を凌ぐ58億円。きらびやかな衣装の数々、極上の装飾品など、豪華絢爛な宮廷を再現しているところも必見です。

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ミーユエ 評価レビュー・感想

81話という長く、壮大なドラマが終わりました。でも、命を狙われたり、生きるために必死になっているシーンがずっと続いていたので、あっという間に終わってしまったという感じですね。

このドラマは、秦の始皇帝のおばあさんのおばあさんのお話でした。秦がはじめて中国を統一し、漢字や度量衡、貨幣の統一などいろいろな面で、国としての形を作りあげる前の話で、世の中が混沌としている様子がよくわかりました。秦が統一するまでに、この宣太后が大きな役割を果たし、そして、その前には嬴駟が基礎を作り、何代にも渡って築きあげた国であること、やはり統一することは大変なことなのだと実感しました。でも、史実では、始皇帝が死んだあと、すぐに秦は滅んでしまったのですよね・・・こんなに苦労しているのに、滅亡早すぎですよね!

さて、ドラマの最初の方を思い返してみると、子供の頃のユエの明るくて、活発な姿が印象的でした。でも、生まれたときにまず命を奪われそうになり、それから、何度、生死をさまようことになったでしょうか?でも、孫の顔を見れるくらい長生きしているのですから、屈強で、強運の持ち主ですよね。でも、それだけでなく、良く勉強もしているし、頭もいいですね。自分の知識が多くの場面で役立っていましたものね。

ドラマの中で、ユエにとって3人のかけがえのない男性と知り合え、この3人との関係もとてもよかったなと思います。人を想うときの気持ちがよく表現されていたのではないでしょうか?また、3人とも素敵なのですよね。それぞれの良さがあって。ユエには3人とも必要だったのだと思います。1人を選ぶことはできなかった気がします。3人の俳優さんもイケメンでしたし、演技も素晴らしかったです。

そして、宮廷のドラマらしく、セットも立派で、なにより衣装が豪華でしたね。何枚か重ねて着ているようでしたが、色の組み合わせもよくて、素晴らしかったです。そして、美男美女の俳優をたくさんそろえてきましたね。2016年の中国ドラマ視聴率No.1を記録するだけのことはあります。

史実に基づいているので、その部分も興味をもてますし、恋愛ドラマとしても見ることができ、内容盛りだくさんだったかと思います。飽きさせない、見どころたっぷりのドラマでした。

ミーユエ キャスト・出演者

<ミーユエ役 孫儷(スン・リー)>
 数奇な運命と持ちあわせた英知と勇気で、数々の試練を乗り越え、そして、秦の太后として、秦の天下統一に向けて、手腕を発揮する美しいヒロインを演じました。男装をしたり、馬に乗ったり、そして、町娘風な姿や妖艶な姿もあったりと、いろいろな姿を楽しませてくれました。
 スン・リーは、1982年生まれ。主な出演作は、「宮廷の諍い女」「新・上海グランド」
 「チャイニーズ・フェアリー・ストーリー」「1メートルの光」など
 2004年に日本でオンエアされたサントリーウーロン茶のCMに出演

<楚の公主姝役 劉涛(リウ・タオ)>
 楚の公主として生まれ、秦王に嫁ぎ、王后となりますが、それまで姉妹として支えあっていたユエをうとましく思い、嫉妬と憎しみに取りつかれ変貌していく姿を演じました。楚にいるときはとてもかわいらしく、素直な女性だったのに、秦に行ってからは悪女に変身し、それをみごとに演じていました。
 リウ・タオは、1978年生まれ。主な出演作は、「琅邪榜~麒麟の才子、風雲起こす~」
 「流星剣侠伝 大人物」など

<黄歇役 黄軒(ホアン・シュアン)>
 主人公ユエと幼なじみで、初恋の相手。結ばれない二人だったが、ユエを陰でずっと支えていく楚の政治家を演じました。ユエを見るときの優しい表情が素敵でした。
 ホアン・シュアンは、1985年生まれ。主な出演作は、「空海―KU・KAI-美しき王妃の謎」「グレート・ウォール」など

<秦王 嬴駟役 アレックス・フォン>
 武力と先見力にたけ、天下統一を夢みている。そして、ユエの才腕に惚れ込み、惜しみない愛でユエを支えた秦の王を演じました。とても紳士で、心優しい王の役がぴったりでした。
 アレックス・フォンは、1963年生まれの香港の俳優です。主な出演作は、「カンフー・ジャングル」「ラストロマンス」「ワンナイト・イン・モンコック」など

<義渠君 翟驪役 高雲翔(ガオ・ユンシャン)>
 草原で生活をする異民族で、ユエを一途に愛し続け、暴れ馬と言われながらも、繊細でやさしい心を持っている王の役をとてもワイルドに演じていました。
ガオ・ユンシャンは、1982年生まれ。主な出演作は、「皇貴妃の宮廷」「後宮の涙」など

<魏夫人役 馬蘇(マー・スー)>
 野望のためなら、手段を選ばす、何でもやってしまうしたたかな悪女を演じました。恐ろしいことばかりしているのですが、あまり恐さを感じさせないきれいな女優さんでした。
 マー・スーは、1981年生まれ。主な出演作は、「今宵天子が舞い降りる」「白髪魔女伝」
 「明日に架ける愛」など

<張儀役 趙立新(チャオ・リーシン)>
 発想が豊かで、弁舌に優れた才能をもつ遊説家であり、政治家を演じました。少し滑稽に描かれていて、ここぞと言うときに現れる不思議な存在をみごとに演じていました。
 チャオ・リーシンは、1968年生まれで、中国系スウェーデン人俳優です。主な出演作は、    「中国式関係」「熟男養成記」「天盛長歌」など

ミーユエ 基本情報

放送局:上海東方衛視、北京衛視
原題 :羋月傳
話数 :全81話
放送開始:2015年11月30日
原作 :蒋勝男「羋月傳」
監督 :鄭暁龍
脚本 :王小平

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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